就職しないまま卒業すると詰む?卒業後の進路や就職成功のポイントを紹介

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  • 就職しないまま卒業するのはあり?
  • 就職しないで卒業する場合のデメリットは?

就活に行き詰まり「このまま就職しないで卒業するとどうなる?」と考えている人もいるのではないでしょうか?

大学卒業後、就職しない人の割合は多くはありません。その理由として、就職しないまま卒業すると、今後就活をするうえで不利になるからです。その他にも収入が安定しないなど、いくつかのデメリットもあります。

就職せずに卒業するかどうかは、今後の就活において不利になるという点や、デメリットなどを理解したうえで判断することが大切です。

この記事では就職しないまま卒業する人の割合や進路、卒業後に就職を成功させるポイントについて紹介します。

この記事を読めば、就職しないまま卒業するべきか、就活をして内定を獲得して卒業すべきか判断できるようになりますよ!

目次

就職しないまま卒業すると、その後の就職難易度が上がる

就職しないまま卒業すると、その後の就職難易度が上がる

就職しないまま卒業しその後就活を行った場合、新卒で就活を行うより難易度は上がります。

就職しないで卒業すれば、フリーターや就職浪人、フリーランスなどいくつかの選択肢があります。しかし、正社員と比べると収入が不安定で、社会的信用が得られにくい点をしっかり考慮しなければなりません。

企業から「就活で内定を得られなかった人」「就職の意欲が少ない人」などとマイナスイメージで見られることもあります。

就職の難易度が上がるため、特別な理由がない限りは、就職しないまま卒業することはおすすめできません。

就職しないまま卒業する人の割合

就職しないまま卒業する人の割合

就職しないまま卒業する人の割合は内定率から見ると、かなり少ないと予想されます。

厚生労働省の令和5年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)では2023年に卒業した人の就職内定率は97.3%でした。前年度より1.5%の増加もみられます。

引用:『令和5年3月大学等卒業者の就職状況(4月1日現在)を公表します』|厚生労働省

内定後に就職したかどうかは不明ですが、多くの学生が内定を獲得していることが分かりますね。大学卒業後、就職しないという選択をすれば、フリーターなど正社員以外の選択肢になることが多いです。

正社員としての経験がない場合、その後就活を行っても新卒時より難易度が上がるため、就職先を見つけて卒業する人が多いでしょう。

就職しないまま卒業したいと感じる理由4つ

就職しないまま卒業したいと感じる理由

就職しないまま卒業したいと感じてしまうのには、就活や働くことに対しての悪いイメージなど、さまざまな理由があります。

そのなかでも多くの学生から聞かれる主な理由を4つ紹介します。

  • 日本の就活システム自体が嫌い
  • そもそもやりたい仕事がない
  • 働くことに悪いイメージを持っている
  • 会社に縛られずに自由に生きたい

それぞれ具体的に見ていきましょう。

1.日本の就活システム自体が嫌い

日本の就活は海外と比べると特殊な部分もあり、システムが合わない、苦手だと感じている学生も多くいます。

  • 皆同じ時期に就活を始めることを強いられる
  • 行動や言動、振る舞いに対する暗黙のルールが厳しい
  • 協調性が求められ、無個性を強いられる
  • 実力ではなく、ポテンシャル重視

新卒一括採用というのは日本の就活の最大の特徴といえるでしょう。さらに、避けるべき行動や言動、振る舞いなどに暗黙のルールがあるのに違和感を覚える学生もいます

普段の自分と大きくかけ離れていても、就活生になると黒髪にスーツ、さらにメイクやネイルも華美でないものと、身だしなみを整えるのも日本の就活の特徴。

また、先進国の就活は、新卒でも実力が求められ即戦力として採用されます。一方日本は、将来的にどれくらい企業に貢献できるかのポテンシャルが重視されることが多いです。

そのため、協調性や社風に馴染み、良好な人間関係を築けるかどうかも見られます。すでに実力や経験が豊富であっても、不採用になるケースもあるため日本のシステムに嫌気が差す学生もいるでしょう。

日本の就活がおかしいと思っている人は以下の記事も読んでみてください。

2.そもそもやりたい仕事がない

やってみたい仕事や将来の夢が見つからず、就職する意味が見いだせないことから、就活をしたくないと思っているケースもあります。

世の中には数え切れないほどのたくさんの仕事があり、その中には興味が持てるものが1つはあるはずです。

就活を行っている学生の多くが、全ての仕事や業種を把握しているわけではありません。まずは、世の中にはどんな仕事があるか知ることから始めましょう。

インターネットの情報だけでなく、OB.OG訪問や企業説明会などにも積極的に参加してみてください。社会人経験のある先輩たちから仕事のやりがいや大変さなど生の声を聞くことで、知識も視野も広がるでしょう。

やりたい仕事がないけれど、ホワイト企業に就職したいと思っている人は以下の記事もチェックしてみてください。

3.働くことに悪いイメージを持っている

働くことに悪いイメージがあることで就職する意味が見いだせず、就職しないまま卒業するという選択肢を持つ人もいます。近年はSNSの普及により、働く人の本音やネガティブな面を見られるように。

「残業が多い」「給料が少ない」「人間関係に悩んでいる」など、さまざまな意見を目にする機会が増えています。

就職する前から悪いイメージを持ってしまうと、就職する以外の選択肢を探してしまうこともあるでしょう。

4.会社に縛られずに自由に生きたい

就活をしないまま卒業を考えている学生の中には、会社に縛られず自由に生きたいと考えている人もいます。

会社に就職すると、どうしても時間や休みに縛りができてしまいます。休みの日も、慣れない環境や仕事疲れで、思うように自分の時間を作れないことも。

自由に過ごしてきた学生時代とは生活スタイルが大きく変わることに不安を感じている人もいるでしょう。

さらに働き方の多様化により、希望のライフスタイルに合わせた働き方ができるようになってきています。働くことよりも、趣味や家族との時間を大切にしたい若者も増えていることから、就職しない選択肢が生まれます。

しかし、就職し社会人になれば学生時代よりも収入が増え、その分行動の幅が広がるというメリットもありますよ。

ただ、企業に就職した人全員が縛られているという感覚を持っているわけではありません。仕事とプライベートにメリハリをつけ、楽しく仕事をしている人もいることを認識しましょう。

就職しないまま卒業した人の進路6つ

就職しないまま卒業した人の進路

就職しないまま卒業した人は、アルバイトや資格を取ったりなど、いくつかの進路から選んだりすることになります。その中の主な進路6つを紹介します。

  • 就職留年・就職浪人
  • 進学や留学
  • フリーター
  • フリーランス
  • ニート
  • 起業

それぞれ具体的に以下で解説するので、就職しないで卒業を悩んでいる人は参考にしてみてください。

1.就職留年・就職浪人

進路の一つに就職留年や就職浪人があります。どちらも再度就職を目指すという点では共通していますが、大きく違う点もあるので注意しましょう。

就職留年とは
  • 留年をし、再度就活を行う
  • 新卒扱いでもう一度就活できる
  • 学費がかかる
就職浪人とは
  • 学校を卒業し、自力で就活を行う
  • 既卒扱いになり、新卒の就活よりも不利になる

どちらも再度就活をするときは、留年・浪人した理由を聞かれることとなるため、きちんと答えられるようにする必要があります。

さらに、「留年や浪人期間中に何をしていたか?」を聞かれることも多いです。そのため、資格取得や希望企業の業務に関わるアルバイトをするなど、スキルアップを目指し過ごすことも大切です。

2.進学や留学

学びたい学問がある人は就職しないまま卒業し、さらなる学びを求めて大学院や専門学校に進学、もしくは海外留学をする方法もあります。

ただし、メリットや注意点もしっかり把握したうえで選択しましょう。

進学するメリットと注意点
  • 学費がかかる同年代より社会に出るのが遅くなる
  • 就職時の給料がアップする
  • 可能性がある

海外留学するメリットと注意点
  • 語学力や行動力がアピールできる
  • 新卒扱いになるケースもある
  • 留学費用がかかる

どちらも時間や費用がかかってきますが、就活にプラスに働く面も得られます。目的を持って、何を得たいか?など具体的に計画を立ててから行動しましょう。

3.フリーター

就職しないまま卒業し、フリーターになる選択をする人もいるでしょう。就職しないで卒業し、フリーターになった場合のメリットとデメリットを紹介します。

メリット
  • 勤務時間や日数の融通が利きやすい
  • 就活に役立つ業務を経験できる
  • 正社員よりも責任が少ない

デメリット
  • 収入が低い
  • 社会的信用が得にくい
  • 雇用が不安定

自分で働く日数や時間を決めやすく、自由な時間も確保しやすいのが最大のメリット。しかし雇用が不安定で社会的信用が得にくく、クレジットカードを作れない可能性やローンを組めない可能性もあります。

メリットとデメリットを把握し、選択するようにしましょう。

4.フリーランス

近年、企業に就職せず、卒業後に独立してフリーランスになる人も増えてきています。フリーランスは自分のスキルや専門知識を提供し仕事をする人で、フリーランスになれる職種には以下のものがあります。

フリーランスで働ける職種の一例
  • ITエンジニア
  • Webライター
  • Webデザイナー 
  • イラストレーター
  • フォトグラファー
  • コンサルタント

上記以外にも、得意なことやスキルを活かしてフリーランスとして働いている人は多くいます。

フリーランスは、会社員に比べると好きな場所や時間を選んで働けるため自由度が高く、働き方に柔軟であることが魅力の一つ。人間関係に不安を持っている人も、フリーランスが向いているかもしれません。

ただし、収入が安定しなかったり、時間やタスク管理、税金関係も全て自分で行わないといけなかったりすることもフリーランスの特徴です。

大学を卒業し、社会経験がない状態でフリーランスになるのはハードルが高いといえるでしょう。

5.ニート

就職しないで卒業した学生の中には、ニートを選ぶ人もいます。

体調を崩していたり、やりたいことが見つからなかったりなどの理由があってニートを選ぶ人もいるでしょう。

しかし、収入がないため金銭面での不安が大きいです。家族から金銭的な援助や十分な貯蓄がない場合は、生活が苦しくなります。周りからの目が気になることもあるでしょう。

さらにニートの期間が長くなるほど就活に不利になるため、注意が必要です。特別な理由がない限り、ニートになることはおすすめできません。

6.起業

大卒後、就職しないで起業をする方法もあります。起業とは、新しく事業を起こすことをいいます。

なかには、大学在学中に起業をする学生もいるでしょう。やりたいことがあるけれど会社に属したくない、お金を稼ぎたいなどの理由から起業を選ぶ学生もいます。

就職しないで起業するメリット
  • 自分のやりたいことができる
  • 若さを売りにでき注目されやすい
  • 時間を有効活用できる
就職しないで起業するデメリット
  • 初期費用を調達しなければいけない
  • 自分でビジネススキルを身に付けなければならない

社会経験がない状態での起業は、ビジネスマナーや経営知識などさまざまなスキルを自分で身に付けなければなりません。また、起業後すぐに安定した収入が得られることも少ないでしょう。

就職しないまま卒業するメリット3つ

就職しないまま卒業するメリット

就職しないまま卒業すると、いくつかのメリットも考えられます。

  • 自由な時間ができる
  • 人間関係の悩みが大きく減る
  • 自分のペースで時間をかけて就活を行える

就活をしないで卒業する人は少数派かもしれませんが、メリットを感じて選ぶ人もいるでしょう。以下でそれぞれ具体的に解説していきます。

1.自由な時間ができる

就職をしないまま卒業するメリット1つ目は、自由な時間が確保できることです。企業に就職すれば、1週間のうち5日間仕事を行い、1日の大半を仕事をして過ごします。

学生時代と比べると、自由に使える時間が減り、生活スタイルは大きく変わるでしょう。大学卒業後に就職をしない場合、時間は自分自身でどのように使うか決められます。

フリーターやフリーランスで働く場合でも、時間の使い方は自由です。時間に縛られることなく、趣味や好きなことに没頭したり、スキルを磨いたりと、時間を自由に使えれば、ストレスのかかりづらい生活ができるでしょう。

2.人間関係の悩みが大きく減る

人間関係の悩みが減ることも、就職しないで卒業した場合のメリットです。

企業に就職すると、上司や同期、お客様など日々いろいろな人と接する機会が増え、人間関係の悩みも増えるでしょう。

特に新入社員は、慣れない環境と人間関係に気を遣いすぎストレスがかかることも。付き合いが苦手でも、飲み会や休日のイベントなどにも参加しないといけない可能性もあります。

一方、企業に勤めない場合は、関わる人も自分で自由に選べるため、人間関係に悩まされることは少ないです。

しかし、フリーターやフリーランスとして働く場合でも、人との関わりが生まれるため、人間関係の悩みが発生する可能性がゼロではないことを覚えてきましょう。

3.自分のペースで時間をかけて就活を行える

就職しないまま卒業すれば、その後自分のペースで時間をかけて就活が行えます。

学生の就活は、皆ほぼ同時にスタートし選考が始まるため、周りと比べて必要以上に焦りを感じることも。

また自分のやりたいことを見失ったりなど、自分のペースで行えなかったりする可能性もあるでしょう。

「自分が本当にしたい仕事はどんな仕事か?」「行きたい企業はどこなのか?」などじっくり時間をかけて考えられます。企業研究や自己分析にも多くの時間を使えるため、納得のいく就活がしやすくなるでしょう。

また、就職していない期間に語学や資格取得などのスキルアップにも時間を使うこともおすすめです。

就職しないまま卒業するデメリット4つ

就職しないまま卒業するデメリット

就職しないまま卒業した場合、デメリットも考えられます。ここでは4つのデメリットを紹介します。

  • 毎月の収入が安定しない
  • 社会的信用が得られない
  • 新卒のときよりも就職のハードルが上がる
  • 社会人の友達と話が合わなくなる

以下でそれぞれ詳しく解説しているので、就職できないまま卒業するかを悩んでいる人は参考にしてみてください。

1.毎月の収入が安定しない

企業に正社員として就職せず、フリーターやフリーランスになった場合、収入が安定しない可能性が高いです。

会社員が受けている福利厚生が受けられないことも。企業にもよりますが、家賃補助や健康診断、資格取得支援なども福利厚生の一例です。

さらに自分自身が、怪我や病気になり働けなくなったり、希望のシフトが入らなかったりすることも。雇用も安定していないため、急に仕事がなくなる可能性もゼロではありません。

自由な時間があっても、自由に使えるお金が少なくてはストレスにつながることもあるでしょう。フリーターやフリーランスで働く人でも、収入が右肩上がりの人はいますが、ごく一部であることを認識しましょう。

収入が安定しないと、将来への計画も立てづらくなるものです。結婚や家の購入、老後資金などの貯蓄に影響していきます。

2.社会的信用が得られない

ニート、フリーター、フリーランスの場合、社会的信用が得られにくいという側面もあります。

雇用が安定しないため、どれだけ稼いでいたとしても、住宅ローンが組めなかったり、クレジットカードの審査に通らなかったりすることも。生活をするうえで、不便に感じることがあるでしょう。

また、大卒後に就職しなければ、周りからも厳しい目で見られる可能性もあります。前向きな理由があった場合でも、理解してもらえないケースもあることを覚えておきましょう。

3.新卒のときよりも就職のハードルが上がる

就職しないまま卒業すると、新卒から既卒扱いに変わるため、就職のハードルが上がるデメリットもあります。

既卒は新卒採用枠、もしくは中途採用枠で応募することとなるため、新卒と第二新卒を含む経験者両方と比べられることとなります。

既卒が新卒と比べて就活に不利になるといわれる理由は、企業から「働く意欲が少ない」「何か問題があるかも」と不安視されるからです。

また、同じ未経験者であれば若い人を選ぶ企業もあるでしょう。さらに中途採用は即戦力として期待されているため、実務経験やスキルを重視しています。

第二新卒は基本的なビジネススキルを習得していることを期待されているでしょう。そのため、経験やスキルのない既卒者は不利になってしまうことも多いのです。

就職しない期間が長くなればなるほど就活は難しくなるため、企業への就職を目指す場合は、できるだけ早く行動しましょう。

4.社会人の友達と話が合わなくなる

学生時代の友達が卒業後に就職していれば、社会人になった友達と話が合わなくなることも考えられます。

社会人ならではの悩みや愚痴などに共感できず、話題についていけないことも。共通の話題も少なくなり、集まりでも孤独を感じなんとなく疎遠になってしまうケースもあります。

周りが就職するから就職するべきというわけではありませんが、就職しないまま卒業すれば起こりうる可能性の一つと覚えておきましょう。

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卒業後に就職を成功させるポイント5つ

卒業後に就職を成功させるポイント

大学卒業後に就職を成功させるためのポイントを5つ紹介します。就職しないまま卒業すれば就職のハードルは上がるため、成功させるためのポイントを押さえることが大切です。

  1. 就職しなかった理由を考え、話せるようにする
  2. 卒業後に何をしていたかも話せるようにする
  3. 就活に有利な資格を取る
  4. 自己分析を再度行う
  5. 面接練習をする

以下でそれぞれ具体的に解説していきます。

1.就職しなかった理由を考え、話せるようにする

面接では就職しなかった理由を聞かれることがほとんどです。その理由を明確にし、話せるようにすることがポイントです。

既卒が新卒より不利になる理由でも述べたように、企業側は就職をしなかった人に対して、以下のような不信感があるため、その不信感を拭わなければなりません。

  • すぐ辞めるのではないか
  • 働く意欲が少ないのではないか

正直に就職しなかった理由を伝えるようにしましょう。マイナスな理由だとしても、その反省点を述べたり、現在の就活に対する前向きな気持ちを伝えたりして、納得感を持ってもらうことが重要です。

言い訳を並べるだけになると、さらに不信感を与えてしまうので十分に気を付けましょう。

2.卒業後に何をしていたかも話せるようにする

卒業後就職せずに何をしていたかも、よく聞かれる質問事項の一つです。その答えがアピールポイントにもなるため、具体的に説明できるように準備しておきましょう。

「卒業後に何をしていたか?」の質問に対する回答例
  • 希望企業の業務に関わるアルバイトをしていた
  • 仕事に関わる本を読んだ
  • OB.OG訪問や企業研究に勤しみ、業界知識を深めた

目的を持って何かに取り組んだことがあれば、自己アピールにもつながります。入社意欲が高いことも、この回答によって伝えられます。

一方、回答次第では働く意欲が伝わらず、企業が抱いている既卒者に対する不信感を拭えないことになるので注意しましょう。

3.就活に有利な資格を取る

就活に有利な資格を取ることも、成功させるためにおすすめです。新卒の就活のときにアピールポイントに自信がなかった場合でも、新たに資格を取得することで自信を持って就活に臨めますよ。

  • TOIEC(800点以上)
  • 簿記3級以上
  • MOS
  • ITパスポート
  • ファイナンシャルプランナー3級以上
  • 秘書検定

その他にも、自分が志望する業界や職種ではどのような資格が役立つのかを調べ、取得を目指すと良いでしょう。

希望する業界と関係のない資格であっても、難易度が高いものだと合格するまでの努力の過程をアピールできます。資格取得は、既卒者の就活にとって強い味方となってくれるでしょう。

4.自己分析を再度行う

就活を成功させるためには、再度自己分析を行うことが必要です。自己分析は就活の軸となってきます。

自己分析がきちんとできると、やりたいことが明確化でき、自己PRに説得力が増すようになります。

  • 客観的に自分を理解できる
  • 自己PRや志望動機に説得力が増す
  • 面接時の回答にブレがなくなる

また、卒業後にあらためて自己分析をすると何か違った発見があるかもしれません。就活がうまくいかなかったときには、焦って見落としていたものがある可能性も。

再度自己分析を行い、なりたい将来像やキャリアプランを持っておくようにしましょう。

自己分析が苦手で悩んでいる人は、その原因や自己分析のコツについても解説している以下の記事も読んでみてください。

5.面接練習をする

面接練習をするのも、就活を成功させるために効果的です。面接は選考全体の中でも、採用を左右する大きな役割があります。

前述で述べた成功させるための対策を全て行ったとしても、面接がうまくいかなければ意味がありません。

面接では、自信を持って簡潔に話すことが重要です。特に新卒の面接では聞かれなかった「就職しなかった理由」「卒業後どのように過ごしていたか」については、回答の準備をしておく必要があります。

面接本番で慌てないためにも、しっかりと面接練習を行いましょう。

さらに、面接時のマナーについてもしっかりと確認しておくことが必要です。新卒のときより就職のハードルが上がっている分、面接の対策をしっかりと行い面接官からの信頼を得ましょう。

一人でもできる面接の練習方法について知りたい人は、以下の記事をチェックしてみてください。

就職する・しないに関わらず後悔しない人生を送ろう!

就職しないまま卒業する場合、デメリットのみならず、その後どのような選択肢があるかや、その後の就活に影響があることまで理解しておきましょう。

自分自身が納得して決めたことであれば、就職する、しないに関わらず後悔のない人生が送れるでしょう。

就活はうまくいかないことも多く、誰でも一度は悩むものです。一人で悩んでいる人は、ぜひ「就活キャリア」に相談してみてください。的確なアドバイスで、納得のいく結論が出るまであなたの就活をお手伝いします。

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