結論、「就活で10社しか受けない」というのは、平均よりも少なめです。
だからといって、過度に不安を感じる必要はありません。就活で受けるべき適切な社数は「行きたい業界が確定しているか?」「すでに内定を持っているのか?」といった状況によって変わるため、自分の状態と照らし合わせて考えることが大切です。
実際に就活で10社しか受けないのであれば、「自己分析を徹底的におこなう」「各企業の研究を入念におこなう」「万が一に備えて追加で応募する企業をリストアップしておく」といったポイントを意識しましょう。
本記事では、就活で10社しか受けないことによるメリットや注意点、就活で意識すべきポイントなどを解説します。
就活で10社しか受けないのは普通?少ない?
そもそも、就活で10社しか受けないというのは「一般的な数なの?それとも少ないの?」と気になる人も多いでしょう。まずは受ける社数の平均について解説します。
「就活で10社しか受けない」というのは平均より少ない
結論をいえば、「就活で10社しか受けない」というのは、平均より少なめです。
内閣府の調査でも、就活時におけるESの提出数で最も多い割合は「10~19社」であり、就活生全体の26.9%を占めています。
参照:内閣府令和6年度委託調査事業|学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 p.66
平均より少なくても過剰に不安を感じる必要はない
こうした調査結果を見ても、就活で10社しか受けないというのは平均より少なめです。しかし、平均より少ないからといって、過度な不安を感じる必要はありません。
そもそも就活の目的は、理想のキャリアや働き方と照らし合わせて「自分にマッチする企業と巡り会うこと」です。そのため10社しか受けなくても、最終的に自分とマッチする企業に出会えれば問題ありません。
もちろん、受ける社数が少ないと選考回数が減るため、必然的に内定確率は下がるかもしれません。しかし、もし思うように内定を獲得できなければ、追加で企業を受ければよいだけです。決して「10社しか受けていないから失敗である」ということはないため、安心してください。
就活で10社しか受けないメリット
就活で10社しか受けないことのメリットは、主に以下のとおりです。
各企業の研究・選考対策にじっくり時間を使える
受ける社数が少なければ、以下のように各社に対する企業研究や選考対策の時間を多めに確保できます。
- 志望先が求める人物像を細やかにリサーチする
- 求める人物像やスキル要件に合わせて志望動機や自己PR、質問への回答を練り込む
- 履歴書やESを作成して何度もフィードバックしてもらう
- 模擬面接を繰り返して話し方やトーク内容などのフィードバックをもらう
上記のようにリサーチや選考対策に時間を使うことで、自分を魅力的にアピールする方法がわかり、「企業が求める人材にマッチしている」という部分をさらに伝えやすくなるでしょう。
とくに、受ける企業数が多いと自分の時間が減るため、「1社の選考対策に手を抜いてしまう」という可能性も0ではありません。このように、各社の対策に使う体力を温存する意味でも「10社しか受けない」というのは有効です。
選考のスケジュール管理に悩まされる時間を減らせる
選考を受ける企業数が増えるほど、「ESの提出期日が◯◯日だから〜〜日までに□□通の書類を作成しないといけない」「面接が同日に被っているので模擬面接を並行して実施しないといけない」というように、スケジュール管理の手間が増えてしまいます。
もしスケジュール管理に誤りがあれば、選考対策の時間を十分に確保できなかったりESの提出期日を過ぎたりするため、どんどん就活が不利に進んでしまうでしょう。
一方で10社しか受けない場合、上記のようなスケジュール管理の負担を減らせます。選考のダブルブッキングや書類提出期日の見落としなども防ぎやすくなるため、余裕を持って各社の就活に臨めるでしょう。
自分の軸をぶらさず就活を進められる
受ける社数が多いと、幅広い業界や職種、社風の企業をチェックすることになります。また、数多くの採用担当者と話す中で、自分の考えに変化をもたらすこともあるでしょう。
こうした状況下にあるため、就活の軸を定めても「実は◯◯業界が合っているのでは?」「性格的に□□な社風がよいのでは?」というように、軸がぶれる可能性も0ではありません。
もちろん、多くの社会人の意見や企業をチェックする中で、自分の軸が磨かれて考えが変わること自体はまったく問題ありません。
とはいえあまり自分の軸が変わると、エントリー先の企業や自己PR、志望動機などを修正する必要があるため、スムーズに就活を進められなくなるかもしれません。
受ける社数が10社程度であれば、上記のように軸がぶれるリスクを減らして、スムーズに就活を進められます。
就活全体の負担を減らせる就活全体の負担を減らせる
上記で解説したように受ける企業数を絞ることで、以下のようなシーンにおける負担を軽減できます。
- ESの作成
- 選考対策の実施
- 就活のスケジュール管理
- 選考企業へ訪問するための移動
こうした負担は、1社だけならそこまで大きくはありません。しかし、20社、30社と積み重なっていくと、精神的・肉体的にも疲弊していくでしょう。とくに夏場は暑さも重なるため、就活の負担はさらに膨らみます。
こうした1社ごとに使う時間を減らして、就活全体の負担を軽減できるというのは大きなメリットです。
企業へ志望度の高さをアピールできる
受ける企業数が少ない旨をアピールすることで、人事に対し「自分の軸を絞り込んで注力している」という印象を与えられます。
企業からすると、漠然と何十社も受けるより、自分の軸を定め覚悟を持ったうえで選考に挑んでいる就活生のほうが好印象です。志望度の高さを伝えられれば、採用の可能性も上がるでしょう。
就活で10社しか受けないデメリット
就活で10社しか受けないデメリットとしては、主に以下が挙げられます。
受ける企業数が少ないことによるデメリットもあるため、メリットと合わせてチェックし、自分にとってぴったりな社数を受けられるよう意識しましょう。
選考の経験を積みにくいため慣れるまで時間がかかる
受ける社数が多い場合、ES作成や面接などの機会が増えるため、必然的に多くの経験を積めます。
実際の選考結果を受けて「ESではもっと◯◯の主張を目立たせよう」「面接で学生時代の経験を話す際は□□のテーマを深掘りしたほうが面接官の反応がよい」というように繰り返し改善すれば、就活後半に向けて自分の武器をどんどん磨けるでしょう。
とくに、就活後半に本命企業の選考が控えているなら「就活前半に複数の選考を受けてトレーニングを積む」というのは有効です。
しかし10社程度しか受けない場合、上記のように試行錯誤できる回数が減るため、就活に慣れるまで時間がかかってしまいます。
本命企業に挑むまでに就活に慣れていないと、「トーク内容の軸が決まらない」「話し方を改善できない」といった事態が起きてしまい、採用の可能性は低くなるでしょう。
企業選びの視野が狭くなりやすい
幅広い業界や職種も含めて数多くの企業を受ける場合、「◯◯業界を志望していたが企業研究を進めると□□業界に魅力を感じるようになった」「人事と話す中で〜〜という社風が自分に合っていると感じた」というに、自分の本当の適性に気付けるケースがあります。これはまさに、自分が行きたい企業以外も幅広く見ていたからこそのメリットです。
もし10社程度しか受けない場合は、「自分が行きたいと思った企業」以外はほぼ切り捨てることになるため、上記のように本当の適性に気付くチャンスを失ってしまうかもしれません。
そのため、本当はもっとマッチする企業があるにも関わらず、知る機会がなくなってしまうというのは、大きなデメリットです。
持ち駒が減るペースが早いため精神的な余裕がなくなりやすい
受ける社数が少ない状態で不採用が続くと、持ち駒が早いペースで消費されます。どんどん選択肢が狭くなるため、どうしても精神的な余裕が減っていくでしょう。
精神的な余裕がなくなると、焦って手当たり次第にエントリーするリスクが高まります。内定が取れないのであれば、本来は「自己分析をやり直す」「ESや面接を改めて見てもらい改善する」といったブラッシュアップが必要です。
しかし、精神的に追い込まれるとこうした対策に取り組む余裕がなくなるため、さらに内定を取れず疲弊してしまうでしょう。
就活後半になると受ける社数を増やしにくい
「持ち駒が少なくなった段階でいくつか追加の企業を受ければよいのでは?」と考える人がいるかもしれません。
しかし就活後半になると、企業は徐々に内定を出し終わり採用活動を切り上げる傾向にあります。そのため就活前半よりも、追加でエントリーする企業数を増やしにくくなるでしょう。
とくに大手企業や有名企業は、内定式を実施する大学4年の10月までに採用活動を終了する傾向にあります。
そのため、「最初はベンチャーばかり受けていたが適性を見直すと大企業が合ってると気付いた」となっても、追加で応募することは難しいでしょう。
就活で10社しか受けなくても問題ない人の特徴
就活で10社しか受けなくても問題ない人の特徴としては、主に以下が挙げられます。
すでに内定を獲得している人
また、就活を継続する場合も「内定を持っている」という事実が精神的な余裕を持たせてくれるため、「もっとマッチする企業はないか?」「より好条件の企業に挑戦しよう」というように、より挑戦的な姿勢で取り組めるでしょう。
「長期インターン先から誘われている」などで内々定が決まっている人
ただし、必ず「本当に内定につながるのか?」という点は見極めましょう。「自分では内々定だと思っていたが実は企業からの評価はあまり高くなかった」といった認識の違いが起こると、予定していた内定を獲得できず今後の就活スケジュールが大きく狂います。
もし内々定をアテにして他の選考をすべて断った場合、就活が振り出しに戻るため、必ず採用される確信を得てから次のアクションを起こしましょう。
キャリアビジョンが明確で志望業界が確定している人
むしろ10社程度に絞ることで、キャリアビジョンにマッチしそうな企業を深掘りして研究したり選考対策に多くの時間を使ったりできるため、より採用の可能性を高められるでしょう。
倍率が低い企業を中心に狙っている人
一方で、あまり知名度が高くない企業に絞っているのであれば、無理に社数を増やす必要はありません。そもそもの競争相手が少ないため、10社程度であっても堅実に内定を獲得できる可能性があります。
本命が公務員である人
「公務員が本命で民間企業は滑り止め」という場合も、無理に社数を増やす必要はないでしょう。
公務員は民間企業と異なり、学力を重視する傾向にあります。
また、公務員試験は民間企業より試験スケジュールが厳格に定められています。「採用人数が不足したので改めて試験をおこなう」といったイレギュラーは原則として期待できないため、公務員が本命の場合、日程の調整ミスがないよう十分に注意しましょう。
就活で10社しか受けない人が心がけるポイント
就活で10社しか受けない人は、以下のポイントを意識して選考に挑みましょう。
自己分析を徹底的におこなう
少ないチャンスで自分の魅力を確実に伝えられるよう、各社に対してより響く自己PRや志望動機などを練り込む必要があります。
そのため、普段以上に自己分析を徹底的におこないましょう。
具体的にはライフラインチャートを作成して過去の経験を振り返り、「なぜ◯◯だと感じたのか?」「どうして□□に取り組んだのか?」といった点を深掘りすることで、自分の強みやスキル、価値観などを明確に洗い出せます。
自己分析の詳しいやり方については、以下の記事で解説しています。
関連記事:自己分析ができない人の原因・特徴7選!誰でもできるコツや方法を紹介
各企業の研究を入念におこなう
企業研究も入念におこないましょう。他の企業の選考対策に使う時間を減らせるため、1社ごとに入念な企業研究の時間を確保できるはずです。
志望先が求める人物像や活躍している社員の条件、社風、理念、将来的なステップアップ像などを把握しておけば、以下のように各企業に刺さるアピールができるでしょう。
- 志望先は協調性を重視しているので、学生時代に周囲と協力して何かを成し遂げた経験を中心にアピールしよう
- 成果主義で結果にコミットする社風なので、大学の部活の経験を深掘りして成果へコミットする姿勢を見せよう
より具体的な企業研究のやり方については、以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:すぐできる!就活の企業研究のやり方と意識すべきポイント3つを徹底解説
志望企業ごとにカスタマイズした選考対策を実施する
時間を確保できることを活用して、必ず志望企業ごとにカスタマイズした選考対策を実行しましょう。たとえば以下のような対策が挙げられます。
- 企業が求める人物像を踏まえて志望動機を変更する
- 社風に合わせて自己PRでのアピールポイントを変更する
- OBの意見を参考に、面接官へ好印象を与えられる回答を考えておく
頻出しない質問の回答も用意しておく
上記で解説した内容に加え、「志望企業ならではの質問」に対する回答も準備しておきましょう。独自性が高い質問は、必ずしも聞かれるわけではありません。
しかし、万が一質問された際に上手く答えられないと、「臨機応変な対応力がない」「しっかりと準備していない」というようにみなされてしまいます。
インターネットの情報やOBの意見などをもとに、想定外の質問に落ち着いて回答できるよう準備しましょう。
積極的にOB訪問を活用してアドバイスをもらう
もし自分の大学に志望先で働いているOBがいるのであれば、積極的に話を聞きましょう。実際に働く人の話を聞くことで、以下のように「採用されるために必要な正確な情報」を集め、より適切に対策できます。
- ESで何を意識して書いたのか?
- 選考で何を聞かれたのか?
- どのように回答したら面接官に好印象を与えられるか?
- 筆記試験ではどのような内容が出題されるのか?
インターネットには出ないリアルな意見を知っておくことで、より現状を踏まえて正しく対策できるでしょう。
また、(OB訪問の相手や企業の方針にもよりますが)訪問したこと自体を「就職への熱意がある」と受け止めてもらい、選考で多少有利になるケースもあります。
OB訪問のメリットや具体的なやり方などは、以下の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:OB訪問に行くべき理由!メリットと質問リスト30選
早めに就活を進める
受ける社数が少ない状態で就活のスタート時期が遅くなると、持ち駒が0になった際のリカバリーが難しくなります。先述のように、就活後半になるほど採用活動を終わらせる企業は増えます。そのため早めに就活を進めておいて、就活をリスタートすることになっても、なるべくエントリーしやすい状況を作れるようにしておきましょう。
もし、一般的な就活スケジュールより先に内定や内々定を確保しておけば、あとから高倍率の大手企業を受ける際も心に余裕を持っておけます。
万が一に備えて追加で応募する企業をリストアップしておく
上記のポイントを押さえて就活を進めても、残念ながら理想通りに内定を獲得できるとは限りません。不採用が続いて持ち駒が減ることもあるでしょう。
そうした万が一の事態に備え、追加の応募企業をリストアップすることが大切です。追加の応募先を決めておけば、全落ちする前に速やかに次の選考に向けて切り替えられます。
就活エージェントを活用する
就活エージェントを活用すれば、自分の適性やキャリアビジョン、希望業界などを踏まえマッチする企業を紹介してくれます。
また、専任の担当者から、以下のように幅広いサポートも受けられるでしょう。
- キャリアビジョンを深掘りするためのアドバイス
- 志望先の傾向に合わせた選考対策の実施
- 模擬面接を活用したフィードバックの実施
- ESの添削
とくに10社しか受けないのであれば、少ないチャンスを逃さないために、1社ごとに入念な対策が必要です。
就活エージェントであれば、さまざまな企業への就職を成功させてきたプロのエージェントによるアドバイスが受けられるため、適切な対策をおこない採用確率を高められるでしょう。
受ける社数を増やす際も活用できる
就活エージェントは「内定が取れないので応募先を追加したい」という際も活用できます。
自力で応募企業を追加する場合、以下のような手間が発生します。
- 追加先の企業に求める条件を改めて整理する
- 整理した条件にマッチする企業をリサーチし直す
- 各社に合わせて改めて選考対策を練り直す
もちろん、過去の志望動機や自己PRなどで活用できる部分はあります。とはいえ、ある程度の修正が必要なため、時間はかかるでしょう。
しかし就活エージェントを活用すれば、「希望条件を一緒に深掘りする」「過去の選考結果を振り返って具体的な改善箇所を教えてもらう」といったサポートが受けられるため、より効率的に追加作業を進められます。
「途中まで自力で就活を進めていたがなかなか成果を出せない」という人は、就活後半からでもまったく問題ないため、ぜひ就活エージェントを活用しましょう。
就活で10社しか受けない人が使うべき就活エージェント3選!
就活で10社しか受けない人におすすめの就活エージェントは、以下の3つです。
ジール就活エージェント

- 規模や職種などを問わず幅広い求人を保有している
- 優良企業からさらに厳選した求人を紹介してくれる
- 最短2週間で内定獲得を実現できる
「ジール就活エージェント」は、大手や中小、ベンチャー、事務、営業、サービス、技術、専門職といった、幅広い規模や職種の求人を保有する就活エージェントです。さまざまな選択肢を提示してくれるため、10社しか受けない人だけでなく「やはり応募先の幅を広げたい」という就活生でも使いやすいでしょう。
上記の多数の優良企業の中から、就活生からのヒアリング内容をもとに、5社程度まで絞って紹介が可能。厳選された企業のみをチェックできるため、各社の企業研究や選考対策に時間を取りたい人にもおすすめです。
初回面談から最短2週間で内定を獲得した事例もあるため、「受ける社数が少ないので早めに内定を取って精神的な余裕を持ちたい」というように、スピード感を求める人も使いましょう。
ジール就活エージェントの評判や特徴などについては、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | ジール就活エージェント |
運営会社 | 株式会社ジールコミュニケーションズ |
対応地域 | 東京、大阪、名古屋 |
公式サイト | https://zeal-shushoku-agent.com/ |
関連記事:【2025年最新】ジール就職エージェントの評判は?メリット・デメリットを徹底解説
キャリアチケット就職エージェント

企業ごとにカスタマイズした面接対策が受けられるスカウトサービスを併用できる就活の知識をインプットできるメディアも活用できる |
- 企業ごとにカスタマイズした面接対策が受けられる
- スカウトサービスを併用できる
- 就活の知識をインプットできるメディアも活用できる
「キャリアチケット就職エージェント」は、「量より質」というコンセプトを掲げる就活エージェントです。紹介企業数は平均5社。選考時は、企業ごとにカスタマイズした対策が受けられるため、限られた社数の中で着実に採用に近付けるでしょう。
スカウトサービスとの併用も可能。5つの質問への回答結果をもとに、自分の価値観とマッチする企業からオファーが届きます。「受ける社数自体は10社程度だが、念のため他の業種の求人と接触できる間口を広げておきたい」という就活生にもピッタリです。
専用メディアには、大手企業の研究記事や就活体験談、選考対策のポイントといった、就活で役立つ情報が豊富に掲載されています。こうしたお役立ち情報をインプットしつつ選考に挑むことで、限られた社数でも堅実に対策しながら就活を進められるでしょう。
キャリアチケット就職エージェントの評判や詳しい利用方法などは、以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | キャリアチケット就職エージェント |
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
対応地域 | 東京、名古屋、大阪、京都など全国 |
公式サイト | https://careerticket.jp/ |
関連記事:キャリアチケット就職スカウトの評判はどうなのか?利用するメリットや向いている人の特徴を紹介
ミーツカンパニー

- 選考直結型イベントに参加できる
- 社長や人事と直接話してリアルな情報を収集できる
- 業界を絞らずさまざまな企業をチェックできる
「ミーツカンパニー」は、選考直結型イベントを開催している就活エージェントです。1回のイベントで書類選考から面接へ進むことも可能なため、場合によっては「最短4時間」というスピード感で就活を終えられます。「受ける社数が少ないので早めに複数の内定を取りたい」という就活生におすすめです。
イベントでは、社長や人事といった選考のキーマンと直接話せます。実際の社風やサイトに載っていないレア情報などを聞けるため、「自分の適性や理想とマッチしているか?」を入念にチェックしてから、応募するか決められるでしょう。
また、イベントの参加企業は業界を絞っていません。そのため、10社しか受けていない人でも、今まで自分が知らなかった優良企業と出会える可能性があります。
ミーツカンパニーの評判や利用がおすすめな人などは、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:ミーツカンパニーの評判はやばい?しつこい?就活生の口コミとエージェントの使い方を解説
就活で10社しか受けない人からよくある質問
最後に、就活で10社しか受けない人からよくある質問をまとめました。
就活で10社しか受けないというのは少ない?
「就活で10社しか受けない」というのは、平均より少なめです。内閣府の調査でも、就活時に受ける社数の平均は「10~19社」という結果になりました。
参照:内閣府令和6年度委託調査事業|学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査 p.66
とはいえ、平均より少ないからといって、過度な不安を感じる必要はありません。自分の軸を明確に定め、適切な企業研究や面接対策などを実行すれば、限られた社数でも採用の可能性は十分に高められます。
就活で10社しか受けないメリットは?
就活で10社しか受けないメリットは、以下のとおりです。
- 各企業の研究・選考対策にじっくり時間を使える
- 選考のスケジュール管理に悩まされる時間を減らせる
- 自分の軸をぶらさず就活を進められる
- 就活全体の負担を減らせる
- 企業へ志望度の高さをアピールできる
就活で10社しか受けない場合の注意点は?
就活で10社しか受けない場合は、以下の点に注意しましょう。
- 選考の経験を積みにくいため慣れるまで時間がかかる
- 企業選びの視野が狭くなりやすい
- 持ち駒が減るペースが早いため精神的な余裕がなくなりやすい
- 就活後半になると受ける社数を増やしにくい
就活で10社しか受けない人が意識すべきポイントは?
就活で10社しか受けないのであれば、以下のポイントを意識して選考に臨みましょう。
- 自己分析を徹底的におこなう
- 各企業の研究を入念におこなう
- 志望企業ごとにカスタマイズした選考対策を実施する
- 積極的にOB訪問を活用してアドバイスをもらう
- 早めに就活を進める
- 万が一に備えて追加で応募する企業をリストアップしておく
- 就活エージェントを活用する
就活では何社くらい受けるべき?
受ける社数の平均が「10~19社」であるため、まずはこの数を目安に選考に応募するとよいでしょう。
もちろん「行きたい業界が明確に決まっている」ということであれば、無理に社数を増やす必要はありません。
就活で平均何社くらい落ちますか?
就活における平均の不採用者数は明確には示されていません。
しかし「就職みらい研究所|就職白書2025|p.14」を参照すると、以下のような数値になると予測できます。
23.56社=「平均エントリー数:26.30社」ー「内々定・内定獲得数:2.74社」
このように、就活で20社以上落ちることは珍しくないため、なかなか内定が取れなくても過度に落ち込む必要はありません!
最後に|自分の適性やビジョンなどを踏まえて最適な社数を受けよう!
「就活で10社しか受けない」というのは、平均と比較すると少なめです。そのため「もしかして自分は就活への意欲が低いのでは?」と不安に感じる人がいるかもしれません。
しかし、上記はあくまでも平均に過ぎないため、過度に気にしなくても大丈夫です!最終的に自分のキャリアビジョンや適性にマッチする企業が見つかればよいため、社数にそこまでこだわる必要はないでしょう。
とはいえ、就活で10社しか受けなくても問題ない人には「すでに内定を獲得している人」「キャリアビジョンが明確で志望業界が確定している人」といった特徴があります。
そのため、こうした特徴と自分の現状を照らし合わせて、最終的に受ける社数を決めるとよいでしょう。