履歴書・エントリーシート（ES）郵送に最適なペンと封筒！注意点まで完全網羅

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「履歴書やエントリーシート（ES）を郵送するときに使うペンや封筒は、どんなものがいいの？」
「宛名はサインペンやマッキーで書いても大丈夫なの？」
「ペンの太さはどれくらいがいいのだろう？」

就活の書類を提出するときに使うペンや封筒について、このような悩みがある人もいるでしょう。

普段なかなか書類を郵送する機会がないので、どんなペンや封筒を使えばいいのか悩んでしまいますよね。

しかし、ペンや封筒に関するマナーはそれほど多くはありません。

そこでこの記事では、履歴書やESを送るときに使うペンと封筒の種類や選び方、注意点を詳しく解説します。

本記事を読めば、履歴書やESを送るときに使うペンと封筒に関する悩みはなくなり、自信を持って企業に履歴書やESを提出できるようになりますよ！

企業が履歴書・ESを郵送させる意図を理解しよう

企業が履歴書やESを郵送させる意図としては、郵送に関するビジネスマナーを早い段階で身につけてほしいという意図があります。

履歴書やESなどの書類の送付にあたっても、封筒に関するビジネスマナーをしっかり押さえておく必要があります。

あくまでマナーに過ぎない封筒の作法が、選考の合否に影響を及ぼすことはありません。しかし、社会人になってからも大切なマナーになるので、今のうちにマスターしておきましょう。

履歴書やESの提出に最適なペンの種類と太さ

ここでは、履歴書・ESの封筒の宛名に適した、ペンの種類と太さについて紹介します。

履歴書・ESに最適なペンを選ぶポイントを理解して、購入する際の参考にしてください。

1.最適なペンは「黒の油性ボールペン」

履歴書・ESを封入した封筒へ宛名などを記入する際は、基本的に黒の油性ボールペンを用います。 

青など他の色は、ビジネスシーンでは適してないので使用しません。

詳しくは後述しますが、その他に履歴書・ESの封筒に不適切なペンの種類は以下の通りです。

上記のような種類のペンを用いて、履歴書・ESの封筒を記入することは失礼にあたることがあるので、注意しましょう。

現在はパソコンで作成することも増えましたが、手書きの際は注意しましょう。

2.ペンの太さの目安は「1.6mm」

ペン先の太さは封筒のサイズに合わせた1.6mmを選ぶと、全体のバランスがうまく取れます。

ペンの太さは、細かすぎても太すぎても読みづらく、書き手も書きづらくなってしまいます。

大きめの文具店であれば、封筒記入用の極太ボールペン（1.6mmなど）の取り扱いがあるので、探してみるといいでしょう。

極細のマッキーなどボールペンと太さが似たペンもありますが、履歴書・ESを提出する際に封筒に使用するペンとして適しているとは言えません。

そのため、黒の油性ボールペン（1.6mm）を1本用意しておきましょう。

封筒の宛名書きに使ったペンの種類で、採用の合否に影響する可能性は低いですが、少しでも懸念点は取り除くことができると安心ですよ。

就活の履歴書やESに適した封筒の種類

続いて、就活の履歴書やESに適した封筒の種類を紹介します。

封筒の種類は多いですが、ポイントを押さえれば購入の際に迷わなくなりますよ。

それぞれ解説します。

1.封筒の色は「白色」

履歴書やESを送付する際は、白色の封筒を用いることが一般的です。

封筒といえば茶色をイメージする人もいると思います。

しかしビジネス上の慣習としては、事務手続きなどの書面は茶封筒を用い、対外的なやりとりには白封筒を用いる、というマナーがあるので注意しましょう。

また、履歴書・ESは個人情報を多く記入するため、できれば中身の透けない、しっかりとした作りのものを選びましょう。

2.封筒のサイズは「角形2号（角2）サイズ」

履歴書・ESの提出に用いる封筒は、できるだけ書類を折らずに封入できるサイズのものを選びましょう。

角形2号（角2）の封筒であれば、A4用紙を折らずに封入することができます。

封筒が大きすぎても不恰好なので、封入する履歴書・ESなどの書類を文具店などに持参し、ちょうど良いサイズのものを選びましょう。

なお、ESを入れる封筒の書き方について詳細を知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

履歴書・ES郵送時の封筒に記入するときの注意点

履歴書・ES郵送時の封筒に記入するときの注意点を、5つ紹介します。

ポイントを押さえて、社会人としての最低限のマナーを身につけましょう。

1.水性ではなく油性ペンを使う

封筒に記入するペンは、水性ではなく油性ペンを使用します。

水性ペンは雨が降った際に文字が滲む恐れがあるため、封筒への記入は油性ペンのほうが適しているのです。

また、水性ペンは汚れやすいというデメリットもあります。

宛名を書いてるときに、手が触れたり水滴が落ちたりすると文字が滲んでしまい、書き直すこともあるので、油性ペンのほうが手間が省けそうですね。

ただし、油性ペンは裏抜け（封筒の裏面にインクが写ること）する恐れがあるため、封筒に記入する際は中身を抜いた状態で記載するようにしましょう。　

2.サインペンやマジックペンは避ける

封筒に記入する際、サインペンやマジックペンはなるべく使わないようにしましょう。

サインペンでの記入を推奨しているサイトもありますが、サインペンではやや乱暴な印象を与えてしまうため、できる限り避けたほうが無難です。

日用文具で最も格調高いのは万年筆とされるため、本来は封筒への記入もペン先の太い万年筆で行うことが望ましいといえます。

しかし、万年筆は一般的に高価で筆記にもコツがいるため、就活生のうちから万年筆で記入する必要はありません。

上述したように、封筒記入用の極太ボールペンを用いて記入すれば十分であるといえます。

3.修正可能なペンを使わない

履歴書やESに使用する封筒には、修正可能なペンは絶対に使用しないでください。

具体的には、以下のようなペンが挙げられます。

鉛筆やシャープペンシルもですが、フリクションの使用もNGです。フリクションは摩擦熱だけでなく、コピー機の熱でも消えることがあるので、使用しないでください。

上記のような修正可能なペンは、第三者が改ざん・修正ができてしまうため、ビジネスシーンでは信憑性のない書類とみなされてしまうからです。

履歴書・ESなどの応募書類だけでなく、封筒に宛名などを記入する際にも、改ざん・修正ができない油性ペンで書くのがマナーです。

4.宛名は縦書きで記入する

履歴書やESに入れる封筒の宛名は、縦書きで記入します。

住所や社名、部署名などは、長くても略さずに正式名称で記載をしましょう。

「企業側は文字の上手さ下手さを見ている」と言われることもありますが、実際はさほど重要視していません。

最低限のマナーを守れているか、丁寧に書かれているかのほうが重要な点です。文字が下手だと気後れせず、企業側に思いが伝わる宛名書きを意識しましょう。

5.封筒の表面には「履歴書在中」と赤いペンで書く

封筒の表面（左下）には「履歴書在中」、ESの場合は「エントリーシート在中」と赤いペンで書き、文字の周りを囲います。

雨などの影響で文字がにじまないように、油性ペンを準備してください。

「履歴書在中」と記載されていると、大切な書類が入っていることが分かるため、企業側もより丁寧に取り扱い、スムーズに開封してもらいやすくなります。

1つの書類のみ郵送する場合は「履歴書在中」や「エントリーシート在中」で良いですが、複数の書類を郵送する場合には「応募書類在中」と記載をしましょう。

ペンと封筒に関するマナーを理解して履歴書やESを送ろう

この記事では、就活に必要な履歴書やESに用いるペンと封筒の種類、選び方、注意点について解説しました。

ペンや封筒に関するマナーは、社会人になったあとも押さえておきたい大切なマナーです。

封筒記入用のペンを購入するのは面倒ではありますが、これから入社資料などの送付にも用いるものなので、今のうちに準備しておくことをおすすめします。

この記事の内容をしっかり理解し、就活を乗り切りましょう！