大手企業に就職を目指すなら知っておくべきこと!学歴フィルターが少ない業界も紹介

大手企業 就職

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「大手企業に就職したいのだけど、やっぱり学歴って関係あるのかな?」
「大手企業への就職に有利な大学について知りたい!」

大手企業に就職しようとしているあなたは、このような疑問を抱えていませんか?

そこでこの記事では、業界別の大手企業採用大学ランキングと、大手企業への就職率が高い大学ランキングを紹介します。

記事の後半では、大手企業で求められる資格についても解説しているので、この記事を参考に大手企業への理解を深めましょう!

なお、「そもそも大手企業の定義って何だろう?」とお考えの方は、こちらがおすすめです。

目次

大手企業に学歴フィルターはある?最低でもMARCHや関関同立以上が理想!

そもそも学歴フィルターとは、高学歴大学を卒業していない就活生を選考から外してしまうことを指しますが、これは大手企業になるほど顕著に表れます。

というのも、大手企業はその知名度や人気から応募が集まりやすく、就活生1人1人に時間を割くのが難しくなるからです。

実際に、東洋経済オンラインが行った調査によると、「採用大学を設定している」という企業は全体で48%、さらに従業員数1,001人以上の大手企業に限定すると55%に増えます。

しかも、学歴フィルターの有無は採用数に悪影響を及ぼす恐れがありますから、実際は存在するにも関わらず「ない」と回答している大手企業も多いでしょう。

つまり、学歴フィルターがある大手企業は、この数字以上に存在すると考えられるわけですね。

なお、学歴フィルターのボーダーラインは諸説ありますが、各大手企業の内定者の大学別内訳を見ると、そのほとんどがMARCHや関関同立以上に集中しています。

そのため、偏差値55~65以上であることが大手企業に就職できるかどうかの判断基準になると言えるでしょう。

【業界別】大手企業の採用大学ランキング

大手企業の採用大学ランキング

大手企業の採用大学ランキングを業界別に分けて紹介します。

紹介する業界は以下の5つです。

【業界別】大手企業の採用大学ランキング”]

各ランキングの順位を見て分かるのは、有名企業への就職に関しては早慶が圧倒的な強さを誇ることですね。

なお、今回のランキングは2020年に各大学や企業が発表した新卒採用者数をもとに作成しています。

採用数の欄には各企業で採用された就活生の合計を記載しているので、企業選びの参考にしてくださいね。

1.総合商社は慶応義塾大学が圧倒的な1位に!

総合商社と言えば、三菱商事・伊藤忠商事・三井物産・住友商事・丸紅の5社が代表的ですが、各企業の採用数は以下のようになりました。

順位大学名採用数
第1位慶応義塾大学155人
第2位早稲田大学114人
第3位東京大学73人
第4位京都大学37人
第4位一橋大学38人

第1位の慶応義塾大学は総合商社への就職に強い大学として度々その名が挙げられており、累計で5,000人以上もの就職者数を記録しています。

第2位の早稲田大学は第3位の東京大学と大きな差をつけていますが、それでも第1位の慶応義塾大学には遠く及ばないのが実情です。

なお、この総合商社については以下の記事を参考にしてくださいね。

2.金融業界では早慶がトップ2を占める!

金融業界では以下の5社が代表的です。

  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • 野村證券
  • 大和証券

この5社の採用大学ランキングは以下のようになりました。

順位大学名採用数
第1位慶応義塾大学323人
第2位早稲田大学312人
第3位同志社大学147人
第4位中央大学116人
第5位青山学院大学110人

やはり慶応義塾大学が第1位に輝いていますが、早稲田大学もその成績にかなり肉薄しています。

また、第3位以降は関関同立とMARCHが採用数を分け合っている状態で、意外にも国立大学の名前は多く見受けられませんでした。

なお、この金融業界についてもっとよく知りたい方は、以下の記事がおすすめです。

3.自動車業界では国立大学が強い傾向にある

自動車業界はトヨタ・ホンダ・日産の3社が有名ですが、各社の採用大学ランキングは以下のようになりました。

順位大学名採用数
第1位早稲田大学79人
第2位慶応義塾大学59人
第3位東京工業大学56人
第4位大阪大学46人
第5位京都大学42人

早慶がトップを占有しているのはこれまで通りですが、国立大学も非常に優秀な成績を残しており、他の業界と比べるとその差が少ないことが分かります。

これは日本のメーカーがより専門的で即戦力になりやすい国立理系大学を好む傾向にあるからですね。

この自動車業界については以下の記事でも解説しているので、こちらも合わせてチェックしておきましょう。

4.情報通信業界では明治大学が奮闘!

日本の主要な情報通信会社は以下の6社が挙げられます。

大手情報通信会社

  • NTT
  • KDDI
  • ソフトバンク
  • ヤフー
  • 楽天
  • DeNA

この6社の採用大学ランキングは、以下のようになりました。

順位大学名採用数
第1位早稲田大学189人
第2位慶応義塾大学140人
第3位明治大学106人
第4位東京大学94人
第5位同志社大学59人

意外なのは、MARCHの一角である明治大学が第3位にランクインしていることでしょう。

実は、明治大学は『就職の明治』と言われるほど高い就職率を誇っているため、MARCHの中でも非常に狙い目な大学だと言えます。

5.人気のコンサル業界では慶応がトップに!

コンサル業界ではマッキンゼーやBCG、ベイン・アンド・カンパニー、アクセンチュアなどが有名ですが、このうち、採用大学に関する情報を公開しているのはアクセンチュアのみでした。

アクセンチュアの採用大学ランキングは以下の通りです。

順位大学名採用数
第1位慶応義塾大学76人
第2位早稲田大学66人
第3位東京大学41人
第4位京都大学29人
第5位上智大学28人

アクセンチュアは、『東大・京大の人気就職先ランキング』と『早慶生が選ぶ人気就職先ランキング』で堂々の第1位に輝いている人気企業です

そのため、上位には名だたる有名大学が並んでいますが、その中で異彩を放っているのが上智大学でしょう。

一般的に上智大学は、有名企業に就職する人数が少ないと思われがちですが、実は有名企業への就職率は早慶に匹敵しており、コンサル業界を志望する就活生も非常に多いのです。

なお、こういったコンサルについて知りたい方は、以下の記事がおすすめです。

【大学別】大手企業への就職率が高い大学ランキング

大手企業 就職率が高い大学ランキング

経済専門誌である『週刊東洋経済』が発表したデータによると、大手企業への就職率が高い大学ランキングは以下のようになっています。

今回のランキングは大手企業400社の実就職率をもとに作成されています。

注目すべきは、業界別の採用大学ランキングで常連だった早慶が5位以内にランクインしていないことでしょう。

このことから分かる通り、早慶は大手企業への就職率は高いですが、大学全体の就職率は極端に高くありません。

この理由には以下の3つが考えられます。

早慶がTOP5にランクインしていない理由

  • 早慶はベンチャーに就職する人が多い
  • 日本の大手企業はメーカーの割合が大きいため、理系大学の就職率が伸びやすい
  • ITやAIを導入する大手企業が増えており、どんな業界でも理系学生を必要としている

また、上位にランクインしている大学の多くが理系大学であること、私立大学や公立大学よりも国立大学の比率が高いことを考えると、就活だけを意識するなら国立理系大学への入学が最も理想的だと言えるでしょう。

第1位:東京工業大学

東京工業大学は、理系国立大学の中では「最強」と謳われるほど就職に強い大学です。

『週刊東洋経済』が刊行した『本当に強い大学2019』によると、有名企業400社への実就職率が57%を超えており、2年連続でトップに輝いています。

その主な就職先は以下の通りです。

東京工業大学の主な就職先

第1位:日立製作所
第2位:本田技研工業
第3位:三菱重工業
第4位:富士通
第5位:野村総合研究所

やはり、工学部のみの単科大学だけあってメーカーの就職に非常に強いですが、実は金融・IT分野でも優秀な成績を残しています。

大学名東京工業大学
所在地東京都目黒区
学校種別国立
学部理系
偏差値65.0
倍率(2020年時点)2.3~9.1倍
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第2位:一橋大学

一橋大学は商学部・経済学部・法学部・社会学部の4学部からなる文系大学です。

実就職率は文系大学の中ではトップクラスであり、東京一工の一角として学歴フィルターの最上位に位置しています。

その主な就職先は以下の通りです。

一橋大学の主な就職先

第1位:三井住友銀行
第2位:東京海上日動火災保険
第3位:三菱UFJ銀行
第4位:大和証券グループ
第5位:楽天

一橋大学は総合職に強く、学部生の就職率はなんと97%を誇ります。

大学名一橋大学
所在地東京都国立市
学校種別国立
学部文系
偏差値67.5~72.5
倍率(2020年時点)2.8~3.3倍
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第3位:国際教養大学

国際教養大学は秋田県秋田市に置かれている公立大学で、日本では数少ないリベラルアーツを提供していることで知られています。

このリベラルアーツとは簡単に言ってしまえば、特定の専門に特化しない文理混合教育のことで、しかも国際教養大学では授業がすべて英語で行われています。

その主な就職先は以下の通りです。

  • 三菱重工業
  • IHI
  • 川崎重工業
  • 日本製鉄
  • JFEスチール
  • トヨタ自動車
  • 富士フイルム
  • AGC
  • ソニー
  • 三菱電機

具体的な採用数などは明らかにされていませんが、特徴的なのは製造業の比率が約45%と圧倒的に高いことでしょう。

ただし、国際教養大学は新設校だけあってOBやOGの数が少なく、人脈面に不安を抱えています。

また、就活をするのに不便な立地なのも難点といえるでしょう。

大学名国際教養大学
所在地秋田県秋田市
学校種別公立
学部文理混合
偏差値67.5~70.0
倍率(2020年時点)9.5倍
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第4位:名古屋工業大学

名古屋工業大学は、工学系の難関国立大学の総称である「電農名繊」の一角で、同大学群の中でもトップクラスである就職率99%を誇ります。

その主な就職先は以下の通りです。

名古屋工業大学の主な就職先

第1位:デンソー
第2位:トヨタ自動車
第3位:アイシン精機
第4位:豊田自動織機
第5位:ブラザー工業

やはり、理系単科大学だけあって製造業への就職に強いですが、その中でもとりわけ自動車メーカーに関する実績が多いと言えるでしょう。

大学名名古屋工業大学
所在地愛知県名古屋市
学校種別国立
学部理系
偏差値47.0~60.0
倍率(2020年時点)3.1倍
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第5位:東京理科大学

東京理科大学は私立理系大学としては最も古い歴史を持つ大学です。

2019年春の実就職率が94.5%という驚異的な数値を誇っているほか、教育力が高い理工系大学ランキングで第1位、研究力が高い私立大学ランキングで1位を獲得するなど、非常に優秀な大学として知られています。

その主な就職先は以下の通りです。

東京理科大学の主な就職先

第1位:パナソニック
第2位:ソニー
第3位:キヤノン
第4位:日本電気
第5位:野村総合研究所

東京理科大学は一般的なメーカーに加えて、日本アイ・ビー・エムやソフトバンクといった情報通信業に強いのが特徴でしょう。

ただし、東京理科大学は実力主義を掲げていることもあって留年率が高く、巷では「留年大学」という不名誉なあだ名で呼ばれています。

大学名東京理科大学
所在地東京都新宿区
学校種別私立
学部理系
偏差値45.0~62.5
倍率(2020年時点)3.2倍
公式サイトアクセスはこちらから

大手企業への就職は文系よりも理系のほうが有利!

「ここまで色々読んできたけど、同じ大学でも学部の違いによって就職しやすさが変わってくるんじゃないかな?」
「やっぱり文系よりも理系のほうが有利なのかな…?」

結論から述べると、大手企業への就職のしやすさは、学部の違いによっても変わってきます。

また、大手企業への就職は、文系より理系のほうが有利なのも事実です。

というのも、文系限定の求人は存在しないのに対し、理系限定の求人は非常に多いからですね。

この理由としては理系が即戦力になりやすいこと、専門性が高くて誰にでもできるわけではないことが挙げられます。

また、人口比も文系より少ないため、理系のほうが競争率が低くなりやすいのです。

それでは、就職に有利な学部について具体的に確認していきましょう。

1.理系でも特に有利なのは工学部と理学部

理系では、主に以下の4つが就職に有利な学部だとされています。

  • 工学部
  • 理学部
  • 医学部
  • 薬学部

このうち、特に有利なのが工学部と理学部です。

一言で工学部と言っても様々な分野がありますが、工学部と理学部は製造・建築・情報通信・IT・エネルギー業界などから歓迎されやすく、就職先に困りません。

実際に、業績不振を理由に採用数を絞る企業でも、理工系の採用には力を入れる場合が多いです。

また、医学部と薬学部は自身の専門性が就職に直結しやすい分野で、いずれも約90%以上もの就職率を誇ります。

2.文系は法学部を筆頭に経済学部や商学部が続く

文系では、主に以下の6つの学部が就職に有利だとされています。

  • 法学部
  • 社会学部
  • 経済学部
  • 商学部
  • 経営学部
  • 外国語学部

文系は理系に比べて専門性が発揮しづらいですが、それでも法学部は弁護士や裁判官といった士業で歓迎されやすいです。

また、経済学部や商学部出身者はビジネスで活かせる知識が身についているため、金融業・保険業・コンサル業などに就きやすいです。

学歴フィルターがかかりにくい業界や大手企業

学歴フィルターがかかりにくい業界や大手企業

学歴フィルターがかかりにくい大手企業を業界別に紹介します。

紹介する業界は以下の5つです。

学歴フィルターが少ない業界

これらの業界はいずれも人手不足に悩まされており、出身大学を考慮する余裕がありません。

また、「仕事内容がキツそう」「給料が安いうえに定時で帰れなさそう」というイメージが強いため、内定倍率も低い傾向にあるのです。

なお、今回紹介する企業は、大手口コミサイト『カイシャの評判』で所属社員の多くから「学歴が重視されない」と評価されたものに限定しています。

1.小売業

小売業で学歴フィルターがかかりにくい大手企業は、以下の通りです。

学歴フィルターがかかりにくい大手企業

  • エービーシー・マート
  • 大塚家具
  • ドン・キホーテ
  • レッドバロン
  • ヨドバシカメラ
  • ノジマ
  • ビックカメラ
  • 日本トイザらス
  • 青山商事
  • サンドラッグ

いずれも1度は名前を聞いたことがある有名企業ばかりですが、そもそも小売業界は就活生からの人気が低いです。

というのも、小売業界は給料が上がりにくく、仕事内容もブラックなイメージが強いからですね。

とはいえ、平均年収は約500万円と決して低くないうえ、家電量販店やドラッグストアといった専門店なら、自身の専門性を活かす機会もあります。

また、小売業界は本社や店舗などによって様々な役職があるため、キャリアの選択肢が豊富です。

2.サービス業

サービス業で学歴フィルターがかかりにくい大手企業は、以下の通りです。

学歴フィルターがかかりにくい大手企業

  • ベルパーク
  • ユニマットライフ
  • サニックス
  • 東横イン
  • ベルシステム24
  • ニチイ学館
  • ソラスト
  • ベンチャーバンク
  • ベネッセスタイルケア
  • KDDIエボルバ

こちらも小売業に並んで不人気な業界ですが、他人とのコミュニケーション能力が養われるのは大きなメリットでしょう。

また、研修制度や人材育成制度といった成長環境も整っているため、「仕事を通じてスキルアップしたい!」という方にもおすすめです。

3.IT業界

IT・情報通信業で学歴フィルターがかかりにくい大手企業は、以下の通りです。

学歴フィルターがかかりにくい大手企業

  • セラク
  • 光通信
  • アイフラッグ
  • コスモネット
  • アイエスエフネット
  • ネットワンシステムズ
  • パーソルプロセス&テクノロジー
  • MXモバイリング
  • USEN

IT業界は、いわゆるFラン出身者や低学歴学生におすすめされることが多い業界です。

というのも、市場規模や伸び率が高く、その専門性の高さから常に人材不足に悩まされているからですね。

また、IT業界の平均年収は約550万円と決して低くないうえ、研修制度や人材育成制度といった成長環境も整っています。

このIT業界について興味がある方はこちらをチェックしてくださいね。

なお、「文系だけどIT業界に就職したい!」という方は、以下の記事がおすすめですよ。

4.運送業

運送業で学歴フィルターがかかりにくい大手企業は、以下の通りです。

学歴フィルターがかかりにくい大手企業

  • 佐川急便
  • サカイ引越センター
  • 福山通運
  • JALスカイ
  • エイチ・アイ・エス

運送業と言えば、佐川急便や黒猫ヤマトといった配送業を思い浮かべがちですが、JALスカイに代表される航空会社や、エイチ・アイ・エスに代表される旅行会社も含まれています。

特に、JALスカイは明海大学や北翔大学、至学館大学や常葉大学といったFラン大学の採用実績が豊富なため、非常に狙い目な企業だと言えるでしょう。

5.建設業

建設業で学歴フィルターがかかりにくい大手企業は、以下の通りです。

学歴フィルターがかかりにくい大手企業

  • 夢真ホールディングス
  • 大東建託
  • 東建コーポレーション
  • タマホーム
  • 大和ハウス工業

建設業は、現場職的なイメージから就活生に敬遠されがちですが、現在はゼネコンを中心にホワイト化が進んでいます。

また、大東建託や東建コーポレーションといった大手ゼネコンともなると、平均年収が600万を超えるため、「バリバリ働いてバリバリ稼ぎたい!」という方には特におすすめですよ。

大手企業の収入事情は?平均年収・ボーナス額・退職金について解説

厚生労働省の『平成30年賃金構造基本統計調査』などによると、大企業の平均年収・ボーナス・退職金は以下のようになっています。

大企業(従業員数1,000人以上)中企業(従業員数100~999人)小企業(従業員数10~99人)
平均年収456万円387万円356万円
ボーナスの平均額105万円68万円45万円
退職金の平均額786万円328万円

実際は、役職や勤続年数、業界によって微妙に異なりますが、企業の規模によって賃金格差が大きくなることが分かります。

また、大手企業は大企業の実質的な上位互換ですから、実際の平均額はこの数字をさらに上回るでしょう。

なお、以下の記事では大手企業の平均年収・ボーナス・退職金を企業別や業界別などに細かく分けて紹介しているので、こちらもチェックしてくださいね。

学歴だけではだめ?大手企業で求められる英語力や資格について

大手企業で求められる資格は業種や業界によって異なりますが、以下の2つはどの企業でも求められやすいです。

  • TOEIC(730点以上)
  • 日商簿記検定(2級以上)

このうち、特に求められやすいのが英語に関する資格であるTOEICでしょう。

就活生の中には、「海外との繋がりがない企業でも英語が求められるの?」と感じる方もいるでしょうが、実は英語力を応募条件として挙げる大手企業は非常に多いです。

代表的な企業として以下のものが挙げられます。

英語力を応募条件として挙げる企業

  • ソフトバンク
  • 三井不動産
  • 三菱地所
  • 武田製薬
  • NTT東日本
  • 三菱電機
  • 東京電力
  • アサヒビール
  • シャープ
  • 日立製作所

また、日本でTOEICを実施している協会の調査によると、約80%もの企業が「英語は重要」と解答しています。

そのため、大手企業に就職できる確率を高めたい方は、応募条件として挙げられやすいTOEIC730点以上を目指しましょう。

なお、就活に必要な英語力については、以下の記事がおすすめです。

大手企業でリストラが続出してるって本当?実際にリストラを行った大手企業

結論から述べると、大手企業でリストラが続出しているのは事実です。

実際に、令和が始まった2019年5月以降、以下の大手企業がリストラを実施しています。

2019年5月以降にリストラを実施した大手企業

  • 日産
  • レオパレス
  • 日本ケミコン
  • NISSHA
  • ノーリツ
  • ファミリーマート
  • サッポロビール
  • 味の素
  • セブン&アイ・ホールディングス
  • UACJ
  • 日本ハム

特徴的なのは、業績が好調であるにも関わらずリストラを敢行している大手企業が多いことでしょう。

これは俗に黒字リストラと呼ばれているもので、今後の業績悪化や景気後退を見込んで早めに人員削減するのが目的です。

かつての日本では、「1度就職したら定年まで働く」という終身雇用が主流でしたが、現代日本では大手企業に就職したからといって、自分の将来が保証されるとは限りません。

そのため、これからの就職は「安定した企業に就職すること」よりも、「自分のスキルアップやキャリアアップに貢献してくれる企業に就職すること」が求められるでしょう。

より具体的に言えば、研修制度や人材育成制度といった成長環境が整っているホワイト企業を目指すべきだということですね。

このホワイト企業については以下の記事で解説しているので、自分の将来を案じている方はぜひ参考にしてください。

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まとめ

この記事では以下の内容について解説しました。

  • 大手企業に学歴フィルターは存在するか
  • 【業界別】大手企業の採用大学ランキング
  • 【大学別】大手企業への就職率が高い大学ランキング
  • 大手企業への就職は文系よりも理系のほうが有利
  • 【業界別】学歴フィルターにかからずに就職できる大手企業
  • 大手企業の平均年収・ボーナス額・退職金について
  • 大手企業で求められる英語力や資格について
  • 大手企業で続出しているリストラ問題について

就活生の中には、まれに学歴フィルターの存在を否定する方がいますが、事実として学歴フィルターは存在します。

そのため、自分の出身大学によって、すでにふるいに掛けられているのが実情です。

とはいえ、学歴フィルターが少ない業界や企業も確実に存在するので、大手企業に就職したい方はそちらを狙ってみてはいかがでしょうか。

なお、以下の記事では大手企業よりもさらに待遇が良くて就職しやすい「隠れ優良企業」を紹介しているので、こちらも参考にしてくださいね。

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