もう怖くない!インターンのグループワークを進めるコツや評価ポイントを解説

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  • インターンシップのグループワークってなんだか難しそう
  • 初めての人とコミュニケーションを取るのが苦手で、怖いな……
  • どのような流れで進むのか、何が評価されるのか知りたい

このように悩んでいませんか?

インターンシップでグループワークを実施する企業は増加しており、就活生にとってグループワークを突破することがより重要になっています。

インターンシップで有意義な時間を過ごし、企業から評価されるには、発表までの進め方や、役割分担、評価ポイントなどを理解しておくことが必要です。

そこでこの記事では、グループワークによくあるテーマ例や効率的に進める流れ、苦手な人でも乗り越えられるコツを紹介します。

本記事を読めば、インターンシップでのグループワークの対策方法がわかり、苦手な人でもうまく立ち回れるようになりますよ。

目次

インターンシップにおけるグループワークの概要

インターンのグループワークの概要

はじめに、インターンシップにおけるグループワークとは、どのようなものかについて紹介します。

企業における会議の疑似体験 

グループワークとは、グループで行うミーティングとほぼ同じもので、企業における会議のようなものです。

インターンシップに参加した約4〜6名の学生同士でグループを組み、話し合いながら作業を行って、制限時間内に成果物を出すことが目的。

限られた時間の中で与えられたテーマについて議論し、最後にプレゼンテーションを行います。

限られた時間で効率的に意見をまとめて発表することが求められるため、テーマの内容や意図をしっかり理解する必要があります。

また、コロナの影響により、オンラインでグループワークを実施する企業も増えていますね。

インターンシップで約8割の企業がグループワークを実施

引用:インターンシップに関する調査|株式会社ディスコ

株式会社ディスコが2020年に行った、インターンシップに関する調査によると、約8割の企業がインターンシップのプログラムにグループワークを取り入れていることがわかりました。

優秀な学生を見極めるためにグループワークを活用する企業が多いため、グループワークで評価されることは就活生にとってより重要な意味を持ちます。

最近では、就活の早期化によりインターンシップを開催する企業が増えています。

中には選考に直結するものもあり、グループワークで評価される重要性はより高まっているといえるでしょう。

グループディスカッションとの違い

グループワークとよく似たものに、グループディスカッションというものがありますが、何が違うのでしょうか。

グループワークとグループディスカッションの違いは、以下の通りです。

グループワーク

話し合いながら、実際に手を動かして成果物をグループで仕上げる

グループディスカッション

与えられたテーマに対して議論し、グループの結論を導き出す

つまり、グループワークはグループディスカッションに加えて、具体的な成果物が求められるという点が異なります。

グループディスカッションの対策法やテーマ例について知りたい人は、こちらの記事で紹介しているので、あわせて見てみてください。

グループワークでよくあるテーマ例・内容4つ

グループワーク よくあるテーマ例

では、重要性が高まっているグループワークには、どのようなテーマ・形式があるのか見てみましょう。主に、以下の4つのテーマ例があげられます。

グループワークでよくあるテーマ・内容4つ

  1. 作業型
  2. 課題解決型
  3. 選択型
  4. ビジネス型

テーマによって評価されるポイントが多少異なるので、確認してみてください。

それぞれ解説します。

1.作業型

作業型は、グループ内で協力して成果物を作り上げる形式のことです。

テーマ例には以下のようなものがあります。

それぞれに配られたカードに書かれた情報を元に、口頭のみでメンバーに共有し、地図を完成させなさい
10分以内にできるだけ高いタワーを50枚の画用紙で作りなさい

作業型は時間制限が短いことが多いので、具体的な計画を立てて、効率良く作業し、成果物を完成させることが求められます。

そのため、アイデアを出す力や協調性、実行力などが評価ポイントになります。

2.課題解決型

課題解決型のグループワークは、正解がない課題に対してグループで解決策を出し、最後に発表する形式です。

最後に発表を行うため、プレゼン準備やリハーサルなどもスケジュールに組み込んで進めていくことが必要です。

テーマ例には以下のようなものがあります。

経済を止めないコロナ対策を打ち出してください
10年後の●●業界はどのように変化しているか

課題解決型は、議論に参加する主体性や状況把握力だけでなく、情報分析力、プレゼン力が評価ポイントとなります。

3.選択型

選択型のグループワークは、「与えられた選択肢の中からどれを選び、その選んだ根拠を説明する」というものです。

選択肢の中で唯一の正解はなく、選んだ根拠や理由を論理的にわかりやすく説明できるかが重要です。

また、異なる意見をメンバーですり合わせることも求められますよ。

選択型で出されるテーマは、以下のように抽象的なものが多いです。

新しい支店を設立するのに、どの政令指定都市が最も適しているか
次の8人のうち3人を採用するなら、誰を選ぶか

根拠を持って話すための論理的思考力や、異なる意見にも耳を傾ける協調性、意見をすり合わせる力が評価のポイントとなります。

3.ビジネス型

ビジネス型のグループワークは、実際のビジネスで想定されるテーマが与えられ、アイデアを出し合い、討論して発表するものです。

市場調査など調べながら議論する必要があり、役割分担や各自で得た情報のすり合わせ、進捗をこまめに確認しながら進めることが大切。

ビジネス型のテーマ例には、以下のようなものがあります。

就活生向けのアプリに新しく取り入れるべき機能は?
どの土地に何の建物を建てれば、収益が上がるか

情報収集力や分析力、協調性、プレゼン力が評価のポイントになります。

グループワークを効率的に進める流れ

インターンのグループワークを進める流れ

インターンシップのグループワークでは、必ず制限時間が設けられています。

ここでは、時間指定が決められている中で効率良く進められる流れを紹介します。

グループワークを効率的に進める流れ

  1. 自己紹介を行う
  2. 時間配分を決める
  3. 役割分担を行う
  4. テーマと方向性を決める
  5. 出てきた意見をまとめて一つを選ぶ
  6. 選んだ案をブラッシュアップする
  7. 発表の準備をする

実際のグループワークでも上記の流れを頭の片隅に入れつつ、取り組むといいですよ。

それぞれ解説します。

1.自己紹介を行う

まずは自己紹介を行い、同じグループのメンバーがお互いを知る時間を設けましょう。

ただ時間制限もあるので、各自30秒ほどの短い時間で行うのがおすすめです。自己紹介に長々と時間を使うと議論を行う時間がなくなってしまうので、長くならないよう注意してください。

自己紹介といっても何を話せばいいかわからない人は、下記の内容を最低限盛り込んで自己紹介してみましょう。

  • 挨拶
  • 名前、大学名
  • 大学で学んでいること
  • 参加理由と意気込み

また、時間を無駄にしないためにも、グループワークが始まる前に自己紹介を済ませておくのも一つの手です。

2.時間配分を決める

続いて、発表までに行う作業の時間配分を明確に決めましょう。

グループワークでは、限られた時間内で議論から発表まで行うため、どの作業にどれだけの時間を割くかグループ内ですり合わせることが大切です。

たとえば、グループワークの時間が30分の場合のスケジュールは、このようなイメージです。

役割分担:1分
それぞれの意見を出し合う:15分
意見をまとめる:10分
発表の準備をする:4分

こちらは例ですが、初めてインターンシップのグループワークに参加する人は、上記のスケジュールを参考にしてみてください。

3.役割分担を行う

時間配分が決まったら役割分担を行いましょう。

限られた時間内で全員が同じ役割を持っていると、時間内ですべてをまとめることができないからです。

基本的に立候補形式で決めるのがいいですが、一つの役割に候補が集中することもあるため、その際は率先して他の役割を引き受けることも大事です。

具体的にどのような役割分担を行うかは、次の章で説明します。

4.テーマと方向性を決める

役割分担が決まったら次に、テーマと方向性を決めましょう。

グループワークで与えられるテーマは抽象度が高いものが多いため、方向性を決めないと後から議論がバラバラになってしまいます。

方向性を決めても議論が活発化すると、方向性がずれることがよくあります。

そのときは、最初に決めた方向性と照らし合わせ、方向性がずれていればそれをメンバーに伝えて、軌道修正しましょう。

5.出てきた意見をまとめて一つを選ぶ

目指すべき方向性が決まったら、意見を出し合い、最後に発表する内容を一つ選びましょう。

また、結論をまとめるというパターンもあるでしょう。

対面ならホワイトボードや紙、オンラインならGoogleドキュメントなどにまとめるといいですね。

6.選んだ案をブラッシュアップする

続いて、選んだ案やまとめたものをブラッシュアップしましょう。

より良い結論を導けるよう内容の詳細を詰めて、根拠や理由がきちんと説明できるようになっているか確認することが大事です。

7.発表の準備をする

最後は、発表に向けて誰が発表するのかなどの準備をしていきましょう。

発表のリハーサルができるくらい余裕があれば、なお良いですね。

発表する人は、発表しない人よりも評価される傾向にあるため、積極的に立候補するといいですよ。

インターンシップのグループワークで求められる役割分担4つ

インターンのグループワークでの役割

限られた時間内で全員が同じ役割を持っていると非効率なので、効率良く議論を進めていくために役割分担を行いましょう。

そこで、グループワークで求められる役割を4つ紹介していきます。

グループワークで求められる役割4つ

  1. 司会
  2. アイデアを出す人
  3. 書記
  4. タイムキーパー

どの役割を担当することになってもいいように、事前に何をするのか、どんな人が向いているのか理解しておきましょう。 

それぞれ詳しく解説するので、グループワークでの役割選びの参考にしてみてください。

1.司会

司会はファシリテーターとも呼び、目的に沿って進行できるよう中立的な立場からグループに働きかける人です。

グループで話し合うテーマを決めて、時間内にスムーズな進行ができるよう場を仕切ります。

メンバーからのさまざまな意見を伺い、合意形成を取りながら意見をまとめる役割が求められます。

議論に参加できていないメンバーに話を振ったり、論点がズレたときに話しを戻したりなどの立ち振る舞いも大切。

そのため、話をまとめ、チーム全体を見て目的に向けて進行できる人が向いていますよ。

2.アイデアを出す人

グループ内で出た課題や論点に対して、自分の意見を積極的に述べるアイデアマンも必要な役割の一つです。

グループワークを成功させるためには、最初の段階でたくさんのアイデアを出すことが大切です。

アイデアが少なければ、良い結論も生まれませんよね。

発想力に優れ、幅広い視点からアイデアを出せる人に向いている役割といえます。

3.書記

書記は、紙などに議事録を取りながら話の全体像を把握し、まとめる役割です。

淡々とメモを取る役割に終始しがちになるので、書いたメモを見せながら意見や方向性を確認し、状況をまとめるといった行動を取るよう意識しましょう。

書記は話の方向性が見えていないと務まらないため、物事を俯瞰して考える力や論理的思考力がある人に向いています。

4.タイムキーパー

タイムキーパーは、グループワークの時間管理を行う役割が求められます。

タイムキーパーはメンバーの数が少ない場合、他の役割と兼務する場合も多いです。

「●分までに意見を出し合い、最後の●●分で意見をまとめましょう」といった形で率先して発言しましょう。

注意点として、残り時間を告げるだけの人になることは避け、時間を気にしながらも議論に参加することも意識しましょう。

グループワークで見られている評価ポイント4つ

企業がグループワークで見ている評価ポイント

企業はグループワークで学生の何を見て、どのような点を評価しているのでしょうか。

ここでは、企業がグループワークで見ている評価ポイントを4つ紹介します。

グループワークで見られている評価ポイント4つ

  1. コミュニケーション能力
  2. 積極性
  3. 協調性
  4. ロジカルシンキング

評価ポイントを理解できれば、実際のグループワークでどう行動すればいいのかがわかってきますよ。

それぞれ解説します。

1.コミュニケーション能力

インターンシップのグループワークでは、どんな役割を持ち、どのようにコミュニケーションを取っているかが評価のポイントになっています。

司会なら「メンバー全員の意見を引き出し、まとめるためにメンバーとコミュニケーションを取っているか」などが見られています。

司会でなくとも成果に向けて、周りを巻き込んでコミュニケーションできているかが大切なので、グループ内でのコミュニケーションの仕方がとても重要です。

2.積極性

グループワークでは、グループ内のメンバーに積極的に働きかけることも評価ポイントの一つです。

具体的には、意見を積極的に出し、メンバーとコミュニケーションを取るなどです。消極的な態度はマイナス評価につながる一因になります。

グループワークで出される課題の中には難しいものもありますが、積極的に取り組んでいきましょう。

3.協調性

グループワークでは、自分の意見を無理に押し通そうとせず、他のメンバーの意見にも耳を傾ける協調性も重要です。

一人だけの意見よりも複数のメンバーの意見を集め、それをもとに結論をまとめることで、より良い成果物が生まれるからです。

自分の意見を押し通そうとする人や他の人の意見を否定する人もいますが、そうではなく、自分の意見を伝えつつ他の人の意見にも耳を傾けましょう。

4.ロジカルシンキング

グループワークで与えられるテーマは難易度が高いことも多いため、お題に対してロジカルに考えていくことが必要になります。

そのため、ロジカルシンキングも評価ポイントの一つになっています。

ロジカルシンキングを鍛えるには、普段から物事に対して「なぜ?」と突き詰め、わかりやすく説明できる癖をつけるといいでしょう。

以下の記事で、自己PRで論理的思考力を鍛える方法やアピールするときの例文を紹介しているので、あわせて見てみてください。

グループワークが苦手で怖い人でも乗り越えるコツ5つ

グループワークが苦手で嫌でも克服するコツ

インターンシップでのグループワークについて、苦手意識を持つ人も多いでしょう。

そこで、苦手な人でもグループワークを乗り越えるコツを5つ紹介します。

グループワークが苦手な人でも乗り越えるコツ5つ

  1. 事前に業界知識や時事問題の知識を勉強しておく
  2. 自分ができそうな役割を把握しておく
  3. 初めの段階でお互いのことを知る時間を作る
  4. あらゆる場を活用して練習する機会を設ける
  5. 分からないことは素直に聞く

グループワークが苦手な人は上記のコツを参考に、臨みましょう。何より経験に勝るものはないので、あらゆる場を活用して練習することが大事ですよ。

それぞれ解説します。

1.事前に業界知識や時事問題の知識を勉強しておく

グループワークが苦手な人は、事前に業界知識や時事問題の知識を勉強しておきましょう。

インターン先企業の業界知識や時事問題の知識があることで、自分の意見を持ち、具体的な提案ができるようになります。

自分の知らない分野ではアイデアも出てこず、先述したコミュニケーション能力や積極性などの企業の評価ポイントをうまくアピールできなくなります。

そのため参加が決まった時点で、参加する企業の研究を事前にしておきましょう。

2.自分ができそうな役割を把握しておく

グループワークの初めの段階で各メンバーの役割を決めると思いますが、その際に自分がどの役割を担いたいかを事前に把握しておくことが大切です。

先ほど紹介した以下の役割の中から、自分に合うものを把握してきましょう。

司会
アイデアを出す人
書記
タイムキーパー

この中で自分の役割を見極め、グループ全体にどのように貢献できるかを考えながらグループワークを進めていくことが重要です。

司会などの目立つ役割でなくとも貢献すれば、評価にしっかりつながりますよ。

3.初めの段階でお互いのことを知る時間を作る

グループワークの初めの段階で、お互いのことを知る時間を作りましょう。

緊張が和らいで話しやすくなり、意見も言いやすくなるためおすすめです。

自己紹介などでメンバーの顔と、名前を一致させるところから始めるのがいいでしょう。

4.あらゆる場を活用して練習する機会を設ける

あらゆる場を活用して練習する機会を設けることは、特に重要です。

グループワークの苦手意識を克服するためには、やはり何よりも経験が大切だからです。

コロナによりオンラインでのインターンシップ対策セミナーなども増えているので、そこで練習するのもいいでしょう。

さらには友達の相談に乗っているときや、アルバイトなど同年代の学生と話す際に、グループワークを意識して話すこともおすすめですよ。

日常生活などのあらゆる場を活用して、練習する機会を設けてみましょう。

5.わからないことは素直に聞く

わからないことは素直に聞くことも大切です。

グループワーク中に議論が白熱していくと、話についていけなかったり、話の方向性がずれたりします。そういったときに、恥ずかしがらずわからないことを確認することが大切です。

素直に聞いてみると他のメンバーも同じであることがわかったり、改めてメンバーの状況整理ができたりします。

グループワークは就活でも経験するかと思います。以下の記事では、上記5つ以外のグループワークの対策を紹介しているので、あわせて見てみてください。

グループワーク対策をしてから臨めば怖くない!

この記事では、インターンシップのグループワークによくあるテーマ例や効率的に進める流れ、苦手な人でも乗り越えられるコツを解説しました。

インターンシップでグループワークを取り入れる企業は増加しており、グループワークの重要性がより高まっています。

インターンシップのグループワークで企業から評価されるために、発表までの進め方や、役割、評価ポイントについてしっかり理解しておきましょう。

企業への理解を深め、選考を有利に進められるようきちんと対策することをおすすめします。

この記事を見た人の中には、グループワークでのNG行動について知りたい人もいるでしょう。

グループワークでのNG行動をこちらの記事で紹介しているので、あわせて見てみてください。

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