26卒の就活はやばい？データやプロ目線でわかりやすく解説！

• 26卒の就活はやばいって聞くけど実際どうなんだろう？
• 就活を成功させるために何をすればいいかわからない
• 26卒の就活スケジュールを知りたい

周りで「26卒の就活はやばい」と聞いて、実際にどうなのか悩んでいる人も多いかと思います。

しかし、就活については毎年「やばい」と言われ続けているので、過度に心配する必要はありません。26卒の就活全体を理解して正しく行動すれば、内定を獲得することは可能です。

この記事では、26卒がやばくない理由や就活の準備を何から始めればいいかを解説し、就活成功に向けて行うべき対策を紹介します。

最後まで読めば、26卒の就活の概要や最新の動向がわかり、就活成功に向けて動き出せるようになりますよ。

結論：26卒の就活はやばいとはいえない

これまでの就活と比べて、26卒の就活が必ずしもやばいとはいえません。

その理由として、コロナに関する制限が緩和されつつあるからです。

政府からマスク着用を任意にするよう通達が出たり、対面での面談が増えてきたりと、コロナ禍の就活よりも自由度が増しています。

また、詳しくは後ほど紹介しますが、高い求人倍率や就職率などの数値からもわかるとおり、24卒のときよりも有利な状況です。

上記の理由から、26卒の就活は内定を狙う就活生にとって追い風が吹いているといえます。

コロナ禍の緩和により、24卒とは就活の形式が異なる可能性はありますが、状況を理解して準備すれば24卒よりも有利に就活を進められますよ。

26卒の就活状況は？やばいとはいえない理由4つ

コロナ禍の影響で企業の採用数が減少したり、ガクチカが作りにくくなったりするなど、不安要素は多いかもしれません。

しかし、実際の就活事情を見てみると、26卒はやばいどころか、恵まれているともいえる状況です。

ここでは、26卒の就活状況とやばいとはいえない理由を4つ紹介します。

• 求人数は徐々に増えてきている
• 求人数・求人倍率は年々上昇し続けている
• 就活は早期化している
• オフライン選考に切り替える企業が増加する

上記の理由とあわせて、押さえるべき点も紹介するのでよく理解しておきましょう。

求人数は徐々に増えてきている

コロナ禍で企業の採用数が減少したのは事実ですが、最近では徐々に増えてきています。

リクルートワークス研究所のデータによると、2024年の求人数は2023年と比べて6.6万人増えて約77万人となっており、2020年にコロナ禍が始まって以降最も高い数字です。

この傾向は、企業の採用活動が活発化している証であり、今後も続いていくでしょう。この結果を見ると、26卒の就活がやばいとはいえず、むしろ有利な方向に進んでいるのが見て取れますね。

求人倍率も年々上昇し続けている

求人数だけでなく、求人倍率も年々上昇し続けています。

コロナ禍だった2022年卒から2024年卒の求人倍率を比較してみましょう。

• 2022年卒：1.50倍
• 2023年卒：1.58倍
• 2024年卒：1.71倍

上記のデータを見ると、2022年以降の大卒求人倍率は年々上昇し続けているのがわかります。

求人倍率が上昇しているのは、コロナ禍で採用拡大に慎重だった企業が、制限の縮小により採用意欲が拡大してきている証拠でしょう。

この流れから、2025年卒の求人倍率はさらなる上昇が期待できます。

就活は早期化している

26卒の就活はやばいとはいえませんが、就活のスケジュールはさらに早期化し、競争が激しくなる可能性が高いでしょう。

経済産業省の資料を見ると、25卒からインターンシップの方針が大きく変わり、インターンシップも選考要素を含めることが正式に認められました。

選考要素を含めるとは、インターンシップも選考の一部になるということ。

また、リクルートの調査によると、5月1日時点での24年卒の就職内定率は65.1%と、2023年卒の58.4%と比べて上昇しています。つまり、内定を得る時期も年々早くなってきています。

この結果からも、就活スケジュールは年々早期化しており、就活は早く動けば動くほど有利になっていくものといえます。

26卒の就活生は、大学3年生の夏インターンシップから、就活が本格化すると考えておいたほうがいいでしょう。

オフライン選考に切り替える企業が増加する

押さえるべき点として、オフライン選考に切り替える企業が増える点についても注意しておきましょう。

コロナ禍でオンライン選考が主流になりましたが、最近ではオフライン選考に切り替える企業も増えてきています。

オフライン選考の場合、面接官や他の受験者と直接対面することになるので、オンライン選考では気づかなかった自分の癖や表情などを意識する必要があります。

また、オンラインとオフラインの両方を利用したハイブリッド選考を行う企業もあるため、両方の対策と注意点を押さえることが大切。

24年卒と同じ対策だけでなく、オフライン選考に備えて面接やグループディスカッションの対策もしておきましょう。

把握しよう！26卒の就活スケジュール

26卒の一般的な就活スケジュールは、以下のとおりです。

ただし、このスケジュールは一般的なものであり、企業や業界によって異なる場合があります。

特に、経団連に所属していない企業や外資系企業は、独自のスケジュールで選考を行うことが多いので、事前に調べておくことが大切。

26卒の就活スケジュールやこれから就活に取り組む中で何から始めればいいか、を詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

何から始めればいい？26卒の人が始めるべきこと4つ

感染症の影響や就活ルールの変化、採用市場の厳しさなど、不安要素がたくさんあります。

しかし、何もしないで悩んでいるだけでは、内定は得られません。

今からでも遅くないので、就活を成功させるために行うべきことを4つ紹介します。

• インターンシップに参加する
• 複数の就活サイトへの登録する
• 逆求人型就活サイトに登録してみる
• 就活エージェントに登録してみる

これらの対策をしっかりと行って、あなたに合った企業の内定を獲得しましょう。

インターンシップに参加する

インターンシップは、就活において非常に重要な活動です。

インターンシップは1day、短期、長期と3種類ありますが、特に長期のインターンシップは採用に直結する可能性が高いといわれています。

インターンシップに参加することで、企業から早期選考のオファーをもらうなど、就活を有利に進めたいなら参加することが大切。

志望業界を見極めるためにも、インターンシップの参加は有効になるので、積極的にインターンに参加しましょう。インターンシップに参加するためには、就活サイトやイベントなどで情報収集して応募する必要があります。

応募の際には自己分析や企業研究をしっかりと行い、インターンシップ中は積極的にコミュニケーションを取り、自分の意欲や能力をアピールしましょう。

インターンシップを探す際のおすすめの就活サイトについて詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

複数の就活サイトへ登録する

1つの就活サイトだけでなく、複数のサイトへ登録しておきましょう。

就活サイトは、企業の求人情報や説明会・インターンシップなどのイベント情報を提供してくれる便利なツールです。

複数の就活サイトに登録することで、あなたの希望条件に合った企業を検索できたり、企業からスカウトメールを受け取ったりできます。

また、就活サイトのなかでもマイナビとリクナビは求人数が豊富で人気ですが、どちらかにしか載っていない企業もあるので、両方登録するのがおすすめです。

登録した後も定期的にサイトをチェックして、新着情報やスカウトメールなどを確認しましょう。

逆求人型就活サイトに登録してみる

マイナビ、リクナビなどの就活ナビサイト以外で登録者数が増えているのが、スカウト型の逆求人型サイトです。

逆求人型サイトとは、自分のプロフィールを登録したら企業からオファーを受けられるサービスのこと。

逆求人型サイトに登録することで、自分では気づかなかった魅力的な企業から直接話を聞くことができ、選考プロセスが短縮されることもあります。

逆求人型サイトは多数ありますが、利用者数も多く使いやすい「OfferBox」。

OfferBoxでは、大手からベンチャーまで幅広い業界・規模・職種の企業が参加しており、専属のコーチからキャリア相談や面接対策なども受けられます。

OfferBoxは無料で利用できますので、以下のボタンからぜひ登録してみてください。

＼今すぐ内定獲得／

就活エージェントに登録してみる

一人で就職活動することに不安がある人は、就活のプロに相談できる就活エージェントを利用するのがおすすめです。

就活エージェントとは、自分に合った企業を紹介や書類作成、面接対策などを指導してくれるサービスのこと。

自分では見つけられなかった優良企業や非公開求人を紹介してもらえたり、就活ノウハウやアドバイスを個別に受けられたりしますよ。

おすすめの就活エージェント5社

ここではおすすめの就活エージェント5社を紹介します。

ジール

キャリアスタート

ミーツカンパニー

キャリアチケット就職エージェント

X-career

26卒の学生が就活成功させるために行うべき対策5選

26卒の就活の状況や始めるべきことがわかったところで、就活の成功に向けて行うべき対策があります。

ここでは、26卒の学生が就活成功させるために行うべき対策を5つ紹介します。

• 自己分析を行い、就活の軸を定める
• 業界・企業研究する
• SPIなどの適性検査対策を行う
• 今のうちから自己PR・ガクチカを作り込んでおく
• 面接の場数を踏んでいく

今からできる対策をしっかりと行っていけば、就活は成功させられますよ。

自己分析を行い、就活の軸を定める

自己分析は、就活において最も重要な対策です。

自分の強みや弱み、価値観を明確にすることで、志望する業界や企業、仕事を絞り込むことが可能です。

自己分析をしっかりと行い、あなたの就活の軸が定まっていれば、ESや面接などで以下のような質問に的確に答え、効果的なアピールができるようになります。

また、25卒からは就活ルールが変わり、採用に直結するインターンシップが増えるので、自己分析をしっかりと行うことが内定獲得の必須条件となります。

ただし、自己分析は一度やれば終わりではなく、常に自分を振り返り、更新していくことが大切です。

こちらの記事で、就活の軸について業界別・職種別に紹介しているので、就活の軸を作る際の参考にしてみてください。

業界・企業研究する

業界・企業研究も、就活において欠かせない対策です。

業界や企業の特徴や動向、課題や将来性を知ることで、志望動機や適性を考える材料にできます。

具体的な業界・企業研究のやり方は、以下のとおりです。

26卒は就活の早期化や多様化が進んでおり、各企業の情報収集が必要不可欠。

インターネットや書籍だけでなく、実際に説明会やインターンシップに参加して、企業の雰囲気や社員の声を聞くことも大切です。

こちらの記事では、企業研究の効率的なやり方やコツを紹介しているので、興味のある人はチェックしておきましょう。

SPIなどの適性検査対策を行う

SPIなどの適性検査の対策も重要です。

適性検査は言語能力や非言語能力、人間性などの基礎的なスキルを測定することで、企業が求める人材像に合致するかどうかを判断するためのもの。

ESや面接対策に力を入れるけど、適性検査の対策を怠ってしまう学生が意外にいます。

しかし、適性検査で合格しなければその先の面接に進めないので、しっかりと対策しておくことが大事です。

適性検査の対策としては、繰り返し練習することで精度を上げられるので、毎日少しずつ問題を解くようにしましょう。

こちらの記事で、SPIの問題例や効果的な対策法を紹介しているので、興味のある人は見てみてください。

今のうちから自己PR・ガクチカを作り込んでおく

自己PR・ガクチカは、どんな業界・企業でも必ず聞かれる頻出質問です。

早いうちに作って完成度を高めておけば、その後の書類作成や面接対策が楽になります。26卒は在学中に長い自粛期間を経験しており、自己PR・ガクチカの材料不足も懸念されていますが、今のうちから作りこむことは可能。

• オンライン英会話に毎日参加して、TOEICスコアを200点アップさせた
• 週に3回以上オンラインミーティングを実施して、目標や課題を共有し練習を積み重ねたことで、部活動が再開された後の大会で優勝できた
• 筋トレの知識をSNSで発信し、フォロワー数を1,000人増やした

自己PR・ガクチカの作成にはある程度時間がかかるので、自分の経験を深堀りし先に完成度の高いものを作っておけば、志望動機の作成に集中できます。

こちらの記事で、自己PRの効率的な書き方を紹介しているので、興味のある人は見てみてください。

面接の場数を踏んでいく

面接は場数を踏んでいくことで慣れていき、さまざまな質問に回答できるようになります。

場数を踏むことで、苦手な部分や得意な部分、対策すべき部分が明確になり、結果として通過しやすくなるでしょう。

面接では、よく聞かれる定番の質問があります。

上記のような質問には最低限答えられるようにしておき、定番以外の質問に対して柔軟に対応できるよう準備しておきましょう。

こちらの記事で、効果的な面接練習のやり方について紹介しているので、興味のある人は参考にしてください。

就活成功に向けて今すぐ動き出そう

この記事では、26卒の就活がやばいとは言えない理由や就活スケジュール、始めるべきことなどを解説しました。

26卒はコロナ禍の影響が収まってきて、有利な状況にあるといえます。ただし、就活スケジュールは早期化しており、競争も激しくなる可能性が高いため、準備を怠らないことが大切。

就活のノウハウを持ったキャリアアドバイザーが、あなたの悩みを解決して、内定に向けてサポートしてくれますよ。