「サマーインターンってどんなことをするんだろう?」
「サマーインターンに行きたいけど、参加方法がわからない」
このように、サマーインターンについて興味はあるけれど、そこから先に進めずにいませんか?
この記事では、そもそもサマーインターンとはいったい何なのかといった基本情報から、サマーインターンの日程や内容・参加方法・参加するにあたってのポイントを徹底解説します。
この記事を読めば、サマーインターンについて詳しくなり、サマーインターンに向けての準備や手続きをスムーズにできるようになりますよ!
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サマーインターンとは
サマーインターンとは、実際の業務を経験してもらうことで、学生に自社をより深く知ってもらうことを目的として、企業が主宰する「職業体験」のようなものです。
主に、大学生の夏休み期間である8〜9月に行われるので「サマーインターン」と呼ばれています。
以下では、サマーインターンの概要・参加するメリット・選考の難易度をそれぞれ解説します。
#1 サマーインターンの概要
サマーインターンには、実際に業務体験するだけでなく、サマーインターン生用に用意されるプログラムを行ったり、1日だけのものなど、様々な形態があります。
企業によって学生に伝えたい内容や求めるものが変わってくるので、このように様々な形態が取られます。
その内容も様々で、工場見学・グループワーク・業務内容レクチャーなど様々です。
サマーインターンの内容については、後ほど詳しく解説します。
サマーインターンには、様々な内容・形態があります。
#2 サマーインターンに参加するメリット
サマーインターンに参加するメリットは多くあり、中でも最大のメリットは「企業に対して、自分の熱意や魅力をよりアピールすることができる」という点です。
サマーインターンは、その企業での業務を実際に体験したい!と応募して参加するので、自分の企業への熱意をより伝えることができます。
加えて、就業体験を通して面接だけでは見ることができない、自分のより深い魅力を知ってもらうことができます。
サマーインターンでの評価が内定に大きな影響を与えることもあるので、学生にとっては大きなアピールの場です。
志望企業に自分の熱意や魅力をアピールするためにも、サマーインターンへの参加は必須です。
#3 サマーインターンの選考難易度
サマーインターンの選考は、平均的に厳しめであることが多いです。
有名企業などのサマーインターンは根強い人気を持っており、多くの学生が応募するので高い倍率になるだけでなく、そのような企業のサマーインターン に応募する学生は優秀な学生であることが多いです。
このように、サマーインターンは魅力がいっぱいですが、その分簡単に参加できるものではありません。
倍率が何十倍にもなることはザラにあります。
サマーインターンの選考を通過するのは険しい道のりであり、十分な対策が必要となります。
サマーインターンの日程
サマーインターンは、主に8〜9月末に行われ、その期間は数日〜数ヶ月と様々であることが多いです。
企業によって開催時期も開催期間も様々で、1日で終わるものもあれば1ヶ月以上にわたって行われるものもあります。
そのため、参加したいサマーインターンの日程チェックはとても重要です。
(1)サマーインターンの日程例
傾向的には、以下のような日程になることが多いです。
インターンの形態 | 期間 |
プログラム型 | 3〜5日程度 |
業務体験型 | 1〜4週間程度 |
セミナー系 | 1日 |
以下の表は、各業界数社の21卒に行われたのサマーインターンの日程情報です。
業界 | 社名 | 開催時期 |
コンサルティング | マッキンゼー・アンド・カンパニー | 2019年7月6日 終日 ※夜はディナーも予定 |
コンサルティング | アクセンチュア |
①2019年10月16日 ~ 10月18日(首都圏) |
金融 | ゴールドマン・サックス |
エンジニアリング:2019年8月28日〜8月30日 |
金融 | 野村証券 |
インベストメント・バンキング:2019年8月6日~9日 |
メーカー | トヨタ自動車 |
インターンシップⅠ/8月5日~8月9日 |
メーカー | 日本製鉄(旧:新日鐵住金) |
2019年8月下旬~2019年10月の期間のうち2日間 |
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サマーインターンの内容
サマーインターンは企業によって様々な内容があり、中にはユニークなものも多いです。
ここでは、サマーインターンの内容を3つ紹介します。
- 企業の新規事業を立案してプレゼン
- 企業の業績や経営課題の解決を目指す
- 実際の業務体験
(1)企業の新規事業を立案してプレゼン
サマーインターンの内容1つ目は、参加した企業の新規事業を立案し、プレゼンする、というものです。
5人程度のインターン生でグループを作成し、何か新しい事業を企画し、それを精錬させた後に社員の方々にプレゼンしてフィードバックをもらうという流れであることが多いです。
中には、企業が実際に取り組んでいる課題についてのレクチャーを受けた後にその課題に関しての事業を立案する、などのシチュエーションを設定された上での立案しなければならないものなどもあります、
例えば、IT業界のある企業では、1つのアプリケーションの企画書作成・実際の作成・作成したもののプレゼンテーションを通しで行うというインターンもありました。
新規事業立案系のサマーインターンでは、仲間と話し合いを重ねながら新しい事業を作成していきます。
(2)企業の業績や経営課題の解決を目指す
サマーインターンの内容2つ目は、実際に企業が抱えている経営課題の解決や業績改善を目指す、というサマーインターンもあります。
インターン期間の始めに会社の課題などの説明を受けてから、グループワークなどの形を取りながらゴールを目指すという流れであることが多いです。
このタイプのインターンはかなり実践的でレベルの高いものが多く、インターンを通して大きくレベルアップできるのが特徴です。
例えば、あるコンサルティング会社のサマーインターンでは、具体的なデータをもとにある企業の価値向上戦略を考えたり、実際にあった案件についてインターン生同士でディスカッションをする、というものがありました。
課題解決・業績改善型のインターンは実践的な内容をこなしていきます。
(3)実際の業務を体験・見学
サマーインターンの内容3つ目は、実際の業務を体験したり、見学するインターンもあります。
このタイプのインターンは、これまで紹介した2つのインターンタイプとは少し異なり、どちらかというと就活セミナーに近いです。
1day型のインターンに多く、充実したスキルアップを目指すのではなく、より企業について深く知ってもらうという点に重きを置いています。
1day型のインターンはコスパがよく、他のサマーインターンとの予定も合わせやすい点でとてもオススメのインターンです。
このタイプのインターンの例としては、メーカーの工場を見学したり、企業の各部署を見学しながら業務内容について説明を受ける、などがありました。
業務見学型のインターンは、短い期間で企業のことをより深く知ることができます。
サマーインターンの参加方法
サマーインターンに参加するには、以下の過程をこなす必要があります。
- サマーインターンにエントリーする
- 面接・webテストによる選考を受ける
- グループディスカッションによる選考を受ける
#1 エントリー
まず、5〜6月ごろにサマーインターンにエントリーします。
エントリーは、リクナビや学校のキャリアセンターなどから行うことが多いです。
この際に必要となるのがES(エントリーシート)です。
「ESは本選考だけじゃないの?」と思った方もいるかもしれませんが、サマーインターンでもESは必要なので、注意が必要です。
サマーインターンのESについては、後ほど詳しく解説します。
#2 面接・webテスト
ESでの書類審査の通過後は、面接やwebテストが待ち構えています。
サマーインターンの面接やwebテストは、倍率が高い分、高度なものであることが多いです。
そのため、事前に十分な対策を行っておく必要があります。
#3 グループディスカッション選考
面接やwebテストを通過すると、グループディスカッションによる選考があることが多いです。
グループディスカッション選考では、企業から出された議題について、他のインターン候補生達と5人程度のグループを組んで話し合いを行います。
グループディスカッションでは、積極性・論理的思考力など様々な面を話し合いの様子を見られながら評価されます。
そして、グループディスカッション選考も通過すると、晴れてサマーインターンに参加することができます。
企業によっては、これ以外にもさらに別の選考も行う企業もあります。
サマーインターンはとても魅力的である分、このようないくつもの選考を勝ち抜いてやっと参加することができるものなのです。
サマーインターンに臨むにあたってのポイント4つ
サマーインターンに臨むにあたってのポイントを4つ、紹介します。
- 初めての提出書類の作成に時間がかかる
- 人気の企業の募集はすぐに埋まってしまうので注意
- 厳しい面接やグループディスカッション選考がある
- 当日の移動手段や開催場所をしっかりチェックしておく
(1)初めての提出書類の作成に時間がかかる
サマーインターンの提出書類の作成は、時間がかかってしまうことが多いです。
というのも、就活生はサマーインターンで初めてESなどの書類を作成するため、書類の作成に慣れていないからです。
「ESに何を書けばいいのかわからない…」「気がついたら白紙のまま何時間も経っていた」なんてことがよくあります。
そのため、書類作成には想定より時間がかかると考え、余裕を持った時間を充てることが重要です。
サマーインターンのESでは、
- 業界に興味を持った点
- インターンに参加したいと思った理由
- インターンを通じて身に付けたいこと
- 学生を通して頑張ったこと、自己PR
などがよく問われます。
これらの質問に対してスムーズに書き進めることができるよう、答えをなんとなく用意するだけでなくしっかりと言語化しておくとよいでしょう。
提出書類の作成には想像以上の時間がかかる点は、サマーインターン参加において注意すべきポイントの1つです。
ESの作成には、こちらの記事が参考になります。合わせてご覧ください。
(2)人気の企業の募集はすぐに埋まってしまうので注意
人気の企業のサマーインターン募集はすぐに埋まってしまいます。
人気企業の中には、あまりにも多くの募集が殺到するため、そもそものエントリーに定員を設けている企業があります。
企業側も、何千人、何万人ものエントリーシート全てに目を通すことはできないからです。
特に、3日〜1週間程度の短期インターンシップはとても人気で、たくさんの募集が集まります。
そのため、エントリーするためには、企業からのサマーインターンについての情報を見逃さず、素早く反応することが重要です。
「サマーインターンに参加したかったのに、そもそもエントリーすらできなかった…」となってしまうことの無いように、企業からの情報には逐次目を光らせておきましょう。
(3)厳しい面接やグループディスカッション選考がある
サマーインターンに参加するには、厳しい面接・グループディスカッション選考を通過する必要があります。
ここまで説明した通り、サマーインターンはとても人気なので倍率が高くなる傾向にあるからです。
中には、倍率100倍を超えるような大人気のサマーインターンもあります。
企業は、このような応募の中からより優秀な学生を選別しようとするので、選考の通過は一筋縄では行かないものとなります。
選考を通過するためには、事前の綿密な面接対策やグループディスカッション練習を行っておく必要があります。
サマーインターンの選考はとても厳しいものであるということは、しっかり押さえておきたいポイントです。
面接対策にはこちらの記事が参考になります。合わせてご覧ください。
(4)当日の移動手段や開催場所をチェックしておく
当日の移動手段や開催場所をしっかりとチェックしておくことも重要です。
厳しい選考を勝ち抜いて、晴れてサマーインターンに参加できる!となったのに、当日に道に迷ってしまったりして遅刻でもしてしまうと、これまでの努力が台無しになってしまいます。
また、サマータイムなどの導入によって通常とスケジュールがずれる、などといった可能性もあるので、そのようなイレギュラーにも十分注意しましょう。
移動手段や開催場所のチェックは意外と見落としがちなポイントですので、忘れずにチェックしましょう。
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まとめ
この記事では、そもそもサマーインターンとはいったい何なのかといった基本情報から、サマーインターンの日程や内容・参加方法・参加するにあたってのポイントを徹底解説しました。
サマーインターンは人気で倍率も高い分、参加することで企業についてより深く知ることができたり、自分のスキルアップや企業への自己アピールにもつながる非常に魅力的なものです。
「どうせ受からないだろう……」などと考えずに、積極的に参加していきましょう!
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