
就活の自己PRで笑顔を効果的にアピールするには?例文と注意点も解説
- 「就活で笑顔を自己PRしたいけど、いまひとつ具体的にアピールできない」
- 「笑顔をアピールするには、何に気をつければいいんだろう?」
- 「具体的なアピール例やコツを知って、周りと差別化できるようになりたい」
このように、就活で笑顔のアピール方法に悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
笑顔は自己PRに不向きと思われがちですが、効果的に伝えられれば、高いコミュニケーション能力をアピールできます。
そんなときに効果的なのが、フレームワークを活用して自己PRを作成すること。
この記事では、自己PRで笑顔を伝えるときに活用できるフレームワークやその例文、アピールするときの注意点を紹介します。
本記事を読めば、自己PRで笑顔を伝えるための効果的な方法が分かり、面接官の印象に残りやすくなりますよ。
目次
自己PRで笑顔を伝えるには一工夫が必要
自己PRで笑顔を伝えるには、そのまま話すのではなく、一工夫が必要です。
そもそも、笑顔は協調性や主体性といった「個人の性格」ではなく「見た目や表情」なので、就活の自己PRとして伝えていいのか、不安になりますよね。結論、自己PRで笑顔を伝えても大丈夫です。
もう一工夫して、言い換え表現なども交えて伝える必要があります。もう一工夫とは、この後紹介するフレームワークを活用すること。
伝え方次第で笑顔も十分な自己PRのポイントとなるので、自己PRで笑顔をアピールしたい方は、このあと紹介する内容を参考にしてみてください。
笑顔が長所なことが評価されやすい企業の特徴3つ
笑顔が長所であることが評価につながる企業の特徴を、3つ紹介します。
自己PRで笑顔を伝える場合、企業によっては評価につながらないケースもあるので注意しましょう。 顧客とコミュニケーションが多い仕事は、笑顔が仕事で求められます。 不愛想な人より、笑顔で接することのできる人のほうが、顧客との対人・接客業に向いています。笑顔でいることで円滑に仕事ができるため、自己PRとして笑顔をアピールできるでしょう。 笑顔が長所として評価される仕事は、以下の通りです。 営業職は、自社の商品やサービスを利用してもらうためのプレゼン能力も大切ですが、笑顔で親しみやすい雰囲気を作ることも必要不可欠です。 不愛想で怖そうな営業マンより、笑顔で明るい営業マンのほうが信頼を勝ち取りやすくなります。 また接客業にとっても笑顔は常に求められるため、自己PRに笑顔で接することができると書けば、十分なアピールポイントとなるでしょう。 笑顔はコミュニケーション能力の高さのアピールにもつながり、接客業では評価される可能性が高いです。 社内調整の多い仕事も、笑顔が評価されやすい仕事の一つです。 一般的に笑顔をアピールするとなると、接客業や営業職がイメージしやすいですが、社内での業務調整の際にも笑顔でのコミュニケーションが必要になります。 不愛想に依頼されるよりも、笑顔でコミュニケーションを取れる社員のほうが、相手も気持ち良く仕事ができるのです。笑顔は周りの人を笑顔にし、社内での仕事を円滑にしてくれるでしょう。 そのため社内調整が多い仕事も、笑顔が評価されやすくなります。 コロナ禍でテレワークが広がりましたが、その中でもオフィスへの出社が多い仕事は、笑顔が良い評価につながる可能性が高いです。 テレワークでは、周りの人と密にコミュニケーションを取る必要がありません。しかし出社勤務を推奨している企業は、同僚と対面でのコミュニケーションを取ることを重要視しています。 笑顔は社内の雰囲気を良くし、社員同士の良好な人間関係を築き、仕事の効率を上げてくれます。出社勤務が多い企業や職種は、日々のコミュニケーションの中で笑顔が大事といえるでしょう。 ここでは、自己PRで笑顔をアピールするときに有効なフレームワークを紹介します。 このフレームワークを使えば、誰でも簡単に自己PRを作れるようになりますよ。 自己PRはあなたの能力を面接官に伝える限られた時間の中で、あなたが他の候補者よりも企業の役に立つことを伝えなければなりません。 そのために、自己PRには次の7つの要素を含めましょう。 上の7要素を順番に含めて自己PRを作ることで、面接官にあなたの魅力が伝わり、入社後の活躍イメージを持たせることができます。 自己PRの効果的な作り方に関しては、以下の記事で紹介しているので参考にしてください。 ESや面接などの自己PR笑顔を効果的に伝えるには、ポイントを押さえておくことが大切です。 自己PRで笑顔を伝えるときは、以下の5つのポイントを押さえましょう。 ここからは、自己PRで笑顔を伝える際のポイントを紹介していきます。 面接時はまず、結論から伝えましょう。結論から伝えることで、自分が最も伝えたいことが面接官の記憶に残りやすくなります。 まず結論を伝え、理由・具体例・結論の順に伝える方法をPREP法といい、プレゼンやビジネスシーンなどでも利用されています。 このPREP法のメリットは、分かりやすく簡潔に自分の意見を相手に伝えられること。会社で働くと、分かりやすく簡潔に伝えるスキルは非常に重要です。 PREP法は文章でも会話でも使える方法なので、普段から意識して使ってみてくださいね。 なぜ笑顔を長所に選んだのか、理由をしっかりと伝えましょう。 笑顔が長所ということだけをアピールしても抽象的で、面接官の印象に残りにくいです。なぜ長所が笑顔なのか、しっかりと理由を伝えることでアピールにつながります。 たとえば、笑顔でいることで人から褒められた話をすると良いでしょう。第三者からの意見を交えると、より信憑性の高いエピソードとなりますよ。 ただ「笑顔が長所です」とだけ話しても、「どうしてそう思ったの?」という疑問が必ず面接官に生まれます。 そのため、「どんな場面で笑顔がアピールポイントだと感じたのか」具体的なエピソードを考えておきましょう。 笑顔が褒められた経験や、笑顔を絶やさないことを意識するようになったきっかけが、きっとあるはずです。 自分の強みが笑顔だと感じたきっかけを探してみてください。 笑顔を活かした成果や工夫した行動があれば、エピソードと一緒にアピールしましょう。 先ほど紹介した自己PR事例を参考にすると、以下のような表現は笑顔を活かした立派な成果です。 そうすることで説得力が高まり、「笑顔がアピールポイント」だとイメージしやすい自己PRになるでしょう。 エピソードを話したらそこで終わりではなく、笑顔を活かしてどのような成果が生まれたのかまで、伝えることを意識してみてください。 自分の強みが笑顔だと伝えたら、その強みが具体的に仕事でどう活かせるのか伝えましょう。 企業が採用したいと思うのは、入社後に活躍してくれる人材です。笑顔をどのように仕事に活かせるかイメージできれば、面接官に「採用したい」と思ってもらいやすくなりますよ。 具体的に仕事でどう活かせるのか、一例を紹介します。 笑顔は協調性やコミュニケーション能力など、幅広い可能性を秘めた言葉です。アピールポイントの笑顔が具体的に仕事にどう活かせるか、ぜひ考えてみてください。 「笑顔」の自己PRを作成する際、伝えたいことは多くあっても、文章でうまくまとめる自信がない就活生も多いはず。 そんなときは、「自己PRジェネレーター」を活用してみましょう! 自己PRジェネレーターを使えば、簡単な質問に答えるだけで理想的な流れの自己PRが完成します。 無料でダウンロードして、「笑顔」の自己PRをサクッと完成させましょう! 自己PRを伝えるとき、笑顔という言葉だけでは説得力に欠けてしまうので、笑顔をさまざまな言葉に言い換えるのが有効です。 笑顔を別の言葉に置き換えるだけで、表現が豊かになり相手にあなたの人柄をより具体的に伝えることができます。 自分に合った笑顔の言い換え表現を見つけることで、書類選考や面接時に、採用担当者や面接官の印象により残りやすくなるでしょう。 以下で、3つの笑顔の言い換え例について詳しく紹介しますので、参考にしてみてください。笑顔だけでない、自分に合った言い換え表現を見つけておきましょう。 長所が笑顔の言い換え表現の1つ目は「明るい」です。笑顔が素敵な人は周りに明るい印象を与え、さらに周りの人を笑顔にすることもできるのです。 長所が笑顔を「明るい」に言い換え、さらに関連する強みと合わせてアピールするとより効果的ですよ。 明るい性格を効果的に自己PRしたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。 「素直さ」をアピールすることも、笑顔の言い換え表現としておすすめです。笑顔でいる人は裏表がなく、素直な印象があります。 長所を「素直さ」に言い換え、笑顔のエピソードと合わせることで、より具体的にアピールすることができます。 私の長所は素直な性格です。周囲の人の意見を素直に聞くことができ、間違っていることは素直に認めることができます。また、日頃から笑顔で話を聞くことを心がけているため、裏表がなく何でも相談しやすいと言ってもらえます。 「ポジティブ」という表現も、笑顔の言い換えとして使えるでしょう。常に笑顔の人は、周りにポジティブで前向きそう、という印象を与えます。 長所を「ポジティブ」に言い換え、笑顔のエピソード、関連する強みと合わせてアピールすればより効果的な自己PRとなります。 私の長所はポジティブな性格です。どれだけ大変な状況でも、常に笑顔で前向きでいることを心がけているため、周りからは打たれ強いねと言われます。 自己PRでポジティブさをアピールする方法を知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。 ここまで笑顔を自己PRした事例を3つ紹介しました。 7つの要素を踏まえて、自分の経験を整理することで、笑顔を効果的にPRできるようになります。 しかし注意すべき点もあり、この点を踏まえないと笑顔をうまくPRできないばかりか、マイナス印象を与えることもあります。 具体的には、以下の4点を意識しましょう。 笑顔をアピールするからには、面接以外の場面でも笑顔ができているかは大切なので、その点は念頭に置きましょう。 それぞれ詳しく説明します。 自己PR笑顔をアピールしたいなら、履歴書の写真も笑顔になっているか確認しておきましょう。 履歴書は、採用担当者が初めてあなたの顔を見るタイミングです。つまり、履歴書の写真であなたの第一印象が大きく左右されるといえます。 逆に、第一印象が「真面目そうな学生」だったのに笑顔をアピールされると、採用担当者に違和感を与えるかもしれません。 自己PRで笑顔をアピールしない場合は、真面目な表情の写真でも問題ありません。しかし、笑顔をアピールするなら硬すぎる表情になっていないか、写真をチェックしてみてください。 自己PR笑顔をアピールする場合、面接中は意識して笑顔でいるよう心がけましょう。 笑顔をアピールしているのに笑顔ではない場合、説得力がなくなってしまいます。 本当にずっと笑顔でいられるのか、面接官から圧迫される可能性もあるため、笑顔を意識的に崩さないよう心がけることは大切です。 笑顔をPRするのがあまり効果的ではない会社もあります。 逆に接客業や営業職など、笑顔でいることが良い印象を与えられる場合には笑顔をアピールポイントにする効果が期待できるでしょう。 笑顔をアピールする場合、周りに影響を与えた事例を伝えましょう。 周りに良い影響を与えられた事例をアピールすることで、あなたが笑顔でいることが会社に利益を与えることを知ってもらう必要があります。 先ほどの例であげた自己PRでは、具体例として以下のように伝えていました。 周りに良い影響を与えたエピソードや、周りからそう言われた経験はないか、一度探してみましょう。 自己分析に時間をかけすぎていませんか? 自己分析で大事なのは、“企業が求める能力と自分の能力が合っているかどうか”を判断することです。 自分にどんな強み・能力があるかを素早く正確に把握できるのが、スカウト型就活サービスを提供しているOfferboxのAnalyze U+という機能です。 Analyze U+は、自己分析の精度が高いのはもちろん、その結果に興味をもった企業からスカウトが届きますよ。 実際に、プロフィールを80%以上入力した学生のオファー受信率は、93.6%!5分で登録できるので、今すぐ登録して自分の強みを把握するようにしましょう。 \無料で自己分析/ 次に、長所が笑顔の自己PR事例を3つ紹介します。 それぞれ解説するので、自分で笑顔の自己PRを作る際の参考にしてみてください。 1つ目は、部活で笑顔を身につけた例文です。 ①能力・長所 ②背景・きっかけ ③問題意識・課題点 ④アクション 1つ目は、人の良いところを見つけ褒めることです。ちょっとしたことでも褒めることでみんなが自信をつけているのを実感しました。2つ目は練習のメリハリをつけることです。 ⑤結果・変化 ⑥能力への再確認 ⑦仕事への活かし方 (439字) 2つ目は、アパレルのアルバイトで笑顔を身につけた例文です。 ①能力・長所 ②背景・きっかけ ③問題意識・課題点 ④アクション ⑤結果・変化 ⑥能力への再確認 ⑦仕事への活かし方 (317字) 3つ目は、居酒屋のアルバイトで笑顔を自己PRする例文です。 ①能力・長所 ②背景・きっかけ ③問題意識・課題点 ④アクション ⑤結果・変化 ⑥能力への再確認 ⑦仕事への活かし方 (194字) 「笑顔」の自己PRを作成する際、伝えたいことは多くあっても、文章でうまくまとめる自信がない就活生も多いはず。 そんなときは、「自己PRジェネレーター」を活用してみましょう! 自己PRジェネレーターを使えば、簡単な質問に答えるだけで理想的な流れの自己PRが完成します。 無料でダウンロードして、「笑顔」の自己PRをサクッと完成させましょう! この記事では、笑顔を自己PRするときに含めるべき例文や、PRするときに注意すべき点について紹介しました。 まずは、効果的な自己PRを作る必要がありますが、その際にはAnalyze U+を活用すればスムーズにできるはずです。 笑顔を自己PRするには、接客業などの笑顔が活かせる業種で周りに良い影響を与えられることを伝えることが大切です。 この記事で紹介したフレームワークを活用し、面接官に笑顔を効果的にアピールしましょう!1.顧客とコミュニケーションが多い仕事
2.社内調整の多い仕事
3.出社が多い仕事や推奨されている企業
自己PRで笑顔をアピールするときのフレームワーク
自己PRで笑顔を効果的に伝える方法とポイント5つ
1.結論から伝えて話を分かりやすくする
2.長所に笑顔を選んだ理由を伝える
3.笑顔を活かした具体的なエピソードを話す
4.笑顔を活かした成果や工夫した行動をアピールする
5.具体的に仕事でどう活かせるかせるのかを伝える
自己PRが書けないときに!自己PRジェネレーターを活用してみよう
長所が笑顔の言い換え例
1.明るい
2.素直さ
3.ポジティブ
笑顔を自己PRでアピールするときの注意点4つ
1.履歴書の写真も笑顔になっているか確認する
2.面接中は笑顔でいることを心がける
3.笑顔を自己PRするのが効果的ではない業界もある
4.具体例は周りへの影響を意識する
内定につながる自己分析ならAnalyze U+
長所が笑顔の自己PR例文3選
例文1:部活で笑顔を身につけた自己PR
私は笑顔と前向きさでチームの雰囲気を変える力があります。
この能力は、中学3年のバスケットボール部チームのムードメーカー行動する過程で身につけました。
先輩方が引退した際、それまでモチベーションの高い人が少なく、大会でも1回戦敗退が当たり前の状態でした。
私はそんな中でも、勝つことの楽しさを知ってほしいと思い、チームのムードメーカーとして2つの行動をしました。
Point:なぜ自分がその行動をしたかその動機を含めているところ
練習の時、真面目にするべき時はふざけないよう注意しつつも、休憩の時には全力で楽しむことを意識しました。この結果オフの時でもチームで遊びに行けるほど関係がよくなりました。
この取り組みの結果、3年生の夏にチームはベスト4の成績を獲得できました。
Point:ただ楽しんだだけで終わらせず、成果を具体的に説明している。
このように、周囲の良いところを観察し、チーム全体を良い関係にできることが私の強みです。
働く際にも、周りの良いところをうまく生かしながら、目標達成できるよう貢献いたします。例文2:アパレルのアルバイトで笑顔を自己PR
私はどんな時でも、笑顔で接客できることが強みです。
この能力はアパレルでのアルバイトで身につけました。
アルバイトを始めてすぐの頃は店長から怒られることが多く、暗い顔で接客していることも多くありました。
「辛い時でも笑うことが大事」とある先輩に言われたことをきっかけに、私は鏡の前で笑顔を作り、人から良い印象を持ってもらえるように努めました。その結果、お客様の反応もよくなり、お店の売り上げにも貢献できるようになりました。
Point:自分が得た気づきと行動の変化を具体的に説明している
辛い時こそ笑顔でいるようにすることで、自分も周りも前向きにできることを学びました。
このように、辛いときでも笑顔で前向きに働けるよう工夫できるのが私の強みです。
働く際にも、その人の発言の意図をしっかりと考え前向きに取り組むことで、会社に貢献できるよう努めます。例文3:居酒屋のアルバイトで笑顔を自己PR
私は笑顔で人を楽しませることが得意です。
この能力は、居酒屋のアルバイトの接客で身につけました。
そのお店は30代のサラリーマンが多く、時折無茶振りをされることも少なくありませんでした。
YouTubeなどで笑いの研究をしながら、笑顔で臨機応変に対応するよう努めました。
その結果「笑顔のあなたがいたからこの店に来る」と言われるほど、お客様から好かれる存在になりました。
このように、お客様が笑顔になれるよう研究できることが私の強みです。
Point:能力の再確認と仕事への活かし方を1文にまとめコンパクトにしている。自己PRが書けないときに!自己PRジェネレーターを活用してみよう
自己PRで効果的に笑顔をアピールしよう!