広告代理店の売上げランキングTOP5と特徴を徹底解説!
広告代理店企業で規模が大きくて売り上げが多いのはどの企業なんだろう?
広告業界にどのような企業があるのか知りたい!
このように、広告業界に興味はあるけれど、そこから先に進めずにいませんか?
この記事では、オススメ広告代理店企業の売り上げランキングTOP5とそれぞれの企業の特徴や具体的な広告例、そしてどのような就活生向けの企業であるかを紹介し、最後には広告代理店の業務内容や求められる人物像について解説します。
この記事を読めば、広告代理店についてより深く知ることができますよ!
目次
1.広告代理店売り上げランキングTOP5
広告代理店企業の売り上げランキングTOP5は、上の画像の通りになっています。
以下では、それぞれの企業の特徴や具体的な広告例などを紹介していきます。
どのような方にオススメの企業であるかも紹介しますので必見ですよ!
今回のランキングはおすすめ広告代理店の売上ランキングです。
電通と並んで紹介される博報堂は同ジャンルということで掲載していません。
電通と博報堂の違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
(1)電通
電通が15,531億円で1位になりました。
電通は、言わずと知れた電通は国内最大の総合広告代理店で、世界の広告代理店の中でもトップ5に入る売上総利益を誇ります。
売り上げランキングでも、2位以下に圧倒的な差をつけています。
広告のイメージの強い情報・通信業界のみならず、食料品や薬品業界などの様々な分野にクライアント(顧客)を持ち、さらには強固な財務基盤による絶対的な経営基盤までも有しています。
その中でも、テレビ・新聞・雑誌・ラジオの4大マスメディアの広告を主として事業を展開しています。
電通が手掛けた、協力した具体的な広告・CM・企画例としては、以下が挙げられます。
- サントリー「角ハイボールがお好きでしょ。」
- FIFAクラブワールドカップ
- WBC(ワールドベースボールクラシック)
- かんぽ生命「人生は夢だらけ」
- au「三太郎シリーズ」
- 家庭教師のトライ「教えて!トライさん」「Try IT」
- 東洋水産「マルちゃん 赤いきつねと緑のたぬき」
「それも電通なの!?」といったものもいくつかあるのではないでしょうか。
電通はとても規模が大きい会社ですので、これ以外にも様々な事業があります。気になる方はぜひ一度調べてみてください。
電通の最大の特徴は、なんと言ってもその規模の大きさを生かした様々な分野での事業展開ですので、電通に入社すれば様々な業界と思わぬ形で関わるチャンスがあるかもしれません。
また、社風は体育会系の社風で、融通の効いたビジネスライフというよりはとにかくバリバリ働くことになるでしょう。
電通は、とにかく大企業で働きたい、様々な業界での広告や企画に関わってみたいという方にオススメの企業です。
(2)アサツー・ディ・ケイ
アサツー・ディ・ケイが3,520億円で2位となりました。
アサツー・ディ・ケイは、1999年1月、旭通信社と第一企画が合併して発足した会社で、元々は世界第一位の広告代理店であるWPPのグループに所属していましたが、2017年に業務提携を解除しました。
電通などとは異なり、アサツー・ディ・ケイはメディアよりもコンテンツに強みを持っているのが特徴です。
特にアニメコンテンツが人気で、例えば、「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」、「ワンピース」と言ったアニメコンテンツがあり、企画制作以外にもキャラクターの商品化や商品タイアップなど幅広く仕事を請け負っています。
アサツー・ディ・ケイは「顧客の心を動かす」ための施策に注力しており、従来の広告ビジネスの枠を超えて広告主のビジネスを助ける、という、従来の広告会社とは一線を画したコンサル会社のような会社であるとも言えるでしょう。
アサツー・ディ・ケイが手掛けた、協力した具体的な広告・CM・企画例としては、以下が挙げられます。
- ドラえもん
- クレヨンしんちゃん
- ワンピース
- 仮面ライダージオウ
- HUGっと!プリキュア
- 黒子のバスケ
- 夏目友人帳
アニメコンテンツが多いので、オタク気質の方はとても興味が惹かれるのではないでしょうか。
また、社風は年功序列が比較的少なく、自由な社風で穏やかな人が多い印象です。
アサツー・ディ・ケイは、アニメが好きな方・従来の広告会社とは一味違った広告会社で働きたい方にオススメの会社です。
(3)サイバーエージェント
サイバーエージェントが1,421億円で3位となりました。
サイバーエージェントは、実力者をきちんと評価して挑戦の場を与えるような文化と失敗をしても許容する文化を併せ持っているため、「失敗を恐れず常に挑戦をし続けることができる」ことが特徴です。
若手にチャンスを与える文化があり、子会社の社長に新卒や内定者の段階で挑戦することができることも有名です。
例えば、学生が社長に向けてプレゼンする大会で、優勝したチームがそのまま会社を立ち上げた、ということもありました。
また、広告の内容は、他社と比較するとインターネット広告を強みとしているのも特徴です。
そのため、webマーケティングを活かしたプロモーション事業なども手掛けています。
サイバーエージェントが手掛けた、協力した具体的な広告・CM・企画例としては、以下が挙げられます。
- HONDA ブランドムービー「ORIGAMI」
- スタディサプリENGlLISH
- タップル誕生
また、激務・社風はキラキラしているという噂もありますが、人によるようで公私のバランスをとりどちらも楽しんでいる人もいるようなのでご心配なく。
サイバーエージェントは、若いうちから様々なことに挑戦したい、自分の能力を生かしてどんどん出世したいという方におすすめの企業です。
(4)ジェイアール東日本企画
ジェイアール東日本企画が1,052億円で4位です。
ジェイアール東日本企画は、電通などの代理店とはすこし毛色が異なり、親会社であるJR東日本の企業広告をメインで取り扱うハウスエージェンシー系の広告代理店です。
そのため、交通広告の取扱が多いのが特徴で、JR東日本の運営する鉄道の車内ポスターや駅広告の管理を行っています。
その他にも、デジタルマーケティングや映画・スポーツ系のビジネスなど様々な事業がありますが、他の会社にはないのが「駅消費センター」の存在です。
「駅消費センター」では、消費を主役にした駅の開発や駅改札内に立地する本格的な商業施設(エキナカ)を対象とした課題解決や事業を行っており、まさにジェイアール東日本企画ならではの事業でしょう。
ジェイアール東日本企画は、電車や駅の広告などを作成してみたいという方にオススメの企業です。
(5)オプト
オプトが640億円で5位となりました。
オプトは1993年に創業した企業で、ネット広告黎明期からネット広告業界に参入していたノウハウや経験が豊富であることが特徴です。
成長の勢いの著しいネット広告ですが、以前から参入していた企業は経験やノウハウから先見性に長けていること、顧客基盤を既に構築していたことによって、ネット広告業界では3位に位置づけています。
また、オプトは、インターネット広告の代理サービスのみにとどまらず、チャネル戦略やコミュニケーション戦略まで一環してしてサポートし、クライアントの利益を最大化するマーケティングパートナーとして最適なソリューションを提供することを目指しています。
オプトが手掛けた、協力した具体的な広告・CM・企画例としては、以下が挙げられます。
- じぶん銀行 カードローン/「画伯探偵」
- スカパー 「新基本パック複数台無料キャンペーン」
オプトは、盤石な基盤やノウハウのもとでネット広告事業に取り組んでみたいという方にオススメの企業です。
2.広告代理店の業務内容
ここまで、オススメ広告代理店会社の売り上げランキングTOP5を紹介しました。
では、広告代理店に入社した後は、実際にどのような業務をするのでしょうか。
その答えとしては、「広告代理店の業務内容は大きく分けて2つに分かれる」ことがポイントです。
具体的には、以下の2つに分けられます。
- 営業
- プランナー
同じ広告代理店に勤務していても、これらの業務内容は大きく異なります。
それぞれを詳しくみていきましょう!
(1)営業
営業職はクライアントから広告出稿の依頼を取ってくるのが仕事です。
クライアントの悩みを聞いてプランを提案したり、予算を聞いて見積もりを立てて調整するのも業務に含まれます。
広告業界でも特に大手はまだ昭和の風潮が強いため、かなりの激務・クライアントとの飲み会への参加などが必要なことも。
体力とコミュニケーション能力が問われる仕事と言えるでしょう。
(2)プランナー
プランナーは、広告を実際に作り上げることが仕事です。
クライアントの広告戦略全体を設計する「戦略プランナー」、そしてメディアごとに企画・制作を行うため「TV担当プランナー」「雑誌担当プランナー」「デジタルメディア担当プランナー」「イベント担当プランナー」など、それぞれ専門のスタッフ職があります。
具体的には、戦略プランナーは営業担当者から聞いたクライアント企業の意図や予算などの情報をもとに、全体的な方向性やコアとなるアイデア、予算の配分などを行います。
そして、各専門プランナーが制作状況や成果物の管理、広告配信の準備などを行いながら実際に制作していきます。
想像に浮かぶ「広告を作る」仕事は、営業職よりもこちらの方が近いでしょう。
広告を作る仕事がしたいのに、営業職で広告代理店に入社しないよう注意が必要です。
広告代理店の業務内容などについてはこちらの記事も参考になります。合わせてご覧ください。
3.広告業界に求められる人物像
広告業界では、どのような人物が求められるのでしょうか。
広告業界では、以下の2つの要素が重要です。
- クリエイティブな人材
- 行動力のある人材
それぞれを詳しく見ていきましょう!
(1)クリエイティブな人材
広告業界では、営業でもプランナーでもクリエイティブであることが求められています。
営業職もクリエイティブさが求められるのは、クライアント企業への提案の際に、クリエイティブさがないと平凡な提案になってしまい、クライアント企業の方に納得してもらえなかったり、依頼がもらえなくなってしまうからです。
そのため、他の人とは違った視点で物事を見る事ができるということが重要です。
自分の主観だけに縛られず自由な発想を持って様々なアイディアを出していく必要があり、誰かのマネや以前にあったことの焼き直しではいけません。
常に新しく、独創的なアイディアを出す事ができるアイディアマンでなければならず、クリエイティブな能力が高いレベルで必要になります。
そのためにも、視野を広げて新しいものを見続け、旺盛な好奇心を持って常に勉強をする姿勢が大切です。
(2)行動力のある人材
行動力も広告業界では重要です。
広告業界は激務なことも多く、バリバリ仕事をこなしている人の多い業界です。
激務であることに加えて時代の流れを追う仕事でもあるので、仕事のスピードも速く受動的な性格では置いていかれてしまいます。
そのため自分から仕事を掴みに行ける人が必要で、待ってるだけでは何も始まりません。
時代の最先端に立つには思った事をすぐに行動できる人、行動力のある人である必要があります。
能動的、主体的などの特徴を持ち合わせていると、さらに広告業界で求められる人材像に近づくと言えるでしょう。
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4.まとめ
この記事では、オススメ広告代理店企業の売り上げランキングTOP5とそれぞれの企業の特徴や具体的な広告例、そしてどのような就活生向けの企業であるかを紹介し、最後には広告代理店の業務内容や求められる人物像について解説しました。
広告業界の企業はそれぞれユニークな特徴があるので、自分にあった企業を見つけることが重要です。
広告業界の就活対策には、こちらの記事がオススメです。合わせてご覧ください。