
面接で志望動機を話すコツと適切な長さを解説!話し方の例5つも紹介
「面接で志望動機を聞かれたらどのように答えればいいんだろう?」
「面接の志望動機ってどのくらいの長さがいいのかな」
このように悩んでいませんか?
実は、新卒の面接での志望動機は、これから紹介するフレームワークに従うだけで簡単に作成することができるんです!
この記事では、面接で志望動機を話す際のコツと、フレームワークを使った例文を紹介します。
業界ごとの例文を用意しましたので、志望業界に近いものを選んで参考にしてくださいね。
この記事でフレームワークと例文を把握し、面接で堂々と志望動機を話せるようになりましょう!
この記事は、面接で志望動機を話すコツについて解説しています。
エントリーシートで志望動機を書くときのコツはこちらの記事をご覧ください。
目次
1.面接での志望動機の長さは1分程度が最適
面接での志望動機を話す長さは1分程度が最適です。
長すぎると面接官が飽きてしまい、話が伝わりづらくなります。
対して短すぎると、自分の思いを伝えることができません。
そのため、志望動機の長さは時間にして1分程度、文字数でカウントすると300〜400文字程度が最適な長さです。
エントリーシートにおける志望動機の文字数も大体同じ文字数ですので、それを元に作ればスムーズに作業を進めることができます。
ただし、詳しくは後述しますがエントリーシートでの文言を、そのまま読み上げるのはおすすめできません。
その理由は書き言葉と話し言葉を使い分けて話す必要があるため、また、同じ内容を話されると面接官に与える印象が良くないためです。
エントリーシートを修正したものを別途作成し、そちらを暗唱できるまで頭に入れておきましょう。
以下の記事では、面接で志望動機を話す際のコツや適切な長さ、話し方を紹介しているので、是非参考にしてみてください。
2.面接で話す志望動機のフレームワーク
面接で話す際の志望動機を作成するには、上記のフレームワークを活用しましょう。
このフレームワークは、4つの階層で自身の体験からビジョンを導き出し、業界・企業と順序立てて進め、自己PRと業務を関連付けることで、抜け・漏れのない志望動機を作っていくものです。
4つの階層を用いたフレームワークを詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
それぞれの段階で書くべき要素について詳しく説明しています。
3.面接で話す志望動機例5つ
ここからは、面接で話すための志望動機の例文を話し言葉で業界別に5つ紹介します。
先ほど紹介したビジョン、業界、企業、業種の4つの段階を順序立てて作成していますので参考にしてみてください。
順に解説していきます。
(1)コンサルティング業界の志望動機例
①ビジョン
私が御社を志望したのは、企業の経営者の皆さんを経営面からサポートして日本の経済の発展に貢献するには御社が最適だと考えたからです。
②業界
きっかけは、学生時代に参加したボランティア活動です。
そこで経営者の方々と交流する機会があり、経営コンサルタントが会社経営に深く関わっていることを知り、コンサルティング業界で働くことに興味を持ちました。
③企業
それから御社の会社説明会に参加した際に、人事部の〇〇さんより「強みはチームを組んで企業経営をストラテジーにサポートできること」だと伺いました。
チームで働く事を通じて経営者を支えること、これこそがまさに自分がやりたいことだと感じ、御社を志望するに至りました。
④業務
アルバイトで培ったチームワークと問題解決能力で、コンサルタントとして御社に貢献したいです。
(337文字)
(2)投資銀行業界の志望動機例
①ビジョン
私が御社を志望したのは、日本企業の国際的な地位向上に寄与するために御社で働くのが最適だと考えたからです。
②業界
アメリカに留学した際、日本の国際的な立ち位置が落ちてきている事を痛感し、自分が生まれ育った日本を世界でも誇れる国にしたいと感じました。
そしてそのためには、資本提携やM&A、事業の買収や売却が不可欠だと考えています。
そこで、日本企業の発展に大きく貢献できる投資銀行に興味を持ちました。
③企業
そして、御社のインターンシップに参加させていただいたことで日本のトップ企業の海外進出を後押ししている、まさに自身の目標とマッチしている企業だと実感し、御社を志望するに至りました。
④業務
アメフト部で培った体力と精神的なタフさを活かし、御社のIBDで日本のトップ企業の後押しをしていきたいです。
(337文字)
(3)総合商社の志望動機例
①ビジョン
私が御社を志望したのは、グローバルに人と人を繋ぐ、新しいビジネスモデルを作り上げるために御社が最適だと考えたからです。
②業界
大学時代、イベントサークルで留学生や地元の大学生と文化的な交流をはかる様々なイベントを企画した経験から、人と人を繋ぐビジネスがしたいと考えるようになり、総合商社に興味を持ちました。
また、様々な産業が繋がってきている現在では、今後ビジネスを繋ぎ、シナジー効果を生み出す仕事が重要になってくると考えており、その一翼を担いたいと思っています。
③企業
総合商社の中でも最もグローバルに活躍する舞台が整っており、人と人をつなぐ投資ビジネスに注力している御社に最も魅力を感じています。
④業務
サークルの運営で培った問題解決能力と調整力を活かし、御社の投資部門で様々なビジネスを繋ぎたいです。
(340文字)
(4)広告業界の志望動機例
①ビジョン
私が御社を志望したのは、世の中に良いものを広く知らせるために御社が最適だと考えたからです。
②業界
大学時代に、アルバイト先のショッピングモールで集客力をあげるためにアルバイトメンバーで協力してSNSで商品を発信した経験から、世の中に自分が良いと思うものを広めることの魅力を感じました。
こうした経験から、広告業界で社会に良いものを広めることに魅力を感じています。
③企業
中でも御社の〇〇さんから「他の広告代理店と異なりチームワークを大切にしている」というお話を伺い、御社でならば自分が得意とするコミュニケーションを活かして仕事ができると考えました。
④業務
アルバイトで身につけたコミュニケーション能力と発信力でこうした経験を活かし、御社で企画担当としてプロジェクト成功のために力を尽くしたいです。
(335文字)
以下では、広告業界志望の方が合わせて読むと役立つ記事を紹介しています。
(5)不動産(デベロッパー)業界の志望動機例
①ビジョン
私が御社を志望したのは、人々の思いを汲み取った快適なまちづくりをするために御社が最適だと考えたからです。
②業界
幼い頃に地元に大きな商業施設ができ、それによって地元が活気付いた経験から、まちづくりを通じて日本を活性化させることに興味を持っています。
③企業
また、御社の〇〇さんから、「自社の利益や目先の損得にとらわれず、本当に街を訪れる人や住む人にとって良い街とはどのようなものかを常に模索し続けている」というお話を伺い、御社でならば本当に人々や日本のためになるまちづくりをすることができると感じました。
④業務
空手部の主将として培った人を巻き込む力やコミュニケーション能力を活かし、開発部で様々なステークホルダーをまとめあげながらまちづくりをしたいです。
(316文字)
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4.面接で志望動機を話す際の2つの注意点
面接において、志望動機を話す際には、次の2つに注意が必要です。
- エントリーシートと同じことを話さない
- 企業にフィットしていることをアピールする
順番に説明します。
(1)エントリーシートと同じことを話さない
面接を行う際、面接官は既にエントリーシートをデータとして受け取っています。
同じ話をしても追加の情報がないため面接官が飽きてしまい、印象があまり良くありません。
過去の体験や自分が思ったことを足すなどしてエントリーシートに記入した以外のものを話すようにしましょう。
(2)企業にフィットしていることをアピールする
エントリーシートからはその人の雰囲気や人柄といったものはなかなか伝わりません。
面接官はあなたを面接で初めて見ることになります。
面接では、雰囲気や考え方、話し方が企業とフィットしていることをアピールしましょう。
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当然ですが彼らは採用された、すなわち人事担当者に「我が社にフィットしている」と判断されたからそのに居るのです。
先輩に倣って溌剌とした話し方をする、落ち着いて協調性のありそうな話し方をするなどの工夫をすることで、企業へのフィット感をあげることができます。
以下の記事では、面接マナーについて解説しているので是非参考にしてみてください。
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5.まとめ
この記事では、面接で志望動機を話す際のコツと、フレームワークを使った例文を紹介しました。
面接では1分程度で、フレームワークを用いて構造的に話すことが大切だとおわかりいただけたかと思います。
この記事でフレームワークと例文を理解し、面接官に響く志望動機を練り上げましょう!
面接では、面接官からの質問以外にも逆質問が大切な選考の要素です。
逆質問のコツについて知りたい方はこちらの記事をご覧ください。