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「アクチュアリーは将来なくなる」は嘘!将来性やAIへの代替についても解説

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アクチュアリー なくなる
  • 「AIが職を奪っていくと聞いたことがあるけど、アクチュアリーはなくなるの?」
  • 「アクチュアリーの将来性ってどうなの?」

アクチュアリーに興味がある方は、このような疑問や不安があるのではないでしょうか。

苦労してやっとアクチュアリーになれたとしても、その仕事が将来、社会から必要とされなくなってしまう、そんなことにはなりたくないですよね。

そこで本記事では、アクチュアリーがなくなると言われる理由や、将来性があるのかどうか、その理由について解説します。

この記事を読めば、アクチュアリーがなくなるのかどうか、将来性があるのかどうかがわかり、職業を選ぶに際に、適切な判断ができるようになりますよ!

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目次

「アクチュアリーはなくなる」と言われる理由

アクチュアリーがなくなると言われる理由

アクチュアリーがなくなると言われる理由は、その業務として、確率、統計などの分野に基づく数理的な計算が含まれており、その領域はAIが得意としているからです。

それらの業務がAIにとってかわられるので、今後アクチュアリーは必要なくなるのではないかという懸念です。

実際に、現場でもアクチュアリー用の分析がソフトが用いられているなど、アクチュアリー業務のAI化が進んでいます。

しかしながら、アクチュアリーが将来なくなるというわけではありません。

その理由を説明していきます。

アクチュアリーはなくならない!その理由を解説

アクチュアリーはなくならない理由

結論から言うと、アクチュアリーは近い将来なくならない職業であると言えます。

その理由は、AIは万能ではなく、AIが苦手なことをアクチュアリーに求められるからです。

これから順に追って具体的に説明します。

AIは万能ではない!多くの人が持つ誤解

多くの人がAIは人間の脳と同じような能力を持っていると誤解しており、AIが職を奪うイメージを持っています。

しかし、結論から言うとAIはできることが限られており、万能ではありません。

AIは我々人間の脳とは異なるもので、結局は計算機です

さらに具体的に述べると、計算機がやっていることは足し算、引き算、掛け算、割り算の四則演算です。

そのため、課題を解決するにあたり、認識や現象、事象を数理モデルとして数式に落とし込んで処理する必要があります。

従って、あらゆるものやことを数学的に表現するには限界があるので、AIは万能ではないというわけです。

AIについて詳しく正確な情報を知りたい人は以下の本がおすすめです。

この本の著者は、以前話題になった、ロボットは東大に入れるかというプロジェクトのリーダーである新井紀子さんです。

AIがどのようなもので、何が得意で何が苦手なのかが詳細に書かれています。

結局、AIは何が得意で何が苦手なの?

AIは万能ではないと説明しましたが、ではAIが得意なことと苦手なことはどういうものでしょうか。

順に説明していきます。

AIが得意なこと

AIは、限られたフレームの中で答えを出すことや大規模シミュレーションをすること、膨大な学習データの中から傾向を分析することが得意です。

AIが得意なことの例

  • 将棋、チェスをすること
  • 天気の予報をすること
  • 翻訳をすること
  • 画像から年齢性別を推論すること
  • 映像の中で人通りをカウントすること
  • 音声で入力されたものを組み合わせて文字に変換すること
  • 明日、アイスクリームは何個売れるかを推論すること
  • 最短ルートでものを配送すること

将棋やチェスは特定のルールの下で行われるゲームなので、AIが強さを十分に発揮でき、トッププレイヤーでもAIに勝つことは難しいです。

また、現在ではスパコンを用いて、大規模なシミュレーションをし、膨大な観測したデータから天気を予測しています。

翻訳も、例えばGoogle翻訳では、現在、100か国以上の言語に対応しています。

人間が笑っている写真や怒っている写真、悲しんでいる写真など、膨大な学習データを事前に読み込ませておけば、カメラの前に立った人がどのような表情をしているのかを分析することは容易です。

AIが苦手なこと

前述したとおりAIは所詮、計算機であるので、文章の意味を理解することができません。

また、限られたフレームが存在しない、常識や柔軟性、人間性が必要になることも苦手としています。

AIが苦手なことの例

  • 文章の意味を理解すること
  • コミュニケーションを取ること
  • 作曲や絵、小説を創作すること
  • 少ないデータで推論すること
  • 働くとはといったあいまいな問いを考えること
  • 悩みに共感して安心や癒しを与えること
  • 人を育てること

文章の意味を理解することに関しては、例えば、「私があなたが好きだ」と「私はカレーライスが好きだ」との本質的な意味の違いがわからないのです。

AIは常識や柔軟性があることを苦手とするので、過去の話と関連したり相手のことを気遣ったりする適切なコミュニケーションを取ることができません。

曲を作ったり絵を描いたりするなどの創造的な作業自体は、すでにAIが行っている分野でもありますが、それは人間が事前に与えたデータを組み合わせて学習させているからこそできるので、ゼロから新しいものを生み出すことは難しいです。

AIは少ないデータで推論することも苦手で、人間は数枚の写真を見れば、犬と猫の違いを見分けることができます。

一方で、AIは小規模なデータでは見分けることができません。

また、例えば、誰かの家に入って冷蔵庫からコーラを取り出すという動作もAIには困難なことが多いです。

こういった一見、単純に見える動作も我々は多くの常識、柔軟性を働かせてそういったことに対処しています。

  1. 冷蔵庫はどこか、風呂場やトイレにはなく台所にある。
  2. 冷蔵庫はどれか、オーブンや食器棚ではない。
  3. ドアはどれくらい、どのような方向に力を加え、開けることができるか。
  4. コーラはどのようなものに入っているか。
  5. コーラを取り出すとき、邪魔になるものはどうするのか。
  6. 見当たらなかったらどうするか。

こういった複雑なことを人間は一瞬で判断しています。

このような常識や柔軟性が必要なことはAIは苦手としています。

AIが苦手とするアクチュアリーの業務と得意とする業務

話をアクチュアリーがなくなるかどうかに戻します。

結論から述べるとアクチュアリーは近い将来なくならない仕事と言えます。

その理由はアクチュアリーにはAIが苦手とする重要なことを求められるからです。

アクチュアリーには数理的な分析や計算をしてわかったことを人にわかりやすく説明しなければなりません。

なぜなら、意思決定の場では、必ずしも専門的な知識を持った人ばかりではなく、その人たちが理解できなければ話を前に進めることができないからです。

専門的な知識、経験、常識、柔軟な思考に基づいて総合的に判断し、それを人に納得してもらえるように説明する部分は、AIには難しいです。

さらに、いくらAIのできることが増えたとしても、人間の価値観に合うように、AIに指令を与えなければなりません。

そのために、保険や年金の数理的な課題を解決することを専門にする、数理的なことに明るいアクチュアリーが必要になるわけです。

また、後でも触れますが、アクチュアリーの扱う領域の拡大、仕組みの複雑化、多様化などによりアクチュアリーの仕事が増えていきます。

一方で、アクチュアリーの重要な業務の一つである、確率、統計などの分野に基づく数理的な計算はAIが得意とする領域です。

その部分は今後AIに代替され、一部なくなる可能性があるので、注意が必要です。

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アクチュアリーは将来性のある仕事!その理由5選

アクチュアリーは将来性がある

ここまで、アクチュアリーがなくなる仕事なのかどうか解説しました。

次に、さらに踏み込んでアクチュアリーが将来性のある仕事かどうかについて説明します。

結論から言うとアクチュアリーは将来性のある仕事だといえます。

実際、アメリカの2019年の200の職種のランキングで、将来性の観点から200のうち28位に位置し、総合順位は10位になっています。

参考:CAREERCAST The 2019 Jobs Rated Report

将来性があると言われる理由は以下の通りです。

アクチュアリーが将来性のある理由

  1. 保険や年金はなくなりにくいものだから
  2. 扱う領域が拡大してきているから
  3. 仕組みが複雑化、多様化しているから
  4. 日本だけでなく世界で活躍できるから
  5. そもそもアクチュアリーが人手不足だから

それぞれ解説していきます。

保険や年金はなくなりにくいものだから

世の中にリスクがある限り、そのリスクを保証するビジネスはなくなる可能性が低いです。

例えば、生命保険であれば、家族の収入源となっている人が急に倒れる確率はゼロではなく、今後もそうです。

もし、生命保険がなければ、そのイベントが実際に発生すると、生活の収入源が断たれ生きていく上で致命的になります。

よってこの保険という仕組みは、その問題をよりよく解決できるものが新たに確立されない限りはなくならない可能性が高いです。

年金についても同じことが言えます。

ずっと働き続けることが可能な時代になれば話は変わりますが、将来、働けない期間が存在する限り、年金制度は必要な仕組みということができます。

従って、それを設計するアクチュアリーが必要になるわけです。

扱う領域が拡大してきているから

アクチュアリーは時代が経つにつれてどんどん領域を拡大しています。

第一世代は生命保険、第二世代は損害保険、第三世代は資産運用と派生商品、第四世代はERMというリスク管理に関するもの、そして、現在は第五世代でデータ解析に注目が集まっています。

仕組みが複雑化、多様化しているから

保険商品であれば、保険料を集めてイベントが起こると保険金を返すという根本的なところは変わりませんが、よりお客様が満足するようなものにするため、保険商品が複雑、多様になっています。

今後も、そのような傾向が続いていくと予想されるため、商品の設計に関してアクチュアリーが必要になってきます。

日本だけでなく世界で活躍できるから

アクチュアリーは日本だけのものではなく、世界で通用する国際的な資格です。

実際、IAA(International Actuarial Association)といった国際的な組織が存在し、4年に一度、国際アクチュアリー会議(通称 ICA (International Congress of Actuaries)が行われています。

言語の壁を乗り越えることができれば、世界中でアクチュアリーとして活躍することができます。

そもそもアクチュアリーが人手不足だから

アクチュアリーは現在、人手不足と言われています。

アクチュアリー正会員が2018年では、約1700人しかいない一方で、アメリカでは、2万人を超える人数がいます。

一概に比較することは難しいですが、いかに日本のアクチュアリーが少ないかがわかります。

また、現在、アクチュアリーが激務と言われていることからも、人が足りていないことがうかがえます。

まとめ

アクチュアリーがなくなるかどうか、将来性がある仕事なのかどうかを解説しました。

結論、アクチュアリーは将来性のある仕事ということができます。

さらに以下の記事では、アクチュアリーの良い面と悪い面を解説しています。

参考にしてみてください。

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