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【26卒】アクセンチュアのインターン/本選考 対策!ES/面接/WEBテスト

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アクセンチュア インターン

「アクセンチュアのインターンに応募する前に、アクセンチュアについて知りたい」「アクセンチュアのインターン・本エントリー選考について知りたい」という方向けに、アクセンチュアの事業や年収、社風について簡単にご紹介しつつ、インターンシップにおけるES・面接の攻略法や、インターン当日、本エントリーの体験日記をご案内できればと思っています。 

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目次

世界最大規模のファーム:アクセンチュアの概要 

アクセンチュアの概要 

アクセンチュアは言わずと知れた世界最大のコンサルティング会社です。どれぐらい大きいかというと、 

  • 全世界の売上:約9兆円 
  • 社員数:世界:75万5千人(日本:2万5千人) 
  • アクセンチュアが展開するオフィス:49カ国 

という規模です。なんと、世界に50万人も従業員がいます。また、単なる戦略コンサルティング会社ではなく、事業範囲は以下4つの領域をカバーしており、戦略コンサルティングだけでなくITまで支援できることがアクセンチュアの強みの一つと言えます。 

  • Strategy&Consulting
  • Interactive
  • Technology
  • Operation 

特に、最近ではどのコンサルティングファームもITやデジタルには力を入れていますが、実行まで支援できるのは、日本だけで1.5万人も従業員がいるアクセンチュアならではのユニークな強みだと思います。最近ではクリエイティブやマーケティング関連の企業も買収する等して、さらにノウハウを広げています。後述するインターンシップも、アクセンチュアの強みの部分について感じ取ることができる内容でした。 

アクセンチュアの社風 

アクセンチュアの社風 

まず、外資系コンサルティング会社だけあって、実力主義の文化です。社員は高い士気をもってクライアントの要求に高い品質をスピード感をもって提供しようという意識があります。といっても長時間働くことが是とされる環境ではありません。能力が高い人であれば、長時間働かなくともプロモーションしていき、結果が出せる人が評価される文化です。(もちろん、長時間働くことで確実に成果につなげていく方もいるそうです) 

「Think straight , talk straight」というカルチャーがあり、上下関係は比較的フラットで、「何を言ったか」が重視される文化にあります。仮に役職が上の方であっても、自分が「正しい」と思ったことは摩擦を恐れずに伝えていく姿勢が重要となります。

この考え方があるため、若手にとってチャンスを得やすい環境であるということができます。背景に「Think straight , talk straight」は発言・提案する側だけに求められることではなく、受け手も、新入社員の発言であっても誠実に対応しなければならないという決まりがあります。新人の提案もしっかり聞いてもらえる環境にあります。 

コンサルティング会社らしく、クライアントファーストの文化もあります。一人ひとりがプロ意識とプライドをもって日々の仕事に取り組んでいます。

誤解してほしくないのが、クライアントの言いなりになるわけではありません。クライアントが求める成果にコミットするために全力を尽くす文化であり、時によっては「NO」と言うこともあるそうです。 

インターン応募前/ES提出前に知りたい!アクセンチュアの業務(職種別) 

アクセンチュアの業務

先にも述べた通り、アクセンチュアは幅広い事業を展開しており、結果として様々な職種があります。

例えば、コンサルタントだけでなく、AIエンジニア、データサイエンティスト、AIディレクター、マーケター、メディアプランナー、クリエイター、ITインフラエンジニア、フロントエンドエンジニア等、就活生は聞いたこともない職種も多くあると思います。

スペシャリスト職は中途が多く、今回は新卒にとってメジャーな職種についてご紹介します。 

戦略コンサルタント職 

コンサルタントというと、一番イメージしやすいのは戦略コンサルタントだと思います。マッキンゼーやボストンコンサルティンググループ、ベイン・アンド・カンパニーにも多いタイプのコンサルタントですね。アクセンチュアでは、ビジネスコンサルティング本部ストラテジーグループへの所属がメインになると思います。 

戦略コンサルタントは、クライアントの目的を定め(時によっては再定義し)、クライアントの企業理念を反映した上で、競争優位性を確保し続けるための戦略的な支援を行います。クライアントの構造改革や、業界横断で戦略とテクノロジーを融合したソリューションを考案・提供します。

書いていることが抽象的ですが、要はお客様の目的を達成するために、戦略から実行プラン設計までの支援を行います。施策の具体例としては、企業のデジタル化(デジタルトランスフォーメーション)、企業内部の組織改革や、日本企業の海外展開に向けたM&A等が挙げられます。 

クライアントから戦略コンサルタントに求められるものとして、高度な分析能力や、お客様業界への深い専門知識、お客様が気づいていないインサイトの発見、インサイトに基づいた提案、お客様組織全体に協力いただくための人間力などがあります。 

ビジネスコンサルタント職 

ビジネスコンサルタントは、事業課題、施策レベルに落ちた内容について、クライアントの中に入り問題解決の実行支援を行うコンサルタントです。 

例えば、あるお客様の戦略レベルの議論で、「コスト削減」は延命措置であり、それだけでは本質的な活路とはならない、結果として「成長」を追及していくことが決まったとします。

「成長」に対しては、「顧客を増やすこと」「単価を増やすこと」「新しい商品やサービス、価値を提供すること」の3つの視点から事業・現場視点で支援をしていくことがビジネスコンサルタントの役割ということができます(もちろん、コスト削減に特化して業務を行うコンサルタントもいます)。 

具体的には、マーケティング戦略の策定・計画設計・実行、顧客・消費者の調査、営業組織や営業フローの改革、販促チャネルの改革、新規ビジネス立案等が業務として発生します。なので、働き方としては、クライアントと密に連携して、一緒にチームになって業務を進めていくことが戦略コンサルタントよりも多くなります。 

ビジネスコンサルタント職については、アクセンチュアのインターンシップ「和魂偉才塾 コンサルティング塾」にて実際のプロジェクトに基づいた業務体験ができます。 

デジタルコンサルタント職 

デジタルコンサルタントでは、テクノロジーとコミュニケーションに関わる幅広い範囲を設計から実行までカバーします。デジタルコンサルタントの中でもさらに細かく、様々な職種がありますが、主な領域は次の3点だと思います。 

アクセンチュア アナリティクス 

昨今、経営の意思決定や、業務プロセス変革、手動で行っていた業務の自動化については、データが不可欠となっています。そのデータの整備・活用をしながら課題解決の支援を行う役割です。広義のデータサイエンティストに近いかもしれません。 

手法としては、経営課題の仮説に基づいて、人工知能やデータサイエンスの技術を活用し、クライアント内に潜在するインサイトを導出します。自動化を行った後の想定効果等も推定しながら、お客様のプロセス変革を支援していきます。 

アクセンチュア インタラクティブ 

クライアントのマーケティング領域の支援ユーザ体験を起点にしたブランディングをベースに、クライアントの価値創造を担います。一言でいうと、マーケティング支援機能ですね。

インタラクティブの中には、主にプロモーションプラン設計、メディアプラン設計、クリエイティブ作成、コミュニケーション設計、カスタマージャーニー作成の支援を行う個人ないしチームがあり、まさに総合的にクライアントのマーケティング・コミュニケーションに纏わる領域を支援できるのがアクセンチュア インタラクティブの魅力です。クリエイティブまで含めて1社で支援ができる会社は、日本だとアクセンチュアだけではないかと思います。 

アクセンチュア モビリティ 

モバイルやIoTなどの先端技術を活用し、企業のデジタルトランスフォーメーションを行い、企業活動の機動性(モビリティ)高める組織がアクセンチュア、モビリティです。

業務ではIT技術を駆使することが多いので、日々、新しいデジタルテクノロジーをキャッチアップしたい、関心がある方に向いていると思います。自分で勉強をするだけでなく、日本以外のオフィスの好事例を活用しながら仕事を進めることもあるそうです。日本では主に製造業を中心に、クライアント企業のビジネス変革を支援していきます。 

インターン応募前/ES提出前に知りたい!アクセンチュアの年収・待遇 

アクセンチュアの年収

アクセンチュアの給与は年棒制です。なので、6月や12月にボーナスが入る形ではなく、原則として年収を12で割った額を毎月いただける形になります。

アクセンチュアの年収の仕組みですが、12段階のCareer Levelに応じた年収ランクが設定されているようです。大まかに1段階の昇進で年収が15-20%程度上がるとのことでした。役職別の年収レンジは次の通りです。 

スクロールできます
役職 年収 
アナリスト 500~600万円 
コンサルタント(アソシエイトマネージャー) 900~1,000万円 
マネージャー 1,000~1,200万円 
シニアマネージャー 1,300~1,700万円 
アソシエイトディレクター以上 1,700~万円 

また、さらにアクセンチュアの年収分類を細かくすると、担当する業界・職種によって異なるそうです。戦略コンサルタント方はやはり高い傾向にあり、一説によるとITコンサルタントの倍近くにもなるそうです。 

アクセンチュアの求める人材像 

アクセンチュアの求める人材像 

アクセンチュアの求める人材像は、アクセンチュアのHPを調べると出てきます。ただ、HPにある『アクセンチュアが求める人材像』には大前提となる部分が抜けています。

それは、経営コンサルタントとしての基礎素養です。「アクセンチュアの求める人材像」は、経営コンサルタントとしての基礎素養がある前提で、追加で求めることとしてのイメージが記載されているので、HPの内容を言葉通り(それだけ)受け取ってしまうと確実に落ちます

どのコンサルティングファームにも共通して必要なスキルなので、他のコンサルファームのインターンにも参加しながら経験するとよいと思います。 

経営コンサルタントの素養 

論理的思考力の高さ 

高い論理性は、コンサルタントを目指す方は決して避けては通れない道です。もはや必須科目です。日々の業務ではもちろんのこと、インターンや、ES、面接でも論理的思考力を問う設問が当たり前のように課されます。論理的思考力の要素としては次のような例があります。 

  • MECE(モレなくダブりなく)ロジックツリー
  • フェルミ推定
  • 5W1H
  • 演繹と帰納
  • 物事の構造化
  • 批判的思考
  • なぜ?なぜ?を繰り返す
  • 仮説思考(主にボストンコンサルティンググループで重要)
  • ゼロベース思考(アクセンチュアでは大切にしている考え方) 

「なぜ、コンサルタントに論理的思考力が求められるのか」考えた方はいますでしょうか?という質問は、いきなり「論理的思考力について勉強しよう」ではなく、その視点に疑問を持ち、自分なりに仮説立てて調べる(検証する)ことがすでに論理的思考なのです。 

論理的思考がコンサルタントに求められる背景としては、ニーズの多様化、事業環境の変化の激しさや、無数のデータ等に埋もれることから、現状を整理することも年々困難になっています。

さらに、経営者は数十年その事業に関わってきたこともあり、常識に問わられて見落としがちな点があるケースもあります。そういった事業会社にとって、現状把握、原因究明、課題の整理を、全体的な視点から俯瞰して、単純化して捉えるために論理的思考力が求められます。 

就活生は論理的思考力をどのようにして活かすのか? 

論理的思考力は、センスが必要なスキルではありません。誰でも身に着けることができます能力を伸ばすには、実践が最も効果的で、就活生は次のような場面で場数を踏んでいくことで、最短で身に着けていくことができるようになります。 

  • インターンのワークや、グループディスカッションでは先に、必ず目的を定める
  • 議論で意見を行う場合は、必ず結論から、端的に話す
  • 自分の提案や主張には、理由もセットで説明する。理由は提供的な根拠があると理想的
  • ESをワークの発表資料を作る際は、まずテキストで、箇条書きの簡単なストーリーを書く
  • ケース面接の練習を自分で実施する 

また、本以外にも、コンサルティングファームのインターンシップの参加もオススメです。論理的思考力については、アクセンチュアのインターンシップでもかなり学ぶことができました。 

知的・精神的なタフさ 

知的にタフであるとは、思考体力があるとも言い換えられます。コンサルタントにとっては、その業界で何十年も事業をしてきたクライアントがわざわざ依頼をしてきているので、毎日、高難易度かつ、複雑な問題ばかりを対応します

クライアントに対して価値を感じていただける提案を行うためにも、毎日のように考えつづけると、慣れないうち、特に新人や若手は長時間労働にもなりがちとも聞きました。 

インターンやES、面接等の選考においても、知的なタフさが見られていると感じる場面がいくつかありました。アクセンチュアの3日間のインターンでは2日目の夜から知的なタフさを求められる瞬間がきました(詳しくは後述)。長時間の思考体力、知的にタフであるかどうかは、選考段階であっても必要条件であると言うことができます。 

また、精神的なタフさも求められます。社会人にとってストレスはつきものですが、特にコンサルタントの仕事は、直面する問題の複雑さ、納期との戦い、自分だけでなくチーム戦であることからストレスフルになりがちです。クライアントからの要求も難しい問題とマイルドに記載しましたが、時には「これは理不尽だ!」と感じることもあると思います。 

どのような不利な条件下においても、 

  • 「これはワクワクするね!」と前向きに考えられる人
  • 何事も楽しんでやれる人
  • 多忙を極める中でストレス解消法を知っている人
  • 特にストレスを感じず、常に安定している人

は、コンサルタントの仕事を何なくこなすための素養の1つがあると思います。 

対人関係構築スキル 

コンサルタントを目指す方は、まず論理的思考力を高めるために訓練を行う方も多いますが、論理的思考力にこだわれば、こだわるほど失うのが対人関係構築スキル(人間力)です。対人関係を気にする傾向にある方は、グループディスカッション(GD)や、インターンにて正論だけで議論する人の話を聞きたくなる現象を感じたことがあると思います。

こういった正論だけで議論をする方は、チームや周りの信頼を獲得しにくく、結果として誰も協力せず成果が出せない、ということは結構ありがちだったりします。 

クライアントと言えども、相手は人間です。コンサルタントはクライアント先で仕事をすることも多く、クライアントと良好な人間関係を構築しないと物事を先に進めることができません相手に認めてもらえるような人間性、基本的なビジネスマナーや協調性、優れたリーダーシップとコミュニケーション能力は必ず必要となります。 

一方で、いわゆる営業力は若手の内はさほど求められません。コンサルタントを営業の上位概念ととらえている方は勘違いしがちですが、コンサルタントで新規プロジェクトをもってこれるのはパートナーやプリンシパル、マネージングディレクター(経営層)クラスがほとんどです。若手は、社内・クライアントと良好な関係を維持しつつ、案件を前進させることに徹するのみで問題ありません。 

アクセンチュア特有の求める人材像 

長々と説明してしまいましたが、経営コンサルタントの素養がベースにあって、それにアクセンチュアの求める人材像がセットになって、初めて土俵に立つことができます。正直なところ、上記コンサルタントの素養があれば、アクセンチュアの求める人材像の50%はカバーできていると思います。 

それでは、次にアクセンチュアの求める人材像ですが、これはありがたいことに公式HPにて掲載いただいているため、以下にそちらを引用します。公式で公開している情報なので推測や嘘はありません。私は、次の要素は選考でも見られている内容だと思って、ESや面接、グループディスカッションやインターンに臨みました。 

  • 背伸びをしてでも目標に手を伸ばさずにはいられない 
  • 自分も会社も世の中までも、変えたいと望む 
  • ここで成長したあとは「次のステージ」も視野に入れている 
  • チャレンジに、手加減をしない 
  • タフな状況も、先頭に立ち楽しめる情熱がある 
  • 正しい判断のためには、上司との衝突も辞さない 
  • 信念に基づき、主張し、実際にやりとげる 
  • チームワークの可能性を信じる 
  • 多様な文化、相違する意見の中にこそ宝石があると知っている 
  • 常に誠実さを失わず、言行一致の気概がある 
引用:求める人材像|アクセンチュア 

自ら成長を求め、高い目標を設定し、常識にとわられず挑戦できるか 

アクセンチュアに関わらず、コンサルタントは常にクライアント以上に成長し続けないと価値創造ができません。また、クライアントに満足いただくためには、クライアントの期待通りの成果を出すだけでは不十分です。

クライアントが期待する以上の成果を出し続けることで、クライアントはアクセンチュアの価値を認め、満足し、場合によっては他のクライアント等を紹介していただけます。そういった意味で、クライアントファーストで継続的にバリューを提供できるために、自己成長を怠らない人材をアクセンチュアが求めていることも伺えます。 

自己成長という観点で、自分自身のキャリアについてどう考えているのか、自分のキャリアのゴールから見て、なぜコンサルタントなのか、なぜアクセンチュアに入社したいのか、面接官が納得する理にかなった意見をスラスラと言えることも大切だと思います。後述しますが、コンサルにしては珍しく、アクセンチュアは選考中に志望理由を聞いてきました。背景に、上記から就活生のキャリア観を問うているものと思われます。 

アクセンチュアは個人だけでなく企業としても、これまでのコンサルティング会社の常識の枠から外れた挑戦を繰り返してきました。

例えば、オペレーションチームが有するアウトソーシングサービスは、お客様の業務の実行まで担う部隊であり、従来、実行はクライアントに任せていたコンサルティング業界にとっては画期的で、新しい取り組みでした。

今でこそアウトソーシングは広がっていますが、アクセンチュアはコンサルティング会社の中でも先陣を切って新しいチャレンジを行う会社であり、そのベースにあるのが挑戦する企業文化なのだと思っています。 

自分の信念を大切にし、正しいと思ったことを主張し、やりきる 

【アクセンチュアの文化】にて、「Think straight , talk straight」というカルチャーがあることを記載しました。これはグローバル共通で重要なカルチャーで、「誰が言ったか」よりも「何を言ったか」が重視される文化です。仮に、クライアントであっても、役職が上の方であっても、自分が論理的に「正しい」と考えていることについては、衝突を怖がらずに伝えるスタンスが求められます。 

また、言うだけでは信頼を得られません。評論家と言われてしまいます笑。提案し、やりきり、それが成果につながってこそプロです。グループディスカッションやインターンのワークでは、主張する事には責任が伴うと思って意見を述べていました。ESでは、問題に対して提案し、やりきり、成果を挙げたところまで含めて記載していました。 

自分だけで解決しようとせず、周囲と協調して成果にコミットできる 

アクセンチュアは、いわゆる戦略コンサルタントが大勢いるタイプの会社ではないことは【アクセンチュアの概要】で説明しました。

ITエンジニア、マーケティング、組織改革、業務プロセス変革、アウトソーシングをはじめ、様々な領域のスペシャリストと一緒になってクライアントへの価値提供を行います。

さらに、グローバル50カ国、50万人の社員が提供したサービスを日本に転用する、もしくは日本から発信することも、会社全体の価値を高めていく上では重要な活動です。(アクセンチュアのみならず、外資系企業において、日本オフィスの取り組みを世界に発信することはかなり重要です。日々の業務に忙殺され、できている人は少なくなりがちですが) 

上述の内容から、アクセンチュアでいかにチームワークが求められるか、ご認識いただけたものと思います。これは選考中も求められます。私は、インターン中はチームとして最大の成果が出るようにリーダーシップを発揮することを心がけていました意見の対立もありましたが、相手を尊重しながら、目的に立ち返り、建設的な議論を進める姿勢がみられていると思います。 

アクセンチュアのインターン・本エントリーの流れ 

アクセンチュアの選考フロー

アクセンチュア|インターン選考フロー 

アクセンチュアのインターンでは、主に「戦略コンサルタント育成プログラム」「和魂偉才塾 コンサルティング塾」「和魂偉才塾 アドバンスト・アーキテクティング塾」「和魂偉才塾 エンジニア塾」等、職種別に開催がされていました。

私はその中でも「和魂偉才塾 コンサルティング塾」のインターンに参加したので、そちらの内容について体験した選考の流れを紹介します。 

  • エントリーシート → WEBテスト → グループディスカッション → 個人面接 

アクセンチュア|本エントリー選考フロー

  • エントリーシート →適性検査 → グループディスカッションor事前課題提出orポートフォリオ提出 → 1次面接 → 2次面接 

応募職種によって、選考フローが少し異なるため、詳細はアクセンチュア公式HPを確認しましょう。 

アクセンチュアのインターン選考対策 

アクセンチュアの選考対策 

先述の通り、アクセンチュアのインターンは様々なプログラムがありますが、私は「和魂偉才塾 コンサルティング塾」に参加しました。インターンは3日間で開催され、実際のプロジェクトを基にコンサルタントの仕事を、情報収集からクライアントへの提案までを体験できるように設計されています。

就活生の間でグループを組み、チームワークを発揮しながら案件に取り組みます。当日は、社員さんからも多くのフィードバックを受け、コンサルタントの面白さと厳しさを体感できる3日間でした。 

また、アクセンチュアのインターンシップは早期選考に直接影響があると言われています(3日もかけて実施いただくので、お気づきだと思いますが)。インターン中は常に評価をされていると思って、気を抜かずにタフさをもって取り組んだほうが良いです。 

以下では、私が経験した、アクセンチュアのインターンにおける選考過程について紹介いたします。 

アクセンチュア|インターン選考:エントリーシート(ES) 

インターンのエントリーシート(ES)では、特段トリッキーだと感じる設問はありませんでした。私は、先述のアクセンチュアの求める人材像】に沿ってESを記載しました。特に、ESから人間性まで見ることは難しいと思うので、「論理的に記載ができているか」、「自ら成長を求め、高い目標を設定し、常識にとわられず挑戦できるか」という点に注意をして記載していました。

アクセンチュアはコンサルティング会社の中でも人気の企業であるため、インターンであっても応募が多くあるため、読みやすさとユニークさ(独自性)が大切だと感じました。 

以下では、私のインターン選考時の体験や、これまで調べた限りのES設問についてご紹介いたします。 

アクセンチュア|インターン:ES設問(2022~2023年) 

  • アクセンチュアを「社員一人ひとりの自己実現のプラットフォーム」と考えたとき、あなたの就職軸に沿ってアクセンチュアを志望する理由を教えてください。
  • 第1志望の職種を選択された理由をお聞かせください。
  • 第2志望の職種を選択された理由をお聞かせください。
  • エンジニア塾を通じて得たいこと、またそれを今後どのように生かしていきたいか教えてください。
  • エンジニアの仕事に興味を持った理由を教えてください。(300文字以上400文字以下)
  • あなたがチームの一員として課題に取り組む際に意識している点を挙げ、それがチームにどのような価値を提供したか、具体的な経験や成果を交えて教えてください。
  • 「和魂偉才塾 コンサルティング塾」を通して学びたいこと、得たいことを教えてください。
  • エンジニアの仕事に興味を持った理由を教えてください。
  • あなたがこれまでに、未知の分野に積極的に挑戦したエピソードを教えてください。(400文字以上500文字以下)

アクセンチュア|インターン選考:WEBテスト 

1時間程度で、言語・非言語・性格診断を含めた玉手箱でした。

アクセンチュア|インターン選考:グループディスカッション(GD) 

WEBテストの次は、グループディスカッション(GD)選考です。学生6名に対し、審査員1名が付いて議論の進み方をチェックされていました。当日の流れは次の通りです。 

会場に到着 
↓ 
概要についての説明 
↓ 
グループディスカッション(GD)(30-40分程度) 
↓ 
結論の発表 
↓ 
フィードバックおよび逆質問 

特に資料等が用意されているわけではなく、お題は「電子書籍と紙のメリット、デメリットを整理せよ」という内容でした(グループディスカッションのお題は、別日程で参加した友人によると選考日程によっても異なるそうです)。

このインターン選考で注意する点は、①時間配分、②議論の整理です。①については、グループディスカッションを行う時間が30分程度しかないため、「メリット・デメリットのアイデアだし(10分)」、「メリットとデメリットの優先度付け(5分)」「発表のストーリー作り(10分)」「発表練習(5分)」という形で時間配分をしないと、結論にたどり着かないまま発表になってしまいます。

また、②議論の整理については、アイデアだしのタイミングで議論が発散しがちなので、都度都度、話を整理しながら進めることで、方向性を修正していました。 

後から振り返ると、このインターン全体の中でキーとなる選考はこのグループディスカッション(GD)ではないかと思っています。 

アクセンチュア|インターン選考:面接 

グループディスカッションの次は、ケース面接と一般的な面接をそれぞれ30分行いました。インターンでの面接の流れは次の通りです。 

20分という制限時間で、お題に対して回答の準備 
↓ 
その後、面接官に対して、3分でケースに対する発表を行う 
↓ 
面接官からケースの発表内容に対して質問 
↓ 
フィードバックをいただき、ケース面接終了 
↓ 
20分程度で一般的な面接 
↓ 
10分程度で、逆質問 

ケース面接は「やり方を知っているか」と「場数」です。私は、次の本を読みながら訓練を積みました。また、本を読んで実践するだけなく、面接官とコミュニケーションをとりながら、発表後にもより良いものを作る、面接官と一緒になって回答を作り上げる姿勢も重要です。 

面接官は厳しく問い詰めるタイプではなく、雰囲気としては穏やかでした。時間配分的には逆質問も長かった印象なので、しっかり逆質問の準備もした方が良いと思います。ケース面接後の、一般的な面接についての質問内容はオーソドックスな内容で、以下の通りでした。 

  • 就活の軸を教えてください。 
  • 学生時代頑張ったことは何ですか? 
  • コンサルティング業界を志望する理由は何でしょうか 
  • このインターンを応募した志望動機を教えてください 

アクセンチュア|インターンの内容とアピールすべきポイント 

アクセンチュアのインターン「和魂偉才塾 コンサルティング塾」は3日にかけて開催されます。合計で50-60名程度参加し、5人のチームに分かれて一緒にワークに取り組みました。インターンの3日間の流れは次の通りです。

先にも述べた通り、アクセンチュアのインターンはその後の選考にも影響するため、常に評価されていると思い、【アクセンチュアの求める人材像】に合わせてアピールすることも大切だと感じています。 

アクセンチュア|インターン初日 

社員の方の挨拶と、チーム内のアイスブレイクを行います。その後、社員さんから論理的思考力とデザイン思考について学びます。その後、「ある企業の成長戦略を策定せよ」というお題を与えられ、対象企業についてのデータが掲載された、10枚程度の資料が配布されました。以降はチームでワークを行います。 

アクセンチュア|インターン2日目 

引き続きワークを行います。企業の目的や目標を議論し、資料から現状(目標とのGAP)を整理することをチームで分担しながら行いました。ワーク中にメンターとなる社員さんと個人面談の機会をいただくことができ、インターン2日目途中時点の報告や、困っていること、アクセンチュアの印象等について聞かれました。

メンターの社員さんはとても真摯に、厳しくフィードバックをしてくださります。メンターの方のフィードバックにより、提案内容が甘いことを指摘いただき、ほぼ0から作り上げるほど根本から軌道修正をチームメンバーと一緒に行いました。 

このあたりから一部のメンバーに思考疲れが見られますが、【アクセンチュアの求める人材像】でも述べた通り思考的なタフさはコンサルタントの重要な要件なので、集中力を切らさずに取り組むようにしていましたインターン全体の中で、2日目の夜が一番踏ん張りどころだと思います。 

アクセンチュア|インターン3日目 

2日目の内容をまとめ、発表内容の大筋を作成し、メンターの方と会議を行います。そこでいただいたフィードバックを基に修正を行い、午後から発表でした。

発表では、マネージングディレクターの方がいらっしゃり、評価・フィードバックをしていただきます(かなり鋭い内容でした)。最後にマネージングディレクターの方が優勝チームを決め、インターンシップは終了となります。 

アクセンチュアのインターンを振り返って 

このインターンシップは、非常に学びの多いものがありました。

私は、夏インターンに参加していましたが、アクセンチュアはその中でも学びが多いインターンでした。社員さんも時に厳しい表情でフィードバックをしてくださり、本気になって一緒に取り組んでいただき、実際に働くとこんな方々と一緒に仕事ができるのか、と志望度が高まるインターンの内容でした。 

アクセンチュアでの本選考対策

アクセンチュアでの本選考対策

インターンの次は、いよいよ本選考です。アクセンチュアのインターンで優秀な結果を出した方には、本エントリーの一部の選考が短縮されるようなメリットもあるそうです。(インターンで知り合った友人がそうでした。私にはなかったと思います。。) 

本エントリー以降のESや面接では、インターン選考以上に、論理的思考力や、説得力のある志望理由、協調性やリーダーシップが求められます。詳細については、【アクセンチュアの求める人材像】に記載しておりますので、そちらを再度見ていただければと思います。 

本エントリーのエントリーシート(ES) 

アクセンチュアのESでは、設問数・文字数もとに多い傾向にあります。ESの作成には時間がかかることが想定されるので、ESの提出までに余裕をもって早めに記載することをオススメします。ES設問については、毎年大きく変わっていないため、事前に志望理由等は準備しておいても良いと思います。 

ES設問(2023~2024年) 

  • 「未来のアクセンチュアに必要なDNA」のうち共感できるものを1つ選んでください。 ※「未来のアクセンチュアに必要なDNA」は以下よりご確認ください。 https://www.accenture.com/jp-ja/Careers/students-graduates-dna 
  • アクセンチュアを「社員一人ひとりの自己実現のプラットフォーム」と考えたとき、あなたの就職軸に沿ってアクセンチュアを志望する理由を教えてください。  300文字以上400文字以下
  • この職種を選択された理由をお聞かせください。
  • なぜアクセンチュアを志望するのか
  • 「未来のアクセンチュアに必要なDNA」のうち共感できるものを1つ選んでください。 

WEBテスト 

インターン同様で、玉手箱です。時間は1.5時間で、内容は言語、非言語、性格でした。印象としては、7~8割程度は正答できたので、そのあたりが通過の基準できると思います。 

グループディスカッション 

WEBとESに追加したら、グループディスカッションです。6人のグループになり取り組みますが、所要時間は30分しかありませんでした。お題は「スポーツクラブが新規サービスを用いて顧客獲得を目指すとするならば、どういった施策があるか。」という内容でした(友人は別のお題だったので、選考日程によってお題は異なると思います)。アクセンチュアのグループディスカッション選考では、抽象的なお題かつ、時間が短いです。 

インターンの時と同様、①時間配分、②議論の整理に注意しないと突破できないと思います。 

  1. メリット・デメリットのアイデアだし(10分) 
  1. メリットとデメリットの優先度付け(5分) 
  1. 発表のストーリー作り(10分) 
  1. 発表練習(5分) 

という形で①時間配分x②議論の整理を同時に行い、制限時間内に結論にたどり着くようファシリテートしていくことが求められます。 

面接 

アクセンチュアの面接では、コンサルティング会社らしくケース面接も含まれます。 

一次面接 

インターンの面接形式に似ていて、30分でケース面接、30分で一般的な面接という組み合わせでした。ケースでは、20分でお題「トラックドライバーの人手不足に対して、物流業の経営者への提案を考えよ」に取り組み、残りの10分は面接官による質問・深堀りでした。インターンの時ほど突っ込まれなかったので、ケースの質が良いと質問が少ないものかと思いました。 

ケース面接については「やり方を知っているか」と「場数」だと思っています。また、就活生は見落としがちですが、本を読んで実践するだけなく、面接官にも聞きながら、一緒に解を作り上げていく姿勢も重要です。 

ケース面接が終われば、次は一般的な面接です。ここでは上述【アクセンチュアの求める人材像】に沿った回答を心がけていました。質問の一部はESと同じ内容を聞かれ、次の通りでした。 

  • ケースの出来に点数をつけるとしたら、何点か
  • コンサルタントを志望する理由を教えてください
  • アクセンチュアを志望する理由を教えてください
  • アクセンチュア入社後にやりたいことはありますか?
  • リーダーシップを発揮した経験はありますか?その中で困難だったことは?
  • 就活の軸について教えてください
  • 何かアクセンチュアについて聞きたいことはありますか 

二次面接 

この二次面接が事実上の最終面接でした。ケース等はなく一般的な面接で、時間は30分です。質問は一次面接に似ていていました。 

  • コンサルタントを志望する理由について教えてください
  • なぜアクセンチュアの志望理由についてお話してください
  • アクセンチュアに入社してから挑戦したいことはありますか?
  • 挑戦したいことは、他のコンサルティングファームでは出来ないのか?
  • 就活の軸について教えてください 

特に、志望理由について深堀りして聞かれました。なぜアクセンチュアなのか、はしっかり準備をして面接に臨むことをオススメします。 

アクセンチュアのインターン・本選考対策まとめ 

このページでは、アクセンチュアについて気になる方向けに、仕事の魅力や年収などの待遇情報についてご紹介しました。 

さらに、アクセンチュアを志望される方向けに、選考の攻略情報を掲載しました。

アクセンチュアの就職難易度が高い理由や、学歴フィルターの有無について知りたい方は、以下の記事もあわせて見てみてください。

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