
【業界別例文付き】エントリーシート志望動機書き方を4段階で紹介
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- 「エントリーシートの志望動機のスペースってどう書けばいいんだろう?」
- 「エントリーシートは志望動機欄に何を書いたら書類審査を通過するんだろう?」
このように悩んでいませんか?
実は、エントリーシートの志望動機はこれから紹介するフレームワークに従って書くだけで、簡単に作成することができるんです!
この記事では、エントリーシートに志望動機を書く際のフレームワークと、フレームワークを活用した例文を紹介します。
業界ごとの例文を用意しましたので、あなたの志望業界に近いものをピックアップして、参考にして書いてみてくださいね。
この記事でフレームワークと例文を理解し、書類選考を突破する志望動機を書きあげましょう!
以下の記事では、エントリーシートで必須の自己PRについて例文付きで紹介しているので、是非参考にしてみてください。
目次
1.エントリーシートの志望動機には何を書けばいい?
エントリーシートの志望動機は自分がなぜその業界や会社で働きたいと思ったのかを説明し、入社したらどのように活躍できるか・したいかを述べるものです。
そのため、志望動機欄に書くべきことは次の2つです。
- あなたが達成したい人生の目標とそのための仕事
- 目標を達成するために企業で果たしたい役割
順に詳しく説明します。
(1)あなたが達成したい人生の目標とそのための仕事
まず最初に、あなたがこれからの人生において達成したいと考えている目標を明らかにします。
企業側にあなたの働きたい動機が伝わらなければ「やりたいことと違う」とやめられる可能性が高くなるため、採用されづらくなります。
なぜなら、採用者が早期で退職してしまうのは企業にとって損失が大きく、なるべく避けたいことだからです。
そして、自分の人生の目標を達成するためにどのような業界・企業で働くのがベストなのかを続けて記入します。
このように、あなたの人生の目標が企業とマッチしていることを伝えることが必要です。
(2)目標を達成するために企業で果たしたい役割
あなたの目標を達成するために、志望の企業で果たしたい役割について書きましょう。
採用された場合あなたが企業の中でどう活躍できるかが抜けてしまうと、会社に入ってお金を稼げる存在かが伝わらず、利益がなければ存続できない民間企業においては採用されづらくなります。
以上、2つの要素を書くことが書類審査突破のために大切になります。
次に、2つの要素を漏れなく書き、面接官に伝えるために最適なフレームワークを紹介します。
2.エントリーシートの志望動機を書くための4つのファネル
エントリーシートの志望動機をあなたの目標と役割を明確に書くためのフレームワークは上の4つです。
志望業界から徐々にフレームワークを進めることで最終的な業務まであなたの志望理由をフォーカスすることが可能となっています。
- 志望業界からビジョンを決める
- ビジョンと業界とを繋げる
- 業界と企業の特色を関連付ける
- 自己PRと希望職種を関連付ける
順に解説していきます。
(1)志望業界からビジョンを決める
最初に、あなたが人生を通じて達成したい目標である「ビジョン」を決定しましょう。
ビジョンの例は以下の通りです。
「日本の経済を発展させたい」
「世界中の企業の課題を解決したい」
「人々の安全を守りたい」
ビジョンは志望業界と関連するものにしましょう。
例えば、インフラ企業を志望する場合は「人々の安全や当たり前を守りたい」、コンサルを志望する場合は「人の手助けをしたい」「企業の課題解決をしたい」などのビジョンを掲げるのがおすすめです。
また、将来は独立や起業を考えている場合であっても、面接ではそれを出さず、「定年まで志望企業で勤める場合のビジョン」を選びましょう。
(2)ビジョンと業界とを繋げる
ビジョンを達成するための手段として特定の業界に興味を持ったことをアピールしましょう。
ビジョンの実現のためにこの業界を選んだという形で繋げましょう。
例えば、人々の当たり前の暮らしを守りたいというビジョンを実現するために、生活の根本であるエネルギーの安定供給に取り組めるエネルギー業界に興味を持ったという形で繋げることができます。
(3)業界と企業の特色を関連付ける
業界と志望企業の特色を関連付けて志望度をアピールしましょう。
漠然と業界に興味を持っているとアピールするだけでは内定辞退を恐れる企業にとって採用理由に欠けてしまいます。
そのため、その企業にしかない魅力に惹かれたことをアピールし、第一志望であることを説得することが必要です。
OB訪問や会社説明会で得た情報をもとに、企業に対して感じた魅力をしっかりとアピールしましょう。
(4)自己PRと希望職種を関連付ける
最後に、自己PRと希望する職種を関連付けましょう。
あなたの役割を明確にすることによって、あなたが企業にとって利益をもたらす人材であることを認識してもらうことが大切です。
例えば、コミュニケーション能力や行動力を活かして営業職として活躍する、分析力や状況把握力を活かしてマーケティング職として活躍するなどが挙げられます。
今回は簡単に4つのファネルについて紹介しましたが、このフレームワークについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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3.業界別のエントリーシート志望動機例文5つ
ここからは、業界別にエントリーシートに書く志望動機の例文を5つ紹介します。
ビジョン・業界・業務・体験の4つの項目を分けて説明していますので、文章全体の構成方法を参考にしてみてください。
今回紹介する業界は以下の5つです。
コンサルティング業界や総合商社、広告代理店など、他の人気業界の志望動機例文について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
(1)自動車メーカー
①ビジョン
私は未来をより豊かな社会にするだけではなく、よりクリーンな環境と安全な未来を創造することで日本の発展を支えたいと考えます。
②業界
私は高専卒で大学進学後もインターンシップでガソリン車のEV化関連業務に計4年間携わった経験から、EVなどの先進技術により世界規模のゼロエミッション化は実現可能であると実感するに至り、自動車メーカーでクリーンな世界を実現したいと思っています。
③企業
貴社は世界最先端のEV技術を有し、その低コスト化に向けすでに実現段階にあると会社説明会で伺い、貴社こそが最も自身の理念にマッチしていると考え志望するに至りました。
④業務
インターンシップでの知識と経験を活かし、EVを超えるゼロエミッション化技術の開発業務に携わることで貴社と日本の発展の一端を担いたいです。
(330文字)
この例文では専門知識や経験を活かしていますが必ずしも専門知識を要する訳ではなく、文系ならば自分の人柄・能力をアピールすれば大丈夫です。
(2)食品メーカー
①ビジョン
私は幼い頃に食養生で健康になった経験から、将来は体に良い食品を開発することで医食同源をより多くの人々へ認知してもらいたいと考えています。
②業界
そして、その手段として食品メーカーで健康食品を多くの人に宣伝したいと思っています。
②企業
とりわけ食品業界のなかでも健康に効果的かつ安全な食を届けることを第一に考え、実行している貴社に興味を持ちました。
さらに、会社訪問の際に〇〇さんから御社が長年健康と食の関係を追求し、〇〇や〇〇などのヒット商品を開発して来られたことを伺い、一つの商品と長く付き合いたい私にマッチしていると感じました。
③業務
アルバイトの広報の仕事で得た分析力と発信力を活かし、貴社の商品を広く知らせることができる広報部門で力を発揮することで医食同源を広く知らしめて行きたいです。
(334文字)
この例文では、「健康志向」という点で他の企業と差別化し、志望度をアピールしています。
(3)保険業界
①ビジョン
私が貴社を志望するのは、営業担当として人から企業まで様々な「安心」を提供したいと考えるからです。
②業界
私は大学時代に車に追突されたことがあり、その際に自動車保険に加入していたため経済的にも精神的にも大変助けられ、損害保険の大切さを痛感しました。
この経験から、お客様のニーズに合わせた商品を提案し、安心した暮らしを支えるサービスを提供できる損害保険業界で働きたいと考えるようになりました。
③企業
また、営業部の〇〇さんより貴社の魅力は充実した内容の保険を低コストで提供することで、生活にセーフティネットワークを持てる企業や個人を増やせることだと伺い、自身の目標に合致すると感じました。
④業務
6年間のアルバイト経験で得たコミュニケーション能力を活かし、様々な安心を支える提案をして、貴社の保険をより広めていきたいです。
(347文字)
OB訪問での学びを志望動機に活かす事でオリジナルの志望動機になり、他の就活生と差別化できます。
(4)商業銀行業界
①ビジョン
私は将来企業を金融面からサポートすることで日本経済の発展に貢献したいと考えております。
②業界
そのために、大小問わず様々な日本の企業の財政面に寄り添うことのできる商業銀行で働くことに魅力を感じています。
③企業
貴行は日本を代表するメガバンクとして長期に渡り数々の企業を支え、より経営陣に近い距離で接してきた実績が強みだとOB訪問の際〇〇さんから伺いました。
AIなどでの自動化が進む中、銀行に求められているのは経営者と近い距離で顔を合わせて二人三脚で取り組むことだと考えている私にとって、経営陣に近い位置で仕事ができる貴行に最も魅力を感じました。
④業務
入社後は法人営業担当としてクライアントに寄り添って共に運用計画を考え、対話を重視しながら共に目標の実現を目指したいと考えております。
(330文字)
業界を選定した理由として金融である点と企業の規模を問わない点をあげ、企業を選んだ理由に会社としての働き方をあげ、OB訪問の経験を述べることで説得力を持たせています。
(5)航空業界
①ビジョン
私は将来世界を飛び回り、世界の人々を笑顔にできる仕事に携わりたいと考えています。
②業界
そのために、世界中で活躍の場があり、空の旅という特別な機会を提供することで人々を笑顔にする手助けができる航空業界に興味を持っています。
③企業
とりわけ私は貴社の企業理念である「安心と信頼を基礎にする」に共感したため、貴社で働くことに最も魅力を感じています。
公共性のある仕事において、安心と信頼がなければ顧客はついてこないと考えており、安全と信頼を何よりも重視している貴社でならば本当に人々に愛され、人々を笑顔にできると思いました。
④業務
部活の練習係として培った傾聴力と問題解決力を活かし、企画職としてよりよい航空事業の方向性を作りあげたいです。
(305文字)
理念に共感したということを示して第一志望である事をアピールしています。
企業独自のものは業界や仕事内容ではなく理念や社風であることが多いため、それらを志望理由として盛り込みましょう。
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4.まとめ
この記事では、エントリーシートに志望動機を書く際のフレームワークと、フレームワークを活用した業界別例文を紹介しました。
4つのファネルを段階的に書いていくだけで志望動機が明確になり、あなたの脳内に整理された形で存在するようになります。
この記事で紹介した事を活かして志望動機を書く際のフレームワークを理解し、書類選考を突破する志望動機を書きあげましょう!
以下の記事では、実際にエントリーシートを書く際に最適なペンと封筒について紹介しているので、是非参考にしてみてください。