- 「就活解禁って聞いたけど、そもそも就活解禁って何?」
- 「就活解禁されたけど、いったいいつまでに何をすればいいの?」
このように、就活解禁についての知識や何をすればいいかの情報が不足していませんか?
この記事では、そもそも就活解禁とは何のことか・いつからなのかといった基本情報から、就活解禁後の就活生の基本的スケジュール、就活解禁後にするべきこと5選などを紹介します。
本記事を読めば、就活解禁について詳しくなれるだけでなく、解禁後にすべき行動も理解でき、いい就活のスタートダッシュを切ることができますよ!
25卒の方向けの就活解禁情報も記載していますので、25卒の方は必見です!
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就活解禁とは企業の説明会や選考会などが開始されること
就活解禁とは、「企業の説明会や選考会などが開始されること」です。
毎年、3月頃になるとテレビなどでよく就活解禁についてのニュースを耳にするけど、その内容についてはあまり知らない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、就活解禁とは何なのか、25卒の就活解禁日はいつなのかについて解説します。
- 就活解禁とは
- 25卒の就活解禁日はいつなのか
就活解禁とは
就活解禁とは、企業が説明会や選考会などを開始する時期のことで、これに合わせて、学生も就活を本格的に開始していきます。
20卒の学生までは就活の解禁は経団連が設定した就活解禁のルールがあったため、経団連に所属する企業は、これに則って説明会などを開始していました。
しかし、21卒からはこの経団連設定の就活解禁ルールが廃止され、どの企業も自由に好きなタイミングで説明会や選考会を始められるようになりました。
しかし、企業側も独自の選考スケジュールを作成するのにはお金も時間もかかるので、そのまま従来の経団連指定の就活解禁スケジュールを用いて選考を行う企業が多いです。
25卒の就活生の方は、これまでの就活解禁ルールに加えて、各企業独自のスケジュールなどがないかにも注意しておくことが重要です。
2.25卒の就活解禁日は3月説明会開始・6月選考開始
21卒から経団連就活解禁ルールが廃止されましたが、25卒の就活解禁日も23卒までと同様に、「3月企業説明会開始・6月選考開始」と考えて間違いないでしょう。
企業側もいきなり独自就活スケジュールを用意するのは時間もコストもかかるからです。
また、急に就活スケジュールを変更すると、学生が混乱するというデメリットもあります。
そのため、多くの企業はこれまで通りの就活ルールに則ったスケジュールで選考を行うと考えて良いでしょう。
しかし、これはあくまで経団連所属の企業に関しての話であり、経団連に属さない外資系企業やベンチャー企業などは話が変わってきます。
このような企業の中には、早い段階からエントリーの受付を開始する企業もあるので、企業からの情報に注意しておくことが重要です。
25卒の方は、「例年通りの3月説明会開始・6月選考開始だが、イレギュラーも大いにあり得る」といった心構えで余裕を持って準備しておきましょう。
就活解禁後のスケジュール
上の表が、就活解禁後の基本的なスケジュールとなります。
ただし、これは例年の経団連の就活ルールに則った場合のものです。
21卒の就活は例外も多くあるということは忘れないようにしましょう。
以下、それぞれの時期の動き方を解説します。
1.3月:就活情報解禁
3月の就活解禁とともに、企業の説明会などがスタートします。
この時期は企業の説明会に参加したり、OB・OG訪問をしていきます。
説明会やOB・OG訪問は数多くあり、参加できる数は限られますので、事前にめぼしい企業を絞り込んでおくことが重要です。
また、新型コロナウイルスの影響で、オンラインでの説明会も数多く開催されていますので、情報には目を光らせておきましょう。
6月:選考解禁
6月から選考が解禁されるのですが、正確に言うと、6月からは面接が解禁されます。
そのため、実質の選考スタートは5月中旬から下旬あたりとなります。
選考が解禁されると、連日数多くの面接に参加することになるので、事前に面接の準備をしておくことが重要です。
また、企業によっては、3月の情報解禁と同時に選考をスタートさせることもあるので、注意が必要です。
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就活解禁後にやるべきこと5つ
それでは、就活解禁後には何をすればいいのでしょうか。
良い就活のスタートダッシュを切るためには、上記の5つの準備が必要です。
ここでは、それぞれを詳しく解説していきます。
1.プレエントリー
就活解禁後にすべきことの1つ目は、プレエントリーです。
プレエントリーとは、企業に対して、その企業の選考に関する情報や資料を手に入れるために行うエントリーです。
そのため、選考に参加する意志を見せるというよりは、資料請求の意味合いが強いです。
当然ですが、就活を進めていくためには選考や説明会の情報が必要ですので、プレエントリーをすることは重要です。
気になった企業はとにかくプレエントリーしておき、情報の入手漏れが無いようにしましょう。
一般的な新卒就活生のプレエントリー数は50社程度であることが多いです。
また、プレエントリーは選考には影響しないことが多いので軽視されがち。しかし、プレエントリーをしていないと次に解説する本エントリーに進むことができないこともあるので、注意が必要です。
プレエントリーを行う代表的な方法は、マイナビ・リクナビなどのいわゆる「新卒就活エージェント」に登録して活用する方法です。
無料で登録可能ですので、解禁後はすぐに登録しましょう。それ以外には、大学の就活支援機関からエントリーして情報を得るという方法もあります。
プレエントリーは、就活の情報を集めるため、本エントリーに進むために行う重要な準備です。忘れずに行いましょう!
2.本エントリー
2つ目の重要な準備は、本エントリーです。
本エントリーとは、プレエントリー後に実際に企業に選考参加の意志を示すもの。
本エントリーをしないと選考には参加できないので、忘れずにエントリーすることが重要です。
就活生の本エントリーの平均数は、20社ほどです。本エントリー後、書類選考や適性検査などがあります。
ESの提出を求められるのは、この本エントリーですのでしっかりと準備しておきましょう。
ただ、本エントリーはプレエントリーと異なり、就活解禁直後に行うものではないので、勘違いしないようにしましょう。
プレエントリーに加えて、本エントリーも行うことで初めて本選考に参加することができます。
3.説明会に参加
3つ目の就活解禁後にすべきことは、説明会への参加です。
説明会に参加することで、興味のある業界の絞り込みや、さらにその中から行きたい企業の選定を行っていきます。
気になる企業の説明会はもちろんですが、合同説明会などに参加することもオススメです。
合同説明会に参加することで、これまで自分が興味のなかった業種と触れ合うことができ、新たな自分の一面に気づくこともあります。
また、21卒は新型コロナウイルスの影響で多くの企業がオフラインでの説明会を中止し、Web上での説明会に切り替えています。
これによって、特に地方の就活生などはより多くの説明会に参加することが可能です。
このチャンスを逃さず、どんどん説明会に参加していきましょう!
Web説明会については、こちらの記事が参考になりますよ。あわせてご覧ください。
4.自分のスケジュールをしっかりと管理
4つ目は、自分のスケジュールの徹底管理です。
就活解禁後の時期は、プレエントリーした多くの企業からの情報で自分のスケジュールがパンクしがちです。
この就活初期の時期のスケジュールをうまく管理できれば、その後の6月以降の本選考の時期でもうまく就活を進められます。
- 自分の本当に行きたい説明会はどれなのか
- 説明会に参加してばかりでその後の面接などの本選考対策を疎かにしていないか
- ダブルブッキングをしていないか
などの徹底した確認が重要です。
まだ志望企業の絞りこみができていない分スケジュールが増えがちで、1日に複数の説明会に参加するなんてこともしばしばあります。
闇雲に説明会に参加するのではなく、まず自分のゴールを設定し、そこから逆算して参加するイベントや準備スケジュールを決めていくのが良いです。
良い就活のスタートダッシュを切るためにも、スケジュール管理ツールなどを用いて、しっかりとスケジュール管理をしていきましょう!
5.面接・頻出質問・ESへの準備
5つ目にすべきことは、面接・頻出質問・ESへの準備を行って本選考へ向けた対策を行っていくことです。
プレエントリーや本エントリーを済ませ、説明会にも参加したら、あとの時間はひたすら本選考対策あるのみです。
ここでは、面接・頻出質問・ESそれぞれの対策方法を解説します。
#1.面接
面接対策で重要なのは、面接マナーをしっかりと学んでおくことや、ある程度の予行演習を行っておくことです。
面接マナーは当然のこと、ある程度の予行演習を行うことで必要以上に緊張せずに面接に挑むことができます。
特に25卒の就活における面接は、新型コロナウイルスの影響でオンラインで行われているものも多いので、従来の面接対策に加えてのオンライン面接への対策もしっかりと行っておきたいところ。
面接をうまくこなすコツは、何よりも徹底した対策を取ることです。
十分な準備をしていきましょう。
従来のオフライン面接の対策には、こちらの記事が参考になるので、あわせてご覧ください。
また、Web面接の対策にはこちらの記事がおすすめです。
#2.頻出質問
面接でよく問われる頻出質問はある程度パターンが決まっているので、それに向けて自分の回答を準備しておくことはとても重要です。
頻出質問は、どの企業もする質問なので、答えを作成しておくことでいくつもの面接で使用することが可能です。
よくある質問としては、志望動機などはもちろんですが、「尊敬する人・学生時代に頑張ったこと・自分の長所や短所」などがあります。
頻出質問対策をしておくことは、面接の練習を行っておくことと同じくらい重要です。
頻出質問対策には、以下の記事が参考になるのであわせてご覧ください。
#3.ES
ESを十分に作成しておくことも重要な準備です。ESは、本エントリー後に必要となることが多いです。
ESの作成は意外と時間がかかり、他の対策のための時間を圧迫することが多いため、ESをスムーズに作成することが良い準備の鍵と言っても過言ではないでしょう。
「ESなんて書くだけだからすぐ終わると思っていたら、想像以上に時間がかかるし、何を書けばいいのか全然わからない」なんてことがないようにしたいです。
ESの作成には以下の記事が参考になるので、あわせてご覧ください。
まとめ
この記事では、就活解禁とは何のことか・いつからなのかといった基本情報から、就活解禁後の就活生の基本的スケジュール、就活解禁後にするべきこと5選などを紹介しました。
就活解禁された今、しっかりと自分のスケジュールを把握しながら、ステージに応じた準備をしていくことが重要です。
就活解禁後のこの時期をうまく乗り切って、就活のいいスタートダッシュを切りましょう!
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