「リクナビはどうやって使えばいいの?」
「リクナビを使うメリットやデメリットを知りたい」
初めての就職活動では、リクナビをどう活用すればいいのか、ほかのサイトとどう違うのか疑問を感じている方もいるでしょう。
この記事では、リクナビの特徴やメリット・デメリット、利用手順を紹介します。
リクナビを就活に活用するコツや、ほかの就活サイトとの比較も解説するため、効率的に就活を進めたい方はぜひ参考にしてください。
リクナビとは?

| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | リクナビ |
| 運営会社 | 株式会社リクルート |
| 掲載企業数 | 約10,000社(※リクナビ2026) |
| 学生会員登録者数 | 約72万人(※リクナビ2026) |
| 主な機能 | OpenES 適職診断 グッドポイント診断 スカウト機能 合同企業説明会 |
| 公式サイト | https://job.rikunabi.com/2026/ |
リクナビは株式会社リクルートが運営する、新卒学生向けの就職情報サイトです。
1996年にサービスを開始して以来、多くの就活生に利用されており、掲載企業数や利用学生数は業界トップクラスを誇ります。
大手企業から中小企業、ベンチャー企業まで幅広い業種・職種の求人情報が掲載されていて、就活生は無料で利用できます。
企業検索やエントリー、説明会予約などの基本機能にくわえ、企業からのオファー・スカウト機能、自己分析ツール、就活準備に役立つコンテンツなど、就職活動を総合的にサポートする機能が充実しているのが特徴です。
PCサイトはもちろん、スマートフォンアプリも提供されており、いつでもどこでも就活情報をチェックできる環境が整っています。

リクナビの特徴・メリット
リクナビの特徴・メリットは次のとおりです。
順番に見ていきましょう。
求人が豊富に揃っており希望に合う仕事を幅広く比較できる
リクナビには約10,000社の企業が求人を掲載しており、業界トップクラスの掲載数を誇ります。
大手企業からベンチャー企業まで、さまざまな規模や業種の企業情報をひとつのサイトで閲覧でき、条件も細かく絞れるため、幅広い選択肢の中から自分に合った企業を効率的に探せます。
また、多様な企業が掲載されていることから、これまで知らなかった業界や企業と出会えるチャンスも広がるでしょう。
複数の企業を比較検討しながら就活を進められるため、視野を広げて企業選びをしたい就活生におすすめです。
企業からオファーやスカウトが来る
リクナビではプロフィールを登録しておくと、企業側からオファーやスカウトが届く仕組みがあります。
自分から企業を探すだけでなく、企業側からアプローチを受けられるため、効率的に就活を進められます。
オファーやスカウトは、企業があなたのプロフィールを見て興味を持った証拠であり、選考通過の可能性が高まります。
自分では気づかなかった企業や業界からオファーが来ることもあり、就活の選択肢を広げるきっかけになるでしょう。
サイトが見やすく検索機能やアプリも使いやすい

リクナビのサイトは直感的に操作しやすいデザインになっており、初めて利用する就活生でもスムーズに使えます。
企業検索機能は詳細な条件設定が可能で、業種・職種・勤務地・企業規模などから絞り込めます。
スマートフォン向けのアプリも提供されており、外出先でも手軽に企業情報のチェックやエントリーが可能です。
さらにアプリにはプッシュ通知機能があり、企業からのメッセージや説明会の案内などもリアルタイムで受け取れます。
PCとスマートフォンで情報が同期されるため、場所やデバイスを選ばないのも嬉しいポイントです。
合同企業説明会を全国で開催しており地方在住者も利用しやすい
リクナビは全国各地で合同企業説明会やイベントを開催しており、地方在住の就活生も参加しやすい環境を提供しています。
一度に複数の企業と出会える合同説明会は、効率的に企業研究を進められる貴重な機会です。
また、オンラインでの説明会やセミナーも充実しており、遠方の企業の話を自宅から聞くこともできます。
地方の企業だけでなく、都市部の大手企業の情報も地方にいながら入手できるため、地理的な制約を受けずに就活を進められるのがメリットです。
イベント情報はサイトやアプリで随時更新されるため、こまめにチェックすることで参加機会を逃しません。
OpenES機能で就活を効率化できる

リクナビにはOpenES(オープンエントリーシート)という機能があり、一度作成したエントリーシートを複数の企業に提出できます。
OpenESを利用すれば、企業ごとに同じ内容を何度も入力する手間が省けるため、就活の効率が大幅にアップします。
作成したエントリーシートはリクナビ上に保存されることから、内容を見直したり改善したりして、より良いものに仕上げていくことも可能です。
時間を節約できる分、企業研究や面接対策などほかの就活準備に時間を充てられることもメリットです。
就活準備ガイドの利用で不安や悩みを解消できる

リクナビには、就活に関するノウハウやアドバイスをまとめた「就活準備ガイド」が用意されています。
エントリーシートの書き方・面接対策・自己分析の方法など、就活のステップごとに必要な情報を学べます。
就活の基本的な流れやマナーについても解説されており、初めて就活をする学生にとって心強いサポートになるでしょう。
そのほか、先輩就活生の体験談や成功事例なども掲載されているため、実践的なヒントを得られます。
これらのコンテンツを活用することで、就活の不安や疑問を解消しながら、自信を持って活動を進められます。
リクナビの注意点・デメリット
リクナビの注意点・デメリットは次のとおりです。
ひとつずつ確認していきましょう。
求人の絞り込みに手間がかかる
リクナビは掲載企業数が多いため、自分に合った企業を見つけるまでに手間や時間がかかる場合があります。
検索条件を設定しても、該当する企業が多すぎて、ひとつひとつチェックするのが面倒に感じるかもしれません。
また情報量が多い分、どの企業にエントリーすべきか迷ってしまい、かえって決断が遅れてしまう可能性もあります。
効率的に企業を絞り込むには、自分なりの優先順位や条件を明確にしておくことが大切です。
検索条件を細かく設定したり、気になる企業をお気に入り登録したりして、情報を整理しながら進めましょう。
もし「自分で企業を選ぶのが大変」と感じる場合は、ジール就職エージェントなどのエージェントサービスを併用する方法もあります。
就活エージェントでは、担当者が希望条件に合う企業を選んで紹介してくれるため、短時間で効率よく候補を絞り込めます。
リクナビでの情報収集とエージェントのサポートを合わせることで、ミスマッチの少ない企業選びにつながります。
スカウトが来ても希望どおりの条件とは限らない
企業からスカウトやオファーが届いても、必ずしも自分の希望条件に合致するとは限りません。
企業側は多くの学生にアプローチしているため、個別に精査されていないことも考えられます。
興味のない業種や職種からのスカウトが届くこともあり、対応に時間を取られる可能性があります。
スカウトが来たからといって安心せず、企業のくわしい情報をしっかり確認してから応募を検討してください。
スカウトはあくまで企業からの興味の表れととらえ、自分自身でも企業研究をおこなったうえで判断しましょう。
オファーやスカウトが多い・しつこいと感じる場合がある
プロフィールを充実させると多くのオファーやスカウトが届きますが、その数が多すぎる・しつこいと感じる可能性もあります。
興味のない企業から頻繁にメッセージが来てしまうと、本当に興味のある企業からの連絡を見逃してしまう恐れもあります。
通知が多すぎてストレスに感じる場合は、設定で通知の頻度や内容を調整可能です。興味のない業種や企業からのオファーは、受信しない設定にしてもいいでしょう。
自分にとって本当に必要な情報だけを受け取れるよう、設定を見直して快適に利用してください。
競争率が高い場合がある
リクナビは利用者数が多いため、人気企業への応募は競争率が高くなる傾向があります。
多くの就活生が大手企業や知名度の高い企業にエントリーするため、選考を通過するのが難しい場合もあるでしょう。
競争率の高さに不安を感じる場合は、中小企業やベンチャー企業にも目を向けてみてください。
複数の企業に幅広くエントリーすれば、選考のチャンスを増やせます。
アドバイザーへ相談できるサポートはない
リクナビは求人情報サイトであり、専任のキャリアアドバイザーが個別にサポートしてくれるサービスはありません。
就活に関する悩みや疑問を直接相談できる相手がいないため、すべて自分で判断して進める必要があります。
エントリーシートの添削や面接対策など、個別の指導を受けたい場合は、就活エージェントなどのサービスの併用も視野に入れましょう。
リクナビの口コミ評判を調査!
ここでは、リクナビの就活に関する口コミ評判を紹介します。
就活してた時に使ってたサイト(マイナビとかリクナビとか)からのメールが未だにたくさん来るんだけど… もう基本的には就活終わってるのよ!!
引用:X
マイナビもリクナビも就活をダラダラやってる俺に甘すぎるからたまに「はよエントリーせいボケが」みたいな辛辣メール送って欲しい
引用:X
さっきリクナビ恐る恐る開いたら 選考とおってた〜
引用:X
知らない人が多い。マイナビは文系の学生を多く求めている企業が多く。リクナビは理系の学生を求めている企業が多い。
引用:X
リクナビ、結局みんな使ってるよね。
引用:X
リクナビ、マイナビとか使ってるけど 派遣や配属系が多すぎる
引用:X
リクナビの口コミを調査すると、多くの就活生が利用している定番サイトとして認識されていることがわかりました。
マイナビが文系学生向けの企業が多いのに対し、リクナビは理系学生を求めている企業が多いという特徴も指摘されています。
一方で、就活終了後もメールが多く届くことや、派遣や配属系の求人が多いという声も見られました。
実際にリクナビを通じて選考に通過したという報告もあり、成果につながっている利用者も多いようです。
リクナビは利用者数の多さが評価されていますが、利用時には通知設定の調整や求人内容の見極めが重要といえるでしょう。
リクナビの利用手順
リクナビの利用手順は次のとおりです。
順番に見ていきましょう。
1.会員登録する
まず、リクナビの公式サイトまたはアプリから会員登録をおこないます。
2025卒・2026卒までは個別にサイトがありますが、2027卒以降はひとつのサイトに統一されています。
メールアドレスや氏名・大学名・卒業予定年度などの基本情報を入力し、登録を進めましょう。登録は無料で、数分程度で完了します。
会員登録後はマイページが作成され、企業検索やエントリーなどの機能が利用できるようになります。
プロフィール情報を充実させておくと、企業からのオファーやスカウトを受け取りやすくなるため、時間のあるときにやっておきましょう。
2.アプリをダウンロードする
リクナビの公式アプリをダウンロードしておくと、出先でも携帯電話から利用できるため便利です。
アプリをインストールしたら、登録したアカウントでログインしましょう。
アプリにはプッシュ通知機能があり、企業からのメッセージや説明会の案内をリアルタイムで受け取れます。
外出先でも手軽に企業情報をチェックできるため、就活をスムーズに進められます。
3.企業や説明会を検索する
会員登録とアプリの準備が整ったら、興味のある企業や説明会を検索してみてください。
業種・職種・勤務地・企業規模などの条件を設定して、希望に合う企業を絞り込みます。
説明会やイベント情報も検索できるため、参加したいイベントを見つけたら予約可能です。
気になる企業は「お気に入り」に登録しておくと、後から簡単に情報を確認できます。
検索結果を見ながら企業研究を進め、自分に合った企業をリストアップしてみてください。
4.プレエントリーする
興味を持った企業が見つかったら、プレエントリーをおこないましょう。
リクナビでは、企業に対して「興味がある」という意思表示をすることを「プレエントリー」と呼びます。
プレエントリーをすると、3月1日以降に応募の内容と登録情報がリクナビから企業へ送信され、説明会や選考スケジュールの案内など、選考に必要な情報が届くようになります。
選考を受けたい企業はもちろん、まだ意思が固まっていなくても「説明会に参加してよりくわしい情報を知りたい」と思う場合は、プレエントリーを検討してみてもいいでしょう。
複数の企業にプレエントリーしておくと、選考の機会や情報収集のチャンスが広がります。
リクナビを就活に活用するコツ
リクナビを就活に活用するコツは次のとおりです。
それぞれくわしく解説します。
プロフィールを充実させてスカウトの機会を増やす
リクナビでより多くのスカウトを受け取るには、プロフィールを充実させるのがポイントです。
学歴や資格・自己PR・希望職種などの項目は、できるだけくわしく記入しましょう。
企業はプロフィール情報を見てスカウトを送るかどうか判断するため、情報が充実しているほど興味を持ってもらいやすくなります。
具体的な経験やスキル・志望動機などを記載すると、企業にあなたの魅力が伝わりやすくなるでしょう。
また、定期的にプロフィールを見直して更新することも心がけてください。
適職診断やグッドポイント診断で自己分析を深める

リクナビには、適職診断やグッドポイント診断などの自己分析ツールが用意されています。
これらの診断を受けることで、自分の強みや向いている職種・価値観などを客観的に把握できます。定期的に診断を受けて、自分自身の変化や成長を確認するのもいい方法です。
また、自己分析を深めることで、本当に自分に合った企業を見極められるようになります。
診断結果は自己PRやエントリーシート作成の参考になるのはもちろん、面接でも活用可能です。
検索条件を細かく設定して絞り込む
掲載企業数が多いリクナビでは、検索条件を細かく設定することが、効率的な企業選びにおいて重要です。
業種や職種だけでなく、勤務地・企業規模・福利厚生・働き方など、自分が重視する条件を明確にしましょう。
複数の条件を組み合わせて検索すれば、より自分に合った企業を見つけやすくなります。
自分なりの優先順位をつけながら、検索結果が多すぎる場合は条件を追加し、少なすぎる場合は条件を緩めて調整しましょう。
マイページやお知らせ機能でイベント・セミナーをチェックする
リクナビのマイページやお知らせ機能をこまめにチェックすると、有益なイベントやセミナー情報を逃しにくくなります。
興味のある企業の説明会や業界研究セミナー・選考に関する案内などを見逃さないよう、通知設定を活用するといいでしょう。
イベントやセミナーに積極的に参加することで企業理解が深まり、選考でも有利になる可能性があります。
定期的にマイページをチェックする習慣をつけ、チャンスを最大限に活かしましょう。
ほかの就活サイトや就活エージェントと使い分ける
リクナビだけに頼らず、ほかの就活サイトや就活エージェントと併用すれば、より効果的に就活を進められます。
掲載企業や特化しているジャンルなど、サービスによって得意分野は異なります。
複数のサービスを利用することで出会える企業の幅が広がるため、より多くの選択肢を得るチャンスです。
中でも、就活エージェントでは個別のサポートが受けられるため、リクナビと組み合わせて利用するのがおすすめです。
自分の就活スタイルや必要なサポートに応じて、適切にサービスを使い分けましょう。
リクナビと大手就活サイトの比較
ここでは、リクナビと大手就活サイトの特徴や使い方を比較しました。
それぞれの違いを把握し、上手に活用してみてください。
マイナビ

- 学生利用率・認知度No.1
- 掲載企業数が約30,000社と多い
- 全国19都市で大規模説明会を開催
マイナビは学生利用率・認知度No.1を獲得している、リクナビと並ぶ二大就活サイトのひとつです。
掲載企業数は約30,000社、説明会公開企業数も約35,000社と、いずれもリクナビの約10,000社を大きく上回っています。
2025年11月時点のエントリー可能企業数は約28,000社で、掲載企業の95.7%を占めており、リクナビの92.7%と比較してもわずかに高い割合です。
全国19都市で開催される合同企業説明会には、約7,000社が出展し約15万人の学生が参加するなど、イベント開催規模の大きさが特徴です。
従業員300名未満の中小企業が約60%を占める点は、リクナビ(約56%)と近い水準であり、いずれも中小企業の情報が豊富に揃っています。
両サイトとも幅広い企業が掲載されているため、併用することでより多くの企業情報を得られるでしょう。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | マイナビ2026 |
| 運営会社 | 株式会社マイナビ |
| 掲載企業数 | 約30,000社 |
| 学生会員登録者数 | 約87万人 |
| おもな機能 | 年間約700回の合同説明会(イベント)開催 |
| 公式サイト | 26卒:https://job.mynavi.jp/2026/ 27卒:https://job.mynavi.jp/2027/ |
キャリタス就活

- 企業・学生双方のマッチングを重視した設計
- イベント事業との連動で質の高いマッチングを重視
- 採用マーケットの詳細調査など専門的な知見が強み
キャリタス就活は株式会社ディスコが運営する就活サイトで、リクナビやマイナビと比べると掲載企業数は少なめです。
説明会公開企業数は1,636社で掲載企業の約10%にとどまり、リクナビの34%、マイナビの58%と比較すると情報公開率は低い傾向にあります。
一方でイベント事業との連動性が強く、企業・学生双方のマッチングを重視した設計が特徴です。
リクナビやマイナビが「幅広い企業との出会い」を重視しているのに対し、キャリタス就活は「質の高いマッチング」を重視したサービスといえるでしょう。
採用マーケットの詳細な調査を実施するなど、採用のプロフェッショナルとしての知見を活かした独自の強みがあります。
そのため、リクナビやマイナビで幅広く企業を探しつつ、キャリタス就活で質の高いマッチングを狙うという使い分けが効果的です。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | キャリタス就活 |
| 運営会社 | 株式会社キャリタス |
| 掲載企業数 | 約20,000社以上 |
| 学生会員登録者数 | 約70万人 |
| おもな機能 | 企業と学生の交流イベント 適性検査(資質・能力) |
| 公式サイト | https://job.career-tasu.jp/top/ |
ワンキャリア

- 登録学生数No.2で月間訪問数150万人以上の高いアクティブ率
- 50万件以上のクチコミ情報で選考体験記やES・面接情報が充実
- 早慶・GMARCH・関関同立など上位校学生の利用率が高い
ワンキャリアは登録学生数No.2の実績があり、リクナビやマイナビと比べると登録者数は少ないものの、月間訪問数は150万人以上と高いアクティブ率を誇ります。(※2024年8月末時点)
最大の違いは50万件以上のクチコミ情報が掲載されている点で、リクナビにはない「選考体験記」や「ES・面接の詳細情報」が充実しています。
クチコミ対象企業数は約40,000社とリクナビやマイナビより多いですが、有料掲載企業は約4,000社とかなり絞られているのが特徴です。
リクナビやマイナビが「網羅性・リーチ重視」であるのに対し、ワンキャリアは「質と深度重視」のサービス設計になっています。
また、早慶・GMARCH・関関同立などの上位校学生の利用率が高く、ターゲット層が明確な点もリクナビやマイナビとは異なる特徴です。
そのため、リクナビで幅広く企業を探し、ワンキャリアで詳細な選考情報を収集するという使い分け方法がいいでしょう。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | ワンキャリア (ONE CAREER) |
| 運営会社 | 株式会社ワンキャリア |
| 掲載企業数 | 40,000社以上 |
| 学生会員登録者数 | 約32万人以上 |
| おもな機能 | 企業口コミ 選考体験談 選考対策コンテンツ キャリアデータプラットフォーム |
| 公式サイト | https://www.onecareer.jp/ |
リクナビと併用すべき就活エージェント
リクナビと併用すべき就活エージェントは次のとおりです。
ひとつずつくわしく見ていきましょう。
ジール就職エージェント

- 累計導入実績5,000社以上・保有学生情報30,000名以上の豊富なデータベース
- 専任アドバイザーによる個別のサポートあり
- 学生データベースを活用した効率的な求人紹介が可能
ジール就職エージェントはジールコミュニケーションズが運営する、学生紹介と採用コンサルティングに特化したサービスです。
累計導入実績は5,000社以上、保有学生情報は30,000名以上と、豊富な実績とデータベースを持っています。
リクナビが自分で企業を探すサービスであるのに対し、ジール就職エージェントは専任アドバイザーが個別に最適な企業を紹介してくれる点が大きな違いです。
エントリーシートの添削や面接対策など、リクナビでは受けられない個別指導が充実しています。
豊富な学生データベースを活用した求人紹介や採用コンサルティングが強みで、自分に合った企業を効率よく見つけられるでしょう。
リクナビで幅広く情報収集しながら、ジール就職エージェントで個別サポートを受けるのがおすすめです。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | ジール就職エージェント |
| 運営会社 | 株式会社ジールコミュニケーションズ |
| 対応地域 | 東京・大阪・名古屋 |
| 公式サイト | https://zeal-shushoku-agent.com/ |
関連記事:ジール就職エージェントの評判は?メリット・デメリットを徹底解説
Meets Company

- 紹介企業3,500社以上・入社実績15,000人以上で利用者満足度92%
- 少人数制座談会形式で深い対話が可能
- 採用担当者と直接話せてその場で選考に進めるケースもあり
Meets Companyは株式会社DYMが運営する、少人数制座談会形式のイベントを中心とした就活支援サービスです。
紹介企業実績は3,500社以上、入社実績は15,000人以上、年間イベント参加者数は20,000人以上と高い実績を誇ります。
利用者満足度も92%と高く、学生からの評価が高いサービスといえます。
最大8社と学生約30名の少人数形式でイベントが開催されるため、リクナビの大規模な合同説明会と比べて企業との距離が近く、より深い対話ができるのが特徴です。
座談会形式のため企業の採用担当者と直接話せる機会が多く、その場で選考に進めるケースも少なくありません。
リクナビで気になった企業がMeets Companyのイベントに参加している場合は、直接話を聞くチャンスになるでしょう。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | MeetsCompany |
| 運営会社 | 株式会社DYM |
| 対応地域 | 東京・名古屋・大阪など全国 |
| 公式サイト | https://www.meetscompany.jp/ |
関連記事:【就活生必見!】ミーツカンパニーのやばい評判は本当なのか?実際の利用者の声を基に解説!
キャリアパーク

- 1,300社以上の企業紹介や非公開求人へのアクセスが可能
- 1日1,500名以上を動員する大規模合同イベントを開催
- エージェントサポートとイベント参加を両立した総合的な支援あり
キャリアパークはポート株式会社が運営する、就職エージェントと合同イベントを組み合わせた就活支援サービスです。
エージェントサービスでは1,300社以上の企業を紹介しており、リクナビにはない非公開求人と出会える可能性があります。
合同イベントは1日に1,500名以上を動員する大規模なもので、効率的に多くの企業と出会えます。
リクナビが情報提供に特化しているのに対し、キャリアパークはエージェントによる個別サポートとイベントによる企業との直接的な出会いを両立している点が特徴です。
エントリーシートの例文集や面接対策マニュアルなど、実践的なコンテンツも豊富に用意されています。
リクナビで企業情報を収集しつつ、キャリアパークで選考対策を強化し、イベントで企業と直接出会うという使い方がもっとも効率的でしょう。
| サービス概要 | |
|---|---|
| サービス名 | キャリアパーク |
| 運営会社 | ポート株株式会社 |
| 対応地域 | 東京・名古屋・大阪など全国 |
| 公式サイト | https://careerpark-agent.jp/employ |
関連記事:【ガチレビュー】キャリアパークの評判は本当に怪しい?実際の真相や退会方法についても解説!
リクナビに関するよくある質問
ここでは、リクナビに関するよくある質問に回答します。
気になる質問をチェックしてみてください。
リクナビに多い業種は?
リクナビにはメーカー(製造業)、商社、IT・通信系、サービス業など、幅広い企業の業種がバランスよく掲載されています。
特定の業種に偏ることなく、多様な業界の企業が登録しているため、さまざまな選択肢の中から自分に合った業種を探せます。
リクナビはどの地域の企業が多い?
リクナビは全国の企業を網羅していますが、とくに東京・大阪・名古屋などの都市圏に本社・支店を持つ大企業の掲載が充実しているのが特徴です。
地方の企業も掲載されていますが、地域によってはマイナビの方がイベントの数が多い場合もあります。
勤務地で検索条件を設定すると、希望する地域の企業を絞り込んで探せます。
地方在住の就活生でも、オンライン説明会やイベントを通じて都市圏の企業情報にアクセス可能です。
地元での就職を希望する場合は、リクナビとマイナビの両方を活用することで、より多くの地方企業と出会えるでしょう。
リクナビとマイナビの違いは?両方使うべき?
リクナビとマイナビは、掲載企業数や基本的な機能はほぼ同じですが、掲載されている企業には若干の違いがあります。
マイナビは、説明会公開企業数が約35,000社とリクナビの約10,000社を大きく上回っており、早期に企業と接点を持ちやすい環境が整っています。
また、リクナビは理系学生の登録割合がわずかに高く、理系採用に力を入れている企業が多いといえるでしょう。
片方にしか掲載されていない企業もあるため、両方を利用することでより多くの企業と出会える可能性が高まります。
リクナビのオファーとスカウトの違いは?
リクナビにおけるオファーとスカウトは、どちらも企業から学生へ直接アプローチする機能ですが、アプローチの質や企業の本気度が異なります。
オファーは学生の自己PRや学歴などの登録情報を見て、企業が選考ステップの一部として送る、招待状に近い位置づけです。
一方、スカウトは学生の適性や興味にもとづき、カジュアルな情報提供やイベント案内などを通じて企業側からアプローチする機能です。
そのためスカウトを受けたあと、企業とのやりとりを経てオファーへ進むことも珍しくありません。
本質的には、学生の情報にもとづいた企業からの個別メッセージ機能である点は共通しているため、内容をよく確認してから応募を検討しましょう。
2027卒以降のリクナビの変更ポイントは?

2027年卒以降のリクナビでは、サイトの統一や法改正にともなう変更があります。
まず、これまでは「リクナビ202X」のように卒業年度ごとにサイトがわかれていましたが、2027年卒以降は「リクナビ」という単一のサイト名でサービスを提供します。
現在の学年に応じて表示コンテンツを最適化する仕組みで、学生は大学入学から卒業まで、切れ目のないキャリア形成支援を受けられるようになりました。
また、政府が推進する就職活動ルールの変更にともない、採用直結型インターンシップが解禁されたため、インターンシップ情報の掲載基準がより厳格化されています。
リクナビの姉妹サイトはなにがある?
リクルートグループは、新卒採用以外にも多様なキャリア支援サービスを提供しており、姉妹サイトとして以下のものがあります。
| サービス名 | 対象者 | おもなサービス内容 |
|---|---|---|
| リクナビNEXT | 転職者 | 求人情報サイト |
| リクルートエージェント | 転職者 | 転職支援をおこなうエージェントサービス |
| リクナビ派遣 | 派遣希望者 | 派遣社員の求人情報サイト |
| リクナビ進学 | 高校生 | 進路情報や専門学校・大学の情報サイト |
| リクナビDNP | 障害者 | 障害者向けの就職・転職情報サイト |
新卒での就職活動にはリクナビが最適ですが、将来的に転職を考える際には、ほかのサービスも活用できるでしょう。
就活には新しくなったリクナビを活用しよう
リクナビは豊富な企業情報と使いやすい機能で、多くの就活生に支持されている就活サイトです。
2027年卒以降はサイト統合により、大学入学から卒業まで切れ目のないキャリア形成支援を受けられるようになりました。
ほかの就活サイトや就活エージェントと併用することで、さらに充実した就活を進められるでしょう。
本記事で紹介したコツや活用方法を参考にしながら、新しくなったリクナビを使いこなして希望の企業との出会いを実現しましょう。

株式会社キャリアマート/就活キャリア 代表取締役
関西大学卒業後、飲食店経営を経て採用支援業界へ転身。2023年1月よりキャリアマートと就活キャリアの代表に就任。これまでに300社以上の企業の採用支援を行い、クライアントリピート率は92%。
キャリアアドバイザーとしても約1,000名以上の学生と面談し、個々の想いや強みを引き出すサポートを行ってきた。企業向けセミナーへの登壇も30回を超え、参加者は500名以上。就活生一人ひとりの"納得のいくキャリア選択"を支援する、キャリア支援のプロフェッショナル。


